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ハードルが高いイメージのある外資系企業への転職。しかし業界によっては転職しやすい業界もあり、医療機器業界はそのうちのひとつであるといわれているようです。
ここでは医療機器業界の傾向や狙い目だといわれる理由、そして外資系医療機器業界で活躍するためにはどのようなスキルが必要なのかを見ていきましょう。
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医療機器業界の現状

一般的に医療機器業界は景気などの影響を受けにくい安定した業界であるといわれています。特に、すでに超高齢化社会に突入している日本では、医療機器業界を含む医療業界は拡大傾向にあるといえるでしょう。
そもそも医療は人の命にかかわるものであり、なくてはならないものです。そのため需要は常に高い状態にあり、日本だけでなく世界的にも医療・ヘルスケア業界は右肩上がりの業界であるといわれてきました。
実際に令和2年2月に経済産業省が発表している「経済産業省における医療・福祉機器産業政策について」によると、世界的な高齢化や新興国などの国際需要の高まりにより医療機器のグローバル市場は拡大傾向にあることが明らかになっています。
医療機器の輸入額が増加傾向にあり、特にカテーテルやペースメーカーなどの治療機器においては輸入比率が高くなっていることからも外資系企業が積極的に日本市場へ参入していることがうかがえるでしょう。
そのため医療機器業界では求人が常に一定数確保されている状態で、採用も活発に行われています。そのため、職種にもよりますが医療機器業界は比較的転職しやすい業界だといえるのではないでしょうか。
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未経験でも外資系医療機器メーカーにチャレンジできる?
外資系企業への転職は一般的にハードルが高い傾向にあります。外資系企業未経験の場合もそうですが、その業界での経験がない場合は特に難しくなりがちです。これは外資系企業では即戦力が求められることに関係しています。
しかし、中には未経験でもチャレンジしやすい業界や職種も存在するのです。医療機器業界において、外資系医療機器メーカーは成長が見込める日本のマーケットに積極的に参入を行っているので日本人の採用ニーズも高い傾向にあり、優秀な人材をいつも求めているので未経験でも比較的チャレンジしやすいといえるでしょう。
基本的には外資系企業への転職の際にはその業界の知識や経験が求められますが、求人ニーズの旺盛な外資系医療機器業界では技術職・研究職以外の分野、特に営業職やマーケティング職などであれば業界未経験であっても転職できる可能性はあります。
その中でもMR(Medical Representatives)、医療情報担当者と呼ばれる職種は未経験でも採用されやすい職種のひとつとして挙げられるでしょう。
MRは医師や薬剤師、技師などの医療従事者に自社の製品の安全性や品質、有効性などの情報を提供し、医療従事者からはその製品を使用したフィードバック、いわゆる「現場の声」を収集し自社に伝え、製品の向上につなげるという役割を担っています。
自社製品を医療従事者に選んで購入してもらうことが主な業務内容となりますが、安全に製品を使いこなしてもらうためのサポートを行うのもMRの重要な仕事のひとつといえるでしょう。
業界の知識を持っているのに越したことはありませんが、それ以上に営業力や対人スキルが重視される職種なので業界未経験であっても採用されやすく、実際に他業種からの転職も多い傾向にあるようです。
外資系医療機器メーカーに求められる人材とは
外資系医療機器メーカーに転職するには、英語力や業界の知識が基本的には求められます。
英語力
やはり外資系企業で働くのであればある程度の英語力は必要となります。
本国とのやり取りで英語が必要になるのはもちろん、社内の公用語が英語であったり、そうでなくとも会議やメールなどの文書では英語が使用されていたりすることがあるので、日常会話レベル以上、目安としてはTOEIC(Test of English for International Communication)700~800点程度の英語力は身につけておきたいところでしょう。
マネジメントクラスへのキャリアアップを図るのであれば、ビジネスレベル以上の英語力は必須です。
医療関連知識・経験
職種にもよりますが、医療機器メーカーでは高度な専門知識が必要なため医療機器関連企業での経験や医療業界の知識があると歓迎されます。特にこの傾向は技術職や研究職で強く見られます。
MRなどの営業職などでは医療関連の知識や経験がそこまでシビアに問われず、未経験でも転職できる可能性はありますがその際は前職でどのようなスキルを培っているのかを問われることになるでしょう。
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医療機器メーカーの代表的な企業

医療機器業界の売上上位ランキングは主に医療機器メーカーが占めています。トップ10は欧米企業であることを考えると、外資系企業機器メーカーが外資系企業の中でも比較的転職しやすいといわれることもうなずけるのではないでしょうか、
2018年の売上げランキング1位のメドトロニックは心臓ペースメーカーに強みがある企業で、日本法人も2社存在します。
2位のジョンソン・エンド・ジョンソンは医療機器メーカーになじみがない方でもよく知っている企業でしょう。外科領域の医療機器において多くのシェアを握るほか、医薬品でも売り上げ上位に食い込んでいます。
3位にはロイヤル フィリップス、4位にはGEヘルスケア、ここまでは米国企業が占めており5位にはドイツのフレゼニウスが位置しています。
このほか代表的な外資系医療機器メーカーといえば、ドイツのシーメンスやスイスのノバルティス、米国のダナハ―やカーディナル・ヘルス、バクスターなどが挙げられるでしょう。
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まとめ

外資系企業には日系企業とは異なる転職対策が必要です。エンワールド・ジャパンでは、最適な転職先をご紹介させていただくのはもちろん、面接などの転職のプロセスもしっかりとサポート。理想の転職を実現させるためのお手伝いをいたします。
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参考