未経験でも海外転職できる?海外転職の方法や職種別の必要な語学力など解説

外資系転職アドバイス 転職時のポイント・注意点
2019.07.05
未経験でも海外転職できる?海外転職の方法や職種別の必要な語学力など解説

海外での就労経験を得たい、仕事をしながら英語を学びたいなど様々な理由から海外で働くことを視野に入れている人もいるのではないでしょうか。



この記事では、未経験から海外で働くためには、どのようなスキルや語学力が必要なのか、海外転職で気になるポイントについて解説します。
海外で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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海外転職を実現させる3つの方法


海外転職を実現させるためには、以下の3つの方法があります。

・日系グローバル企業の現地採用に応募する

・日系グローバル企業に転職し、駐在員になる

・海外企業の現地採用に応募する

 

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

 

日系グローバル企業の現地採用に応募する


日系グローバル企業の現地支社、現地支店の求人に直接応募する方法です。

 

働く国や期間、仕事内容や業種、職種を自分で選ぶことができるのは利点といえるでしょう。採用後の働きぶりによっては、現地採用の立場から本社採用の駐在員に変わる可能性もあります。基本的には残業が少なく休みも取りやすいなどの特徴があるようです

 

給与は現地の水準で決定されるため、同じ企業内であっても駐在員より低いことが多く、住宅手当などの福利厚生もないことが多いようです。また、英語や現地語で現地のスタッフと同レベルで意思疎通できることが求められるでしょう

 

日系グローバル企業に転職し、駐在員になる


日系グローバル企業に就職し、その会社の海外支社や海外支店、現地法人に出向するという方法です。

 

会社都合による海外勤務のため、自分の希望通りの国に行けるとはかぎらないでしょう。また、滞在期間や仕事内容も会社が決めるもので、自分の希望は通らないことが多いでしょう。

 

給与は日本の水準で決まるため、現地採用のスタッフより高いことが多く、基本的に住宅手当や教育手当などの福利厚生も充実しているケースが多いようです。語学力は、日本人を相手にすることが多い場合は、日常会話レベルでよいでしょう。

 

海外企業の現地採用に応募する


海外企業の現地採用に応募し、採用される方法です。現地の企業の場合や、現地に進出している他国の企業の場合があります。

 

自分で応募するものなので、国や仕事内容などを選択することが可能です。また、給与は現地の水準で決定され、基本的に住宅手当などの福利厚生がないことが多いようです。

 

取引先や販売先が日本絡みでない場合は、高い語学力が求められることが多いため、ビジネスレベルの英語や現地語の習得が必要となるでしょう

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未経験でも海外転職できる?


未経験での海外転職は、「充分に可能」だといえるでしょう。ただ「未経験」の定義はあいまいで、業種や業界により様々な状態を想定しているという問題があります。

こでは、未経験での海外転職の状況や背景について詳しく解説します。

 

「未経験」の定義


まず、未経験といっても大きく分けて以下2種類の意味あいがあります。

・職種未経験者

・業界未経験者

 

また、企業によってどの程度を「経験者」「未経験者」と分類するかはさまざまのため、「未経験者」という言葉を目にしても、それが何を指すのか見極めることが大切です。

 

未経験者を募集する背景としては、以下などが挙げられます。

固定概念を持っていない人材を一から育てたい

・できれば経験者を求めたいが人材が集まる保証がない

・別の業界や職種の経験を活かして、新しい発想を持ち込んでほしい

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英語が話せなくても海外転職できる?


英語が話せなくても海外転職は可能といえるでしょう。ただし、業種や職種、企業によって求められる語学スキルは異なるでしょう

ここでは、実際に現場で求められる英語力を、TOEICスコアを目安に職種別に解説します。

 

肝心なことは、現時点で英語力を持っていなくても、今後勉強して習得していく熱意や伸びしろを感じてもらうことであり、英語力が低いままでもよいということではありません。

 

エンジニアなどの開発職


エンジニアやプログラマーなどの開発職の場合、高い語学力は求められない傾向にあります
エンジニアが使う専門用語のほか、日常会話レベルの語学力があれば仕事に支障がないことが多いようです。

 

TOEICスコアとしては400点程あればよいでしょう。TOEICスコア400点とは、看板や標識を見て何を意味しているか理解できるレベルで、片言の単語で最低限の意思疎通ができる状態です。

 

日系グローバル企業で従業員管理をする管理職


日系グローバル企業で従業員管理をする管理職の場合は、やや高度な英語スキルが必要になってくるでしょう。TOEICスコアの目安は600点以上です。

 

現地のスタッフに業務の指示をしなければならないため、円滑にコミュニケーションが取れる程度の語学力は必要となるでしょうまた、アジアやアフリカなどの開発途上国では、英語ができれば現地語は話せなくてもよい場合も少なくないようです

 

商談やプレゼンを頻繁にする営業職


営業職の場合は、高い英語スキルが必要になるでしょう

現地の取引先相手に商談やプレゼンテーションを通して商品やサービスを理解してもらわなければならないため、高度なビジネス英語の習得が求められる傾向にあります。TOEICスコアでは最低でも800点以上は必要とされています

 

日本人観光客を相手にするサービス職


日本人を相手に接客するサービス業では語学力問われないケースが多いようです。日本人がよく訪れる海外の観光地で、日本人向けに商品やサービスを提供している場合などは、日常会話程度の英語ができれば十分でしょう。また、海外進出した日本企業に向けた営業職などでも、相手にするのは日本人なので、日本語が話せることが強みとなるでしょう

 

アジア圏で母国語が英語でない場合は、お互いにネイティブではないので、英語に自信がない人でも働きやすくおすすめです。

 

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海外転職のメリット・デメリット


海外転職は日本とは異なる労働環境、価値観の中で働くということで、そこには日本で就労するのとは違ったメリットやデメリットがあります。以下で紹介していきます。

 

メリット

残業が少なく労働環境がよいケースが多い


海外でも、自身の仕事が終わらなければ、自身のプライベートの時間を仕事に充てることはあるでしょうか。しかし、基本的に海外では仕事とプライベートのバランスを重視する傾向にあるため、比較的残業は少ないと思っても良いでしょうまた、国によっては雇用側に従業員に有給休暇を取得させることを義務付けているところもあるため、労働環境はよいケースが多いといえます

 

多様な価値観に触れられる


国内では触れることができなかった、さまざまな文化や価値観に触れられるので、自分自身の視野や発想力が広がるきっかけにもなるでしょう。

 

一定の給与が保証される


国によって金額は異なりますが、就労ビザを取得する上で最低賃金が設定されているため、一定の給与保証されるでしょう。例えば、イギリスの場合、月収£9.5(約1,500円)以上でなければ就労ビザは発行されません。(2021年時点)

 

海外での就労経験が得られる


海外での勤務経験や培った語学力、現地での体験は日本に戻った後も強みになり、次のキャリアを見据えたときにアドバンテージになるでしょう。

 

デメリット

日本との距離が遠い


海外転職をすると、なかなかすぐには日本に帰れなくなります。休暇が取りやすい場合も、渡航費用や時間がかかるので頻繁に行き来は出来ないでしょう。

 

現地のサービスや治安の問題


国や地域にもよりますが、日本に比べて治安が悪い場合もあります。また、行政や医療サービスの面で日本より水準が下がる場合もあります。

 

就労ビザの問題


就労ビザが発行されれば、最低賃金は保証されますが、政情不安などの問題でビザが発行されない場合、自分の意志に反して帰国を余儀なくされることもあります。

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海外転職の流れ


海外転職の流れは基本的に日本での転職と同じです。求人情報を見つけたら履歴書を送って応募し、面接を通過した後に内定となります。

 

海外転職活動の基本ステップ


ここでは、具体的な海外転職のフローについて説明します。

前述のとおり、基本的な流れは日本と同様ですが、海外転職となると日本とは大きく環境も変わってくるため、転職活動を始める前に丁寧に情報収集をすることが大切です。

1 転職したい国を決める


働く国を決めるにあたっては、自分が現地でどのようなことを目指すのかを明確にする必要があるでしょう。また、現地の政治状況や経済状況も考慮した方がよいでしょう。ヨーロッパや米国では比較的就労ビザの取得が大変であることが多いですが、東南アジアなどでは海外出身の労働者の受け入れ盛んです。

 

2. 希望条件を考える


海外転職に関する情報を集めながら、以下のよう、自分の希望する仕事や条件を具体化していきましょう

 

・どの国に行きたい

・どのようなスキルや経験を活かして仕事をしたいの

・どんな職種に就きたいの

・給与はいくら以上望むのか

・勤務地の希望は都市部か郊外か

・通勤手段はどうするのか

・休暇はどう過ごしたいの

・語学をどのようなスパンで習得するのか、仕事で活用するのか

 

3. 求人情報を探す


海外での求人情報の探し方には、以下の3種類のパターンがあります。

 

・日本の求人情報サイトが運営する、海外求人コーナーを利用するパターンです。情報は日本語で掲載されていることが多いです。

・日本の求人情報サイトの海外支部が運営する、日本人向けの情報サイトを利用するパターンです。情報は英語や現地語の場合もあります。

・海外の求人情報サイトが運営する現地求人サイトを利用するパターンです。情報は英語または現地語で掲載されています。

 

4. 面接を受ける


面接は基本的に現地で行われます。ただし最近ではオンライン会議システムやスカイプ、電話などで面接が行われることもあるようです

わざわざ現地まで訪問せずに面接を済ませられるのは便利ですが、自分の目で現地の様子を確認することも大切です。

 

5. 内定をもらったら


内定は電話またはメールで連絡が来ます。内定連絡を受け取ったら、承諾の返事をすぐに伝えなくてもよいですが、いつまでに返事をするつもりなの先方に期限を伝えるようにしましょう。面接のため現地に滞在しているときに内定が出る場合もあります。その場で承諾してもよいですし、帰国後、家族と相談のうえ返事をしても構いません。

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まとめ


未経験での海外転職について、海外転職の方法、求められる語学レベルの目安、海外転職のメリット・デメリット、海外転職の基本的な流れまで幅広くお伝えしました。

 

未経験でも海外転職は可能ですが、国や希望する業種・職種によっても、必要な語学力やスキルは異なります。海外転職をする際には、自分が海外転職で何を実現したいのか目的を明確にした方がよいでしょう

 

日系グローバル企業に転職して、現地の駐在員を目指すなら、転職エージェントを利用するのもおすすめです。また、海外転職する前に、外資系企業や日系グローバル企業へ転職して、日本にいながら異文化を経験するのもよいでしょう。

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