転職時期の見極め方とは?転職市場やキャリアプランでのタイミングを解説

外資系転職アドバイス 転職準備・スケジューリング
2020.12.09
転職時期の見極め方とは?転職市場やキャリアプランでのタイミングを解説

英語を活かせる求人を探していて、転職エージェントを利用し外資系企業や日系グローバル企業で活躍したいと思うものの、適切な転職時期がわからず知りたい方もいるでしょう。

この記事では、転職活動をはじめるのに適したタイミングや時期を解説します。また、求人が多いなど、さまざまな角度で転職市場における活動開始に適した時期を説明します。最適な時期を見極めて、転職成功に役立ててください。

転職に適した時期とは?

転職市場の動きが活発になるのは1年間で2回あるといわれており、多くの場合は2~3月と8~9月です。しかし、業種や職種、国内企業か外資系企業かによって違いもあります。それぞれについて具体的に説明していきます。

  

2〜3月:年間で最も求人数が多い時期

前述のとおり、2~3月と8~9月は転職市場の動きが活発な時期ですが、なかでも2~3月は年間で最も求人数が多い時期となっています。その理由は、多くの企業にとって年度始めにあたる4月組織変更に向けて積極的に採用を行うからです。足りない人員を新卒採用ではなく中途採用で補填すれば、入社後の教育コスト削減にもつながり、即戦力になってもらえるということが理由として考えられます。

  

9月:「期末」後の入社に向けた求人が多い時期

2~3月に次いで求人数が多いのは、8~9月です。なぜなら、多くの企業にとって下半期始めにあたる10月の入社に向けて求人数が増えるからです。通期の折り返し地点にあたることもあり、新卒採用は見込めませんし、即戦力となりうる中途採用で人員を補填しようとする企業が多いようです。

  

10~12月:外資系企業の求人が多い時期

外資系企業は年度初めが1月の企業が多いため、1月入社に向け10~12月に特に採用活動が活発になります。また、新年度の雇用計画も動き出す1月下旬~3月も求人が増える傾向にあります。反対に、採用担当者や責任者が長期休暇を取る可能性がある7~8月あたりは、採用活動が鈍くなったり、応募からの進捗がゆっくりになったりすることがあります。

 

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転職時期の選び方とは?

転職時期の選び方には、4つのパターンがあります。それぞれのパターンを参考に、転職時期を検討してみてください。

  

転職市場に合わせた選び方

最初のパターンは「転職市場に合わせた選び方」です。

前述のとおり、転職市場の求人数が増える傾向にある時期に、転職活動をするのは効果的でしょう。求人数が多いと、当然ながら雇用のチャンスも増えます。また、多くの求人を比較することで、転職の視野も広がりやすいでしょう。

 

ただし、近年の転職市場では通年採用も増加傾向にあるようです。

  

キャリアプランに合わせた選び方

ここでは、さまざまなケースのキャリアプランに合わせた転職時期の選び方を解説します。

  

☑進行中のプロジェクトに携わっている場合

進行中のプロジェクトに携わっている場合、プロジェクト完了が自分の実績になるかどうかがポイントとなるでしょう。プロジェクトが実績につながる場合には、プロジェクト完了に合わせて転職したほうがいいでしょう。

 

多くの企業は、内定を決めてからおおむね2カ月以内の入社を求める傾向にあります。在職中の転職活動は、引継ぎや入社時期を考えながら進めるといいでしょう。

  

☑昇進

昇進できるのは、自分の能力が勤務先から認められている証です。そのため転職市場において、昇進して管理職などになってからのほうが活動するうえで有利となるでしょう。

しかし、昇進してすぐに転職してしまうと、管理職としての適性を低くみられる可能性もあります。昇進後1~2年くらい勤務し、実績を積んでからがよいでしょう。

  

☑資格取得

在職中であれば、資格取得後の転職が有利となることもあるでしょう。資格は転職先の企業だけではなく、社会的に認められるものになります。ベンダー資格、TOEIC、会計士補など、業種に応じて取得しておくとプラスになる資格があるため、志望先に合わせて取得をしておくとよいでしょう。

  

年齢別の転職ベストタイミング

ここからは、年齢別の転職に適したタイミングを解説します。

  

☑新卒~24歳

新卒から間もないタイミングでの転職は、忍耐力に欠けると判断される傾向にあります。採用方針は企業により異なりますが、「長続きしない人材かもしれない」とマイナスイメージがつく可能性もあります。3年間くらいの勤続を経てからの転職が望ましいでしょう。

  

☑25歳~29歳

25~29歳は転職人口が多い年齢層です。一定の社会人経験があるため、ほかの転職者と自身のスキルの差別化がはかれます。

また、新たな業種に挑戦するなら、社会人3~5年目は適したタイミングのひとつです。現職で何らかの実績をつくってから転職活動をすれば、ポテンシャル採用なども期待できるでしょう。

  

☑30代前半

30代前半の転職は、即戦力になることが求められる傾向にあります。多くの企業は30代の人材を中堅社員としてみるため、求める能力の基準が高くなるためです。また、マネジメント能力や管理能力が必要となることもあります。役職に就いていない場合、早めの転職活動が有利と考えられるでしょう。もしくは、33~34歳までに実績を作っておくといいでしょう。

  

☑30代後半

30代後半になると、30代前半よりも一層マネジメント能力が求められ、実際の経験が問われる傾向にあります。アピールできるようなマネジメントのスキルや実績がない場合は、できる限り早めの転職が望ましいでしょう。

企業は年齢が上がればそれに応じて年収を高く設定することが多く、求められるスキルも高いレベルになる傾向にあります。「部長だった」「経営に携わった経験がある」などの実績があると、年齢問わず採用される可能性が高いようです。

 

☑40歳~

40代以降は、管理職やスペシャリスト職の求人が多くなる傾向にあります。そのため、自身の市場価値の把握が重要となりますので、自己分析だけではなく第三者に評価やアドバイスをもらうとよいでしょう。

  

ライフプランに合わせた選び方

ここでは、結婚や出産・育児、マイホーム購入などライフプランに合わせた転職時期の選び方を解説します。

  

☑結婚や出産・育児

出産や育児を想定する場合、育児休暇に関する情報を正しく理解しておく必要があるでしょう。労使協定を結んでいる場合における育児休暇の取得は、職場に継続して1年以上勤務していることが条件となります。つまり、転職先の企業が労使協定を結んでいる場合、転職後の1年以内は育児休暇が取得できないということになるのです。そのため、出産の数カ月前に転職してしまうと、育児休暇を取得できない可能性があります。

 

育児休暇の取得を検討しているならば、結婚や出産時期から逆算して転職することがポイントになるでしょう。なお、育児休暇は子供が1歳になるまで取得が可能です。条件を満たせば、最長2歳になるまで育児休暇を延長できる可能性もあります。

  

☑マイホーム購入

マイホーム購入を考えていて、住宅ローンを検討している場合は、ローン組んでからの転職をおすすめします。なぜなら、ローンの審査は長期間の安定した収入状況を確認されるため、転職してから日が浅いと審査に通りにくい可能性があるためです。

  

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まとめ

この記事では、転職時期の見極めは重要であるとお伝えしました。キャリアプラン、年齢、ライフプランなどさまざまな視点の転職時期を参考に、ぜひ転職活動に活かしてください。転職時期の見極めは、転職エージェントの利用も有効です。転職エージェントから適切なサポート(面談)を受ければ自信をもって転職をすすめられるでしょう。

  

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参考:一般職業紹介状況(平成30年12月分及び平成30年分)について

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