転職準備に「資格」は必要?30代・40代・未経験者に人気の資格一覧

外資系転職アドバイス
2019.10.22
転職準備に「資格」は必要?30代・40代・未経験者に人気の資格一覧

転職市場では、どのような資格が注目されているのでしょうか。即戦力としての活躍が求められる傾向にある外資系企業への転職を目指すなら、転職に有利となり得る資格についても押さえておきたいところです。

今回は、転職で有利になる可能性のある資格についてまとめています。特に、外資系企業・日系グローバル企業への転職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

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資格があると転職が有利になるって本当? 

実際に、転職に有利な資格は存在するといえます。とはいえ、資格にはさまざまな種類があるので、転職後の仕事に役立つものを選んで取得することが大切となるでしょう。 

闇雲に資格を取得するのではなく、しっかりとした意図をもって資格取得を目指すことは、その取り組み自体が選考でのアピールに繋がる場合もあります。 

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転職に有利となる一般的な資格5選 

それでは、転職を意識して資格取得を目指す場合、どのような資格を選べばいいのでしょうか。資格の中には、多くの企業で求められる共通のスキルを磨けるものもあります。 

ここでは、取得すると転職に有利となる一般的な資格を紹介します。自分の職能に合わせてトライしてみましょう。 

TOEIC・TOEFL

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TOEICやTOEFLは英語力を客観的に示すことができるテストです。そのため、外資系企業や日系グローバル企業の中には従業員の受験を必須としているところもあるようです。採用時の入社の条件としてテストの点数を設定している企業もあるため、高得点をマークしておきたいところでしょう。 

具体的な目安としてはTOEICなら600点以上、TOEFLなら213点以上とされる場合が多いです。英語力はどの企業においても活かせるスキルのひとつなので、高得点を獲得してキャリアップを目指しましょう。 

  

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) 

MOSは「Microsoft Office Specialist」の略で、WordやExcelをはじめとするマイクロソフトオフィスのソフトを使いこなすスキルがあることを示す資格です。近年では、多くの企業でオフィス系ソフトを導入しているため、取得しておけば転職時のアピールに繋がる可能性があります。 

なお、バージョンによって試験内容が違うため、できれば最新の試験を受けておきましょう。 

  

社会保険労務士 

人事労務や社会保険に関する手続きはどの企業でも必要ですが、複雑で難しい内容となっているとされています。社会保険労務士は、そんな人事労務や社会保険に関する専門知識を保有していることを証明する国家資格です。 

そのため、社会保険労務士の資格を取得していれば、バックオフィスで即戦力となる専門知識があることをアピールできるので、転職時も採用につながりやすいでしょう。 

  

ファイナンシャル・プランナー(FP) 

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FPは、個人のお金にまつわるライフプランを立てるために必要な知識を習得していることを証明する資格です。金融業界や保険業界など、個人に対して金融商品を販売する仕事に就く人の多くが取得しています。また、土地や建物といった大きな金額の商品を個人に販売する不動産会社でも生かせる資格です。 

よって、BtoCの営業職に転職するなら取得しておくと役に立つ可能性が高いでしょう。できれば2級以上を取得するのが望ましいでしょう。 

  

日商簿記 

日商簿記は、企業のお金の流れを把握するための知識を保有していることを証明する資格です。2級以上を取得していれば、経理や会計の即戦力として活躍できる知識があることをアピールできるでしょう。 

一般事務に応募する場合も経理や会計に関わる作業を担当することがあるので、取得しておくと心強いでしょう。また、簿記の資格を取得していれば、営業職においても数字に対して強いことを示せるでしょう。 

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【営業職】転職市場で人気の資格4選 

転職でアピールできる資格は、業種によっても異なります。営業職として転職するなら、どのような資格があると有利になり得るのでしょうか。ここでは、営業職への転職に活かせる資格をピックアップして紹介します。 

  

中小企業診断士 

中小企業診断士は、経営に関する幅広い知識を保有していることを証明できる資格です。取得に際して、経営戦略はもちろん、人事や財務など細かいところまで把握している必要があります。 

経営コンサルタントの資格としては唯一の国家資格で、試験は1次と2次に分かれており、合格率はそれぞれ20%程度となっています。難易度が高く、数年勉強してやっと取得できるケースも少なくありません。そのため資格を取得できれば、コンサルティング業界の幅広い分野で評価されるでしょう。 

  

宅地建物取引士 

通称「宅建」とよばれる資格で、土地・建物の売買や賃借の契約に必要な国家資格です。不動産契約における重要事項説明をおこなうためには、宅地建物取引士の資格が必要となります。合格率は15%程度とされており、取得するためには十分な勉強が必要といえます。 

この資格は、建築会社や不動産管理会社だけでなく、金融業界への転職にも有利だとされています。 

  

税理士(科目合格含む) 

税理士の資格を取得するには、11科目の中から5科目を選んで勉強する必要があり、5科目すべてを合格する難易度は高いとされています。 

そのため、一度にすべて合格できなかった場合でも合格した科目について「科目合格」が認められており、次回の試験で受験が免除されます。科目合格であっても高い専門性や知識があるといえるため、転職活動においてもアピールに繋げられるケースが多いです。 

特に財務・経理のコンサルティングを担当する営業職であれば、役に立つ可能性が高いでしょう。 

  

CFP・FP技能士 

CFPとFP技能士は、どちらもファイナンシャル・プランナーの資格です。ただし、CFPは民間資格、FP技能士は国家資格という違いがあります。CFPはFP技能士1級と同レベルの資格とされており、いずれも深い知識が必要な資格であるため、さまざまな営業職への転職において役に立つでしょう。 

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【事務職】転職市場で人気の資格4選 

事務職に転職する際も、資格はおおいに役立つといえます。ただし、希望する業種や部門によっても有利な資格が変わってくるため、事前に確認するようにしましょう。ここでは、転職市場で人気の資格のうち、事務職に関連する資格を紹介します。 

  

行政書士 

行政書士は、公的な書類を作成するために必要な知識があることを証明する資格です。そのため、公共事業に関わることの多い企業の事務職へ転職するなら、行政書士の資格があると有利となるでしょう。具体的には、建設業や不動産業などの事務職があげられます。 

一般財団法人行政書士試験研究センターの公式発表を観ると合格率は平均10%程度であることから、難易度は高めといってよいでしょう。  

司法書士 

司法書士は、登記や供託に関する案件をうことができる国家資格です。法務省の発表によると司法書士試験の合格率は3~4%となっていることから、難易度は高いといってよいでしょう。法律に関する細かい知識が必要となりますが、実務経験がなくても合格は目指せます。司法書士の資格を取得できれば、企業の法務部へ転職できる可能性も高くなるでしょう。 

  

キャリアコンサルタント技能士 

キャリアコンサルタント技能士の資格があれば、就職や転職を希望する人のキャリアについて相談に乗るための知識があることを証明できます。資格を取得するには一定の実務経験や講習の受講が必要なため、取得のハードルは高めだといえます。コンサルティング会社や人材派遣会社などに転職する場合に有利な資格と考えて良いでしょう。 

  

秘書検定 

秘書検定の試験では基本的なマナーや常識が問われるため、秘書を目指す人以外でも取得しておいてもよい資格だといえるでしょう。難易度もそれほど高くないことから取得を考える人も多いため、転職時にアピールするなら2級以上の取得を目指したほうがよいでしょう。 

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【IT・技術職】転職市場で人気の資格4選 

IT・技術職に転職するのであれば、仕事に直結する専門知識を証明できる資格があると有利になる可能性があります。ここでは、転職市場で人気のIT・技術職に役立つ資格を紹介します。 

  

基本情報技術者 

基本情報技術者は、「情報処理の促進に関する法律」に基づいて経済産業省が認定している国家資格で、情報処理技術者試験のひとつとされています。ITに関する基本的な知識が問われるため、ITの知識がまったくない状態から受験するなら、しっかりとした勉強が必要となるでしょう。 

ただし、IT業界での転職は資格の有無よりも実際のプログラミングスキルや実務経験が求められる傾向にあるので、資格だけにとらわれることなく実践力も磨いていったほうがよいでしょう。

  

情報処理安全確保支援士 

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情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティについての知識を証明する国家資格です。合格率は20%未満となっており、難易度が高い傾向にあります。セキュリティについての知識はIT企業にとって重要なものであるため、転職でもアピールに繋がるでしょう。 

ただし、IT業界では実際のスキルや実務が特に重要視されている傾向にあるので、キャリアプランや希望する企業・職種を考慮して取得するかどうか決めたほうがよいでしょう。

  

ITパスポート 

ITパスポートは、ITを活用する人にとって必要な知識を保有していることを証明する資格です。経済産業省が認定している国家資格ですが、難易度はそれほど高くないため取得しやすいとされています。 

試験で問われるのは基本的な知識が中心であることや、さらに上位の資格も多数あることから、ITを専門とする技術者としての初歩的な資格だと考えた方がよいでしょう。 

  

ウェブデザイン技能検定 

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ウェブデザイン技能検定は、webデザイナーに関する唯一の国家資格です。1~3級に分かれており、ウェブデザインに必要なスキルや知識が問われます。3級であれば誰でも受験可能で、合格ラインは筆記試験・実技試験それぞれ7割です。未経験からwebデザイナーを目指すのであれば、取得を目指すとよいでしょう。 

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【外資系企業】転職市場で人気の資格4選 

外資系企業への転職を目指す場合、どのような資格を取得すると有利になる可能性があるのでしょうか。外資系企業で役立つ資格としてはMBAが有名かもしれませんが、難易度が高く取得に時間がかかります。外資系企業への転職に役立つ資格はMBA以外にも多くあるため、転職市場で特に人気の資格をピックアップして紹介します。 

米国公認会計士(USCPA) 

米国公認会計士(USCPA)は、アメリカの公認会計士の資格です。日本でも受験可能で、日本の公認会計士の試験よりも取得しやすいといわれています。ただし、もちろん専門知識は必要であり、ビジネスに通用する英語力も求められます。 

  

国連英検 

公益財団法人日本国際連合協会が認定している資格です。TOEICとの違いは、国連の活動に関する時事問題が出題されたり、コミュニケーションが重視されたりしている点だといえるでしょう。受験級はA~Eに分かれており、最も簡単なのはE級です。外資系企業への転職でアピールするなら、B級以上を取得しておいた方がよいでしょう。 

  

国際秘書検定 

国際秘書検定は、秘書業務において日本語と英語の両方に対応できることを証明する民間資格です。プライマリー試験とファイナル試験があり、ファイナル試験は難易度が高めだとされています。秘書としての能力だけでなく、ビジネスに役立つ英語力があることをアピールできるでしょう。 

  

BATIC 

BATICは「Bookkeeping and Accounting Test for International Communication」の略で、アメリカの簿記や会計に関する知識を問う試験です。点数で合否を決めるわけではなく、点数によって一定のスキルがあることを証明します。BATICを受験して高いレベルを示すことができれば、外資系企業の財務や経理への転職に有利になる可能性があります。 

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まとめ 

転職を有利に進めるためには、資格も心強いアピールポイントになる可能性があります。また、転職を意識して資格を取得するなら、それと並行して自分自身の実績や実務経験もしっかり積み上げられるように心がけましょう。 

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