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世界的なコロナ禍の影響を受けて、現在でも仕事の仕方や働き方、待遇などに悩まされているという人もいるのではないでしょうか。そのなかでも大きな変化が見られたもののひとつに賞与(ボーナス)があります。この記事では、コロナ禍によって賞与(ボーナス)の事情はどう変化したのか、これからどうなっていくと予想されるのかを解説します。
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賞与(ボーナス)とは

賞与(ボーナス)というのは、労働基準法で定められている賃金の一種であり、通常の給与とは別に年1回または年2回に分けて支給されることが多いです。
しかし、通常の給与の支払いが毎月義務付けられているのとは違って、賞与(ボーナス)というのは支払わなくてはいけないものではありません。
また、最低賃金のようにいくら以上支払わなくてはいけないという決まりもありません。
賞与(ボーナス)も労働に対する対価の一種なのですが、企業側が労働者に対して、これくらい働いて成果を出してくれたのだから、これくらいの額を支払おうということを自由に決められるものなのです。
賞与(ボーナス)にはいくつかあり、その種別によって「業績賞与」と「決算賞与」に分かれています。
- 業績賞与……個人の出した成果に応じて支払われる賞与(ボーナス)
- 決算賞与……会社の出した業績に応じて、各社員に決算時期に支払われる賞与(ボーナス)
ただし、入社して間もない新入社員の場合には、賞与(ボーナス)が支払われないケースもあります。
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外資系企業における賞与(ボーナス)の考え方

日本においては、賞与(ボーナス)は給与の一部として考えられることが多いです。
毎月の給与の不足分を補う、または帳尻合わせをする、会社の決算時期まで報酬の支払いを待ってもらう、という意味合いが強いともいわれています。そのため、賞与(ボーナス)の支払いがなければ生活が成り立たないというケースもあります。
賞与(ボーナス)は日本独自の考え方であり、多くの外資系企業や日系グローバル企業では一般的ではありません。
しかし、なかには日本企業のように、年2回程度の賞与(ボーナス)が支払われる場合もあります。また、外資系企業の給与体系はベース給(通常の給与)とインセンティブ(歩合給)とに分かれていることが多く、このインセンティブというのが日本における賞与(ボーナス)に近いと考えて良いでしょう。
そして、外資系企業は実力主義の世界であるため、ベース給はそれほど高くなくても、インセンティブが高額になる場合があります。
また、外資系企業での賞与(ボーナス)に似たものとして、アウォードというものがあります。このアウォードは、毎年開かれる総会でとくに高い業績を出した社員に対して、その実績を評価する意味で特別に支払われる給与のことです。
このように、インセンティブとアウォードとはまったく別のものですので、外資系企業や日系グローバル企業に就職・転職する際には、インセンティブやアウォードの制度がどうなっているのかも、事前に調べておくようにしましょう。
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新型コロナ禍による賞与(ボーナス)への影響とは

では、コロナ禍によって賞与(ボーナス)への影響はあったのでしょうか。
転職エージェントのエンワールドが調査した結果では、日本企業のうちおよそ10~11%くらいの企業が給与カットを実施したという結果が出ています。
どれくらい減額されたのかを調べると、10%以下という企業が多くなっています。
日本企業と外資系企業を比べると、給与カットを行っていないと答えた企業の割合は、日本企業で約74%、外資系企業で71%となっています。
この結果から、外資系企業のほうがコロナ禍における給与の支払いは安定していると考えることができます。
ただし、これから給与のカットを考えているという企業もあるので、これから先の見通しはまだまだ立っていないということができるでしょう。
【参考】新型コロナ禍での給与・賞与の変化実態調査(エンワールド)
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まとめ

コロナ禍にある現在、就職や転職の市場は非常に流動的になっています。人材をカットしたり、新たな人材の採用を控える企業も増えています。
もし、コロナ禍でも転職を成功させたいとお考えの場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントを利用した場合、自分に合った転職先を専任のアドバイザーが吟味してくれるため、複数の応募先を準備することができるためです。
とくにエンワールドでは、不況に強い外資系企業や日系グローバル企業への転職に強みを持っています。無料のセミナーなどもあり、転職初心者でも安心して仕事を探すことができます。
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