エンワールド・ジャパンで転職を果たされた方はおおよそ活動を開始してから1年以内で思い通りの転職を果たしているようです。もしあなたが、数々の案件に応募したり、転職サービスに登録したものの、活動が思いのほか長引いていると感じているのであれば、キャリア形成に対する考え方をリセットしてみてはどうでしょうか。机に向かってじっと考えるものではなく、日常生活の中できる振り返りを書いてみました。
希望する職務に対して、十分な経験やスキルを持っていますか。効果的なアピールができていますか。
採用の過程は、書類選考、人事面接、採用担当者面接とさまざまな段階があり、それぞれの形式に有効なアピール方法を身につけることが必要です。ジュニアレベルのポジションであれば担当した業務をリストアップすることでも足りますが、あなたがこれから応募するポジションでは明確な成果が求められるでしょう。自分がなぜ有力な候補者で、採用されるに値するかを論理的に説明できるようにしましょう。自分の慣れ親しんだ環境ではない外部の人に、自分の仕事と功績を客観的に説明できるようコミュニケーション力をつけておくことが重要です。
どこでボーダーラインを引きますか。
何度応募しても、希望の職が見つからず月日が経ってしまったということであれば、あなたはもしかして鍵の合わないドアの前にずっと立っているだけなのかもしれません。その場合、いくらノックをしてもそのドアが開く可能性は低いでしょう。しかし他のドアを開けることができるかもしれません。時代の変化は早くなってきています。今までになかった職業が生まれ、組織のあり方、テクノロジー、そしてあなた自身も常に変化をしています。今まで大きな企業で勤務していたからといって、次も同じような境遇を期待したり、仕事に安定を求めることは避けたほうが賢明でしょう。給与が減ることがあるかもしれません。現実を見極め、あなたの経験や専門知識を評価し、また成果を出しやすい場所を探すことです。
100点で満足せず、スキルをさらに伸ばしてみましょう。
現職の職務はどのように果たしているでしょうか。指示されたことをこなすだけでは十分ではありません。グローバルスタンダードでは、指示される業務は5段階評価中3にあたります。100点満点ではありますが、期待されたことをしただけの当然のレベルと考えたほうがよいでしょう。この枠を飛び出し、新しいものに挑戦することでスキルアップを実現することができます。
積極的に人脈を広げましょう。
パッションを持って仕事に取り組んでいる方は、同じような経験、興味、パッションをもっている方との交流を楽しんでいます。新たな発見と共有を求めてセミナー、ボランティアなどに出かけてみましょう。業種、年齢、国籍にかかわらず、似たマインドセットの人と交流することは、あなたの長期的キャリア設計にさまざまなインスピレーションをもたらすことでしょう。
エンワールド会員の方は、こまめなプロフィールのアップデートをお勧めいたします。リサーチャーがサーチをかける際、登録月日は関係ありません。あなたがどれくらい価値を持っているかを証明する場としてご利用ください。