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マスメディアを利用したマスマーケティングはもちろん、インターネットの普及と共に普及したデジタルマーケティングがビジネスにおいて重要な役割を担う中、マーケティング職は常に人気の職業のひとつです。
そのため、この記事を読んでいる人の中にはマーケティング職への転職を希望する方もいるのではないでしょうか。
ここでは、マーケティング職への転職を検討している方向けに、マーケティング職の概要、転職に際してのポイントなどを解説します。マーケティング職への転職を成功させるために、ぜひ参考にしてください。
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マーケティング職の仕事とは
まずはマーケティングそのものやマーケティング職について、仕事内容や業界の動向などの概要を解説します。

マーケティングとは
マーケティングとは、ニーズを満たす商品・サービスの販売や継続的に購入してもらうための仕組みをつくる一連の活動のことを指しています。
新商品・新サービスの開発や商品改良を行う際、市場調査を行いデータ収集や分析、営業戦略を練ったり、プロモーション手法などを考え、企業の商品・サービス戦略の根幹を担う重要な業務です。
一言で「マーケティング」といっても実に様々な種類のものが存在しており、テレビや新聞といったマスメディアを通じて行う「マスマーケティング」や、インターネット上で行う「デジタルマーケティング」などが挙げられます。
昨今のマーケティング業界で注目を浴びつつあるのがデジタルマーケティングだといえます。
このデジタルマーケティングという概念の中にも実に様々な種類が存在し、Webに特化したWebマーケティングやSNSを利用したSNSマーケティングのように媒体で識別するものもあれば、コンテンツマーケティングのように媒体の括りを超えて行われるものもあります。
マーケティング職の仕事内容
マーケティング職は、ターゲットとなるユーザーのニーズをデータの分析などから把握し、商品やサービスを売るための企画や販売戦略を立案するのが仕事です。よって、次の3つに分けられます。
☑︎市場調査・分析
現在の市場では何が受け入れられているのか、今後は何が求められるのかということを、市場調査の実施や分析によって導き出します。
また、競合他社の商品やサービスについても研究し、差別化できるポイントを見出すための手がかりになるような情報収集も行います。
☑︎商品・サービスの企画
市場調査・分析によって得られた情報を元に、ターゲットを設定して顕在・潜在ニーズを捉えて、商品やサービスの方向性を企画します。
☑︎販売促進・広告宣伝
商品のコンセプトやターゲット層に対する最適な販促・広告戦略を策定して、それを実行します。一連のPDCAを回しながら、より効率的に消費者に商品やサービスを届けられるかどうかが腕の見せ所となるでしょう。
マーケティング業界の動向
マーケティング業界における求人数は、近年ますます増加しつつあるといえます。理由は、インターネットやSNSが大きな影響力をもつようになったこと、そしてWeb関連などデジタルマーケティングに対する企業のニーズが拡大しているためです。
デジタルマーケティング職にはWeb関連の専門知識が求められるため、需要に対する人材不足も顕著となっているようです。
このような人手不足の中、Web関連の専門知識に加えて英語力も備えていれば、外資系企業のマーケティング職の求人においては、高い価値を持った人材とみなされ、高待遇での転職も望めるかもしれません。
マーケティング職に必要なスキル
先にも述べた通り、マーケティング職の求人数は増加傾向にありますが、応募者も同じく増加傾向にあります。ここでは、身につければ転職で有利になりやすいと考えられるスキルを紹介します。

定量分析力、数字に対する強さ
マーケティング職はデータ収集が仕事のため、数字に強いと重宝されるでしょう。たとえば、Webマーケティングにおいては、ユーザーがサイト訪問時に取る行動を分析するために、CTR(クリック率)やCPA(ユーザー獲得単価)などの指標値の見方について精通している必要があります。
また、マーケティング職の経験がなくても、アクセス解析やデータベースについての専門知識や経験がある場合も優遇される可能性があります。
☑定量データを用いた仮説設定力
マーケティング職は、収集したデータを分析して、商品企画・開発・デザインなどに落とし込むのが仕事です。そのため、データから仮説を立てる能力が求められるでしょう。
また、データに基づいた根拠のあるプロモーション企画を立案し、PDCAを回していくこともマーケティング職において必要なスキルのひとつです。
☑コミュニケーション能力
マーケティング職は、企画立案や戦略実行において、専門的スタッフに仕事を依頼し、進行管理や社内各署との調整が求められる役割にあります。そのため、高いコミュニケーション能力も求められると考えてよいでしょう。
新企画の実行経験や大きなイベントの開催など、応募時にコミュニケーション能力をアピールできるような実務経験があると有利に働く可能があります。
☑プレゼンテーション・提案力
データを分析して導き出した筋の良い企画は、その重要性や可能性を顧客や関係者に伝えられて初めて意味を持つといえるでしょう。
そのため、何のデータを根拠として、どのような狙いのもと企画を実現したいのかをわかりやすく伝えるプレゼンテーション・提案力が必要といえます。
マーケティング職への転職において効果的な資格
ここでは、マーケティングに必要なスキルを証明する上で効果的な資格をいくつかご紹介します。
マーケティング職に就くために取らなければならない資格はありませんが、取得するための勉強をする過程でマーケティング職に必要な知識を深めることができ、専門知識やスキルの保持、熱意などを応募時にアピールできるため、積極的にチャレンジするとよいでしょう。
☑︎MBA(経営学修士)
Master of Business Administrationの略で、経営学修士や経営管理修士といわれています。経営学における大学院修士課程修了で授与される学位です。
☑︎Google AdWords認定資格
Googleが公式で実施しています。「AdWords基礎」に加え、5つの広告に関する科目の中から2科目合格して資格が得られます。
☑︎マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティングに対する一般的な知識があることを証明できる検定です。理論・実務で活用できる知識・事例や時事情報などの知識を問う問題で構成されており、ビジネススキルをアピールすることもできます。
☑︎ネットマーケティング検定
開発者向けのものが多いWeb検定の中でも、マーケティング職向けの内容が特徴の検定です。基礎知識を問う問題と、業務を推進するシチュエーションを想定した問題で構成されています。
まとめ
デジタルマーケティングへのニーズ急増により、マーケティング職の求人は増加傾向にありますが、同時に人気の高い職種のひとつでもあります。そんなマーケティング職への転職を成功させるには、転職エージェントを利用するのもおすすめです。
また、同じマーケティング職でも、仕事の幅を広げて国際的に活躍したり、給与や待遇を上げたりしたい場合には、外資系企業が候補になるでしょう。
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