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こんにちは。エンワールド 取締役/入社後活躍支援チーム責任者の佐藤です。

この記事では、入社後にテーマとなる『期待値のすり合わせ』についてお話いたします。


馴染むためのチェックポイント(振り返り)

新しい職場では、功を急ぐより、まず馴染んで周囲からの信頼を得ることが大切です。
以下のチェックポイントを確認してみましょう。 

  • 新しい職場でのローカルルールを理解し、まずはマネできているか。特に社内用語、メールなどのコミュニケーション方法、書類作成方法など 
  • 同僚の名前を覚えたか。会話の中で相手の名前を積極的に呼ぶことを心がけているか 
  • 挨拶、報連相、時間や約束をしっかり守るなどの基本的なビジネスマナーを大切に出来ているか 
  • 自分から意識的にコミュニケーションを図っているか(部署内、他部署共に) 
  • 困ったときに相談でき、メンターとなってもらえそうな人を見つけることが出来たか 
  • 過去数週間を振り返って、「前職ではこうだった」という発言を多くしていないか 


いかがでしたでしょうか?もしまだ実践出来ていないポイントがあれば、まだ入社後間もないこの時期、これからでも遅くはありませんので意識してみてはいかがでしょうか? 

今日は入社後数週間が経過したタイミングで実行してみると、よりこれからの2か月目、3か月目の立ち上がりがスムーズになるポイントについて、お話出来ればと思います。 



入社2~3か月後のテーマ「期待値の擦り合わせをする」

中途採用の受入れ体制は、新卒の場合と違い企業によって大きく異なります。

入社後の導入時研修や、上司との“1 on 1ミーティング”などが制度として整備されている企業もあれば、そうでない企業も多く存在します。 


企業が中途採用で入社した方に期待することは大きく分けて以下の3つに分類されます。 

  • 早期戦力化 
  • 新しい価値の提供 
  • リーダーシップ 


『馴染む』ことで早期戦力化の下地を作った後は、実際に新しい職場での仕事を通じて実際のアウトプットを出して行くことになりますが、ここで大切なことは、自分が会社から期待されていると思っていることと、実際に会社が自分に求めていることの間にはギャップがあると認識しておくことです。 


当社が数年にわたり、企業と入社者に入社前と入社後の追跡調査を行ったときの結果を以下に示しています。

見て分かるとおり、入社者の入社後の期待値のギャップは少ないという結果に対し、企業側は少々厳しめに評価していることがわかります。 


~企業と入社者の期待値のギャップ~

(エンワールド・ジャパン調べ)


上司との面談の場を設ける

この様に、上司と自分が感じている期待値にはギャップが生じていることがあるため、入社して数週間が経ち職場にも少しずつ慣れてきたタイミングで、改めて上司が自分に対して期待していることは何かを確認する場を設けてみても良いと思います。 


日々、上司も自分も忙しく仕事をする中で、なかなか声にかけにくいことも多いと思います。

かしこまった形で聞かなくても、仕事の間の休憩の時やお昼を食べに行った時、カフェでの立ち話の時でも構わないと思います。
どう声をかけて良いかわからないという声も良く聞きます。

そんな時は、入社後1か月が経過した報告と併せて御礼も兼ねてアドバイスを聞いてみるのも良いかもしれません。 


切り出し方の例: 

  • 「入社して今日で1か月経ちました。この1か月ありがとうございます。この1か月の仕事を通して自分なりに取り組んできましたが、なにか気が付くことがあれば是非アドバイスお願いします」 
  • 「この1か月仕事をしてきてだいぶ馴染んできました。この1か月の自分の立ち上がりについてどう思いますか?」 
  • 「今日で1か月です。私としては、なんとか順調にキャッチアップ出来ていると思うのですが、入社前に期待してもらっていたことと、この1か月の仕事を見ていただいて何かギャップがあれば是非教えてください」 
  • 「仕事のキャッチアップのスピードは期待と比べてどうでしょうか?」 
  • 「日々の仕事の中で何かもう少し意識しておいた方がよいことがあればアドバイスお願いします」  など 


コミュニケーションで期待値をすり合わせ、スムーズな立ち上がりを

会社全体としては、中途採用の受入れは慣れているものの、自分が配属された部署の上司にとっては、初めての中途採用だったという話もあり、また中途採用受入れの経験値はその上司によっても大きく変わることも多々あります。

本来であれば、受入れた側である上司の方から上記のようなフィードバックを部下に聞かれなくてもすることが理想だと思いまが、先ほどお伝えしたように企業や上司の方によって、中途採用時の受入れに対するプロセスが整っていない、馴れていないこともあるのが現実です。

そんな時には、少し勇気を持って自分から上司に声をかけてみましょう。 


部下を持つ管理職としてご入社する方も多いと思いますので、そういった場合は、自分が部下に期待することだけではなく、部下にとって新しい上司であるあなたに対して何を期待しているのかをヒアリングすることも忘れないようにしましょう。

上司からの期待と同様に、部下の自分に対する期待を理解することもとても重要です。  


自分に対して何が期待されているかを的確に把握することで、どのようにその期待に応えて行けば良いかを行動計画に落とし込むことが可能になります。

皆さんの次の数週間がよりスムーズな立ち上がりになることを願っています。 


入社後の感想や、不安に思うことがありましたら、お気軽に当社の担当コンサルタントまでご相談ください!



■プロローグ:「会社に馴染むこと」はこちら■第二回:「短期目標の設定」はこちら






佐藤 有
取締役シニアヴァイスプレジデント

2003年4月から17年間一貫してリクルーティング業界に携わり、自らもコンサルタントとして多くの転職サポートを行った実績あり。
​2016年4月から取締役として営業組織統括、2018年4月から企画部門担当役員。入社後活躍推進チームを設立し採用企業と求職者サポートの仕組化を促進している。

■第一回:「期待値の擦り合わせをする」はこちら■第三回:「効率よくスタープレイヤーになる秘訣」はこちら