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近年のゲーム業界は、スマートフォンやオンラインゲームの著しい普及の影響を受け、転職市場でも人気を集めています。
なかには世界規模でファンを獲得している企業もあり、グローバルに活躍したい方にとって、多くの可能性が広がっている業界といえるでしょう。一方で、高度な専門スキルと経験が求められる業界でもあるため、転職を成功させるには入念な下準備が必要です。
本記事では、2025年最新版の国内ゲーム業界の売上高・年収ランキングTOP10を紹介します。世界的な売上高ランキングや、転職を成功させるポイントも解説するので、ゲーム業界への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。
国内ゲーム業界の売上高ランキングTOP10
まずは国内ゲーム業界の最新売上高ランキングTOP10を紹介します。
| 企業名 | 売上高 | |
| 1位 | ソニーグループ株式会社 | 12兆9,570億6400万円 |
| 2位 | 株式会社バンダイナムコホールディングス | 1兆2,415億1300万円 |
| 3位 | 任天堂株式会社 | 1兆1,649億2200万円 |
| 4位 | 株式会社サイバーエージェント | 8,012億3600万円 |
| 5位 | 株式会社ネクソン | 4,462億1100万円 |
| 6位 | セガサミーホールディングス株式会社 | 4,289億4800万円 |
| 7位 | コナミグループ株式会社 | 4,216億200万円 |
| 8位 | 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス | 3,245億600万円 |
| 9位 | 株式会社KADOKAWA | 2,779億1500万円 |
| 10位 | 株式会社カプコン | 1,696億400万円 |
日本のゲーム業界はソニーが圧倒的な売上高を誇っており、続いてバンダイナムコ、任天堂が1兆規模での売上高を記録しています。3社とも世界的に有名なゲーム機本体を製造する企業であることが、売上高の高さにつながっていると推測できます。
4位のサイバーエージェントはゲーム機本体の開発・製造こそ行っていないものの、これまでの広告事業で培ってきたマーケティングノウハウを活かし、人気タイトルを複数打ち出すことで安定した収益を挙げています。
(※)ランキングデータは、2025年9月時点となります。ランキングとデータは変動します。
国内ゲーム業界の平均年収ランキングTOP10
ここからは「エンゲージ会社の評判」をもとに、国内ゲーム業界の平均年収ランキングTOP10(※)を紹介します。企業の概要や福利厚生も解説するので、ぜひ参考にしてください。
(※)本ランキングは、2025年9月時点で参照したデータをもとに作成しています。ランキングとデータは、時期によって変動する可能性があります。
任天堂株式会社|962万円
第1位にランクインしたのは任天堂株式会社で、平均年収は962万円(※)と高い水準です。
任天堂株式会社は、1983年に発売した家庭用テレビゲーム機が大ヒットしたことで、ゲーム業界を牽引する企業へと成長しました。さらに2017年に打ち出した最新型ゲーム機は世界規模での人気を博し、現在では国内に留まらず世界のゲーム市場でも注目を集めています。
また、フレックス制度の導入や積極的に社内研修を行うなど、働き方改革を推進しながら人材育成に力を入れているのも同社の特徴です。
(※)参照:任天堂株式会社の評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
ソニーグループ株式会社|870万円
第2位は、平均年収870万円(※)のソニーグループ株式会社です。2025年9月時点の売上高は、国内で1位、世界でも3位にランクインしています。
ソニーグループは、テレビなどのハードウェアや音楽、金融、半導体事業などさまざまな事業を世界規模で展開するグローバル企業です。ゲーム分野では、1994年に発売したゲーム機が世界的に大ヒットし、今もなお最新技術を取り入れた後継機を開発し続けています。
多様性を重視した人材登用とワークライフバランスを取りやすい職場環境の整備に注力しており、近年では女性管理職の登用も積極的に行っているのが特徴です。
(※)参照:ソニーグループ株式会社の評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社ディー・エヌ・エー|755万円
第3位には、株式会社ディー・エヌ・エーがランクインしました。平均年収は755万円(※)です。
ディー・エヌ・エーは、スマートフォン向けゲームやパソコンで遊べるプラットフォームなど、多彩なゲーム開発に強みを持っています。このほかにも、ヘルスケア関連のアプリ開発やスポーツ分野のイベント企画など、幅広い事業を展開しているのが特徴です。
フルフレックスやフルリモートなど自由な働き方ができる制度が充実しており、仕事とプライベートの両立を大切にする社風に定評が集まっています。
(※)参照:株式会社ディー・エヌ・エーの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社アカツキ|722万円
第4位は株式会社アカツキで、平均年収は722万円(※)です。
アカツキは2010年に創業し、世界規模での人気を誇る国内漫画シリーズのスマートフォンゲームのヒットで注目を集めました。
売上高で上位ランクインはしていないものの、2017年には東証一部へ上場しており、将来性が期待できる企業として知られています。
(※)参照:株式会社アカツキの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社|711万円
第5位はガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社で、平均年収は711万円(※)です。2002年の創業以来、スマートフォンアプリやオンラインゲームを提供し続けています。
2012年にはパズル要素を取り入れたスマートフォン向けゲームが大ヒットし、ゲーム開発において優れた技術や表現などをたたえる表彰制度である「CEDEC AWARDS 2012」で最優秀賞を受賞しました。
社内にはリフレッシュルームやカフェなどを設け、社員が心地よく過ごせる設備が整っています。部署によっては時短勤務やリモートワークも可能なので、ワークライフバランスを意識した働き方を実現しやすいでしょう。
(※)参照:ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社KADOKAWA|680万円
第6位は株式会社KADOKAWAで、平均年収680万円(※)です。
1945年の創業当初は出版社としてスタートしましたが、近年ではさまざまなメディア事業を展開する日本有数の総合エンターテイメント企業として成長を遂げています。ゲーム分野では、オンラインゲームやゲームソフトの開発・販売力に強みがあります。
働く場所を自由に選べるワークプレイスチョイス制度のほか、フルフレックスや時短勤務など、社員の働きやすさを重視した職場環境の整備を積極的におこなっています。
(※)参照:株式会社KADOKAWAの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
セガサミーホールディングス株式会社|643万円
第7位は、平均年収643万円(※)のセガサミーホールディングス株式会社です。セガサミーホールディングスは、株式会社セガとサミー株式会社が2004年に経営統合して誕生した企業です。
ゲームや映像などのコンテンツを中心に、多種多様な遊びを提供するエンターテイメント事業を展開しています。海外売上高比率は65%と、世界的にも認知度が高い企業であるのも特徴の一つです。
フレックスタイム制度や時間ごとの有給休暇制度などを導入し、積極的に働き方改革を進めているのも同社の魅力です。また、企業内大学として「セガサミーカレッジ」を設置しており、社員の教育研修制度にも力を入れています。
(※)参照:セガサミーホールディングス株式会社の評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社MIXI|630万円
第8位は平均年収630万円(※)の株式会社MIXIです。
SNSサービスmixiの運営会社として創業した株式会社MIXIは、2013年にサービス提供を開始したスマホゲームアプリがヒットして以来、ゲーム分野を中心に事業展開しています。
また、社員が新たなミッションにチャレンジするための社内公募制度や、部署の異なる社員同士が交流しながら行う社内勉強会など、社員が自主的にスキルやノウハウを高めるための制度を積極的に設けているのも特徴です。
(※)参照:株式会社MIXIの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社サイバーエージェント|620万円
第9位は株式会社サイバーエージェントで、平均年収は620万円(※)です。
サイバーエージェントはインターネット広告事業を中心に、ゲーム事業やABEMAなどのメディア事業を展開する企業です。
社員の挑戦を尊重する文化があり、フラットな社風が特徴的です。社員の育児支援も重要視しており、ライフステージが変わっても働き続けられる環境が整っています。
(※)参照:株式会社サイバーエージェントの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
株式会社ネクソン|611万円
第10位の株式会社ネクソンは、190を超える国と地域でゲームを提供しているグローバル企業で、平均年収611万円(※)です。
2002年の創業以来、オンラインゲームやモバイルゲームの開発・販売を事業の中心としています。
リフレッシュ休暇制度やリモートワーク制度、フレックスタイム制度などを積極的に導入しているほか、福利厚生が充実している点が同社の魅力です。また、業務スタイルは個人の裁量が大きく、チャレンジを尊重する文化があります。
(※)参照:株式会社ネクソンの評判・口コミ|エンゲージ会社の評判
ゲーム業界の世界的売上高ランキングTOP5
次は、ゲーム業界でグローバルな活躍を目指す方に向けて、同業界の世界的売上高ランキングTOP5を紹介します。
(※)ランキングデータは、2025年9月時点となります。ランキングとデータは変動します。
Microsoft Corporation(アメリカ)|2,817億ドル
世界的売上高ランキングの第1位は、アメリカに本社を置くMicrosoft Corporationです。
同社はソフトウェアやハードウェアの開発・販売のほか、クラウドサービスや企業向けITソリューションサービスなどを世界規模で展開するグローバル企業です。
売上高は2,817億ドルと2位以下に大きく差をつけ、圧倒的1位の座を獲得しています。
Tencent Holdings Ltd.(中国)|925億ドル
第2位は中国のTencent Holdings Ltd.(以下テンセント)で、売上高は925億ドルです。
テンセントは「中国3大ビッグ・テック企業」と呼ばれる企業のひとつで、世界的に著名なゲーム企業としてもその名が知られています。
ビデオゲームやデジタルコンテンツの提供に加え、クラウドコンピューティングや広告、フィンテックなど、革新的な製品とサービスを開発し、近年急成長を遂げている企業です。
ソニーグループ株式会社|874億ドル
第3位にランクインしたのは、売上高874億ドルのソニーグループ株式会社です。
国内の売上高・平均年収ランキングでも上位にランクインしていることからもわかるように、ソニーグループは日本が誇るグローバルゲーム企業です。
自社開発のゲーム機やゲームソフトは世界各国で愛され、近年ではグローバル戦略に一層力を注いでいます。
Sea Limited(シンガポール)|168億ドル
第4位はシンガポールのSea Limitedで、売上高は168億ドルでした。
ゲームプラットフォーム事業、EC事業、金融決済事業の3つの軸を中心に事業展開しており、ゲーム事業においてはアジアでもトップクラスの地位を確立しています。
オンラインゲームやeスポーツを中心にデジタルサービスを展開しており、事業展開の幅広さにも注目が集まっています。
NetEase, Inc.(中国)|146億ドル
第5位は、売上高146億ドルのNetEase, Inc.です。
同社は中国を拠点とするテクノロジー企業で、オンラインゲームやオンライン学習サービスなどを世界規模で提供しています。
世界的に著名な大手エンターテイメントブランドとの連携も行い、革新的な事業展開力に強みを持っています。
ゲーム業界への転職・就職は難しい?成功させる3つのポイント
ここでは、ゲーム業界への転職・就職を成功させるために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
必要スキルを身につける
職種により必要なスキルは異なりますが、ゲーム業界で開発・技術系(プログラマー、サーバーエンジニアなど)、デザイン系(グラフィックデザイナー、CGデザイナー、UI/UXデザイナーなど)職種への転職を目指すのであれば、プログラミングスキルやデザインスキル、語学スキルなど、専門性の高いスキルを習得しておくことをおすすめします。
ゲーム業界で求められるスキルは専門学校や大学などで学ぶのが一般的ですが、最近ではオンライン講座や学習アプリなども充実しているため、それらを活用して独学で学ぶことも可能です。
現在の仕事と並行しながら独学で勉強を進める場合は、実現可能な学習計画を立てる、短期目標をこまめに設定するなどして、効率的に知識を習得できるよう学習方法を工夫しましょう。
実績をまとめたポートフォリオを用意する
すべての業種で必ず提示が求められるわけではありませんが、ゲーム業界の採用選考では基本的にこれまでの実績をまとめたポートフォリオの提出が求められます。
企業はポートフォリオを見て、応募者の技術力や経験値、提出された作品が自社の事業内容と合うかなどをチェックしています。そのため、ポートフォリオはただの作品集として作成するのではなく、応募する企業側の視点に立って作り込むことが大切です。
作品を制作するのにかかった時間や使用ソフトなどの基本情報のほか、こだわった点や作品を通じて伝えたかったことなども記載することで、自分のアピールポイントをわかりやすく伝えることができるでしょう。
転職エージェントを利用する
効率的にゲーム業界へ転職・就職するには、転職エージェントを活用するのも一案です。
転職エージェントに登録することで、転職に関する豊富な専門的知識を持ち合わせた専任のコンサルタントが、自身の転職活動を手厚く支援してくれます。そのため、自分ひとりで転職活動を行うよりもスムーズに転職活動を進められるでしょう。
また、多くの転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人を扱っています。そのような求人にも積極的に応募することで、応募の幅が広がるだけでなく、自分にマッチする企業に出会える可能性が高まります。
グローバルに活躍するゲーム会社への転職を目指す方は、エンワールドへの登録をご検討ください
ゲーム業界への転職を検討している方は、今回のランキングで上位にランクインした企業を参考に、高年収を狙いやすい企業や、働きやすい環境が整っている企業に絞って転職活動を行うのも選択肢のひとつです。
日々スキルアップに励みながら自身のポートフォリオを充実させていくことで、グローバルに活躍するゲーム企業への転職を成功させやすくなるでしょう。ただし、世界規模で事業を展開するゲーム企業の多くは、転職市場でも競争率が高い傾向にあります。
そのような企業への転職を効率的に実現するには、実績豊富な転職エージェントの利用をおすすめします。
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エンワールド編集部
外資系・日系グローバル企業のハイクラスに精通するエンワールドの編集部員が、転職やキャリア、日々の仕事のお悩みに役立つ情報を執筆します。