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製薬や医療機器を含むヘルスケア業界は、今後も市場拡大が見込まれている業種のひとつです。
ここでは、外資系ヘルスケア企業への転職を希望する方のために、外資系ヘルスケア業界の動向や転職事情、業界で活躍するために必要なスキルなどを徹底解説します。
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ヘルスケア業界の種類

ヘルスケアとは、健康維持や健康増進のための行為を意味する言葉です。健康を維持するためにはさまざまな製品やサービスが展開されていますが、そういったものを扱う産業がヘルスケア業界といえるでしょう。
ヘルスケア業界は健康の維持や増進に関係するものと、看護や支援、介護を要する人の生活を支援するものという2つのカテゴリーに大別されます。カテゴリーは違っても直接健康に働きかけるもの、という定義は共通です。
前者としては、健康食品やフィットネスジム、健康維持をサポートする運動器具やリラクゼーションサービス、健康状態を測定するためのデバイスなどが挙げられます。
後者としては、介護サービスや施設、発病した患者がスムーズに治療を受けられるように支援する医療保険などが挙げられるでしょう。
ヘルスケア業界に属する企業にはさまざまなものがありますが、その中でも代表的なものは以下の3種類だといえます。
製薬
ヘルスケア業界を代表するもののひとつが製薬メーカーです。製薬メーカーは、薬を研究・開発・生産し、患者に提供するまでを担っており、今後の市場規模拡大も期待できる業界といえるでしょう。
また、新薬の開発は難易度が高く、技術的にも高度なものが要求されるため、現在ではベンチャー企業や大学などと提携している製薬メーカーが多く存在するのが現状です。
なお、薬には処方箋がなければ手に入らない処方薬と、薬局やドラッグストアなどで販売され、誰もが購入できる市販薬があります。
市販薬を利用して病院にかからずに健康を維持するセルフメディケーションは、2017年にセルフメディケーション税制が導入され、一部の市販薬が確定申告によって所得控除の対象になったことから、市販薬に対するニーズも拡大していると考えられます。
医療機器
製薬業界ほどの規模ではありませんが、医療機器業界もそれなりの産業規模を誇り、拡大傾向にある業界のひとつです。
医療機器にはペースメーカーや人工血管、カテーテル、人工透析器や人工呼吸器な高度管理医療機器と呼ばれるものから心電計やX線撮影装置、超音波診断装置、注射針などの管理医療機器、そのほか一般医療機器と呼ばれるX線フィルムや手術用不織布など、小物類から大型機器までさまざまなものがあります。
医療機関に関係するものが多いのはもちろんですが、コンタクトレンズや家庭用のマッサージ器、体温計など一般家庭で使用されているものの中にも医療機器は多く存在しています。
健康食品などのヘルスケア関連
ヘルスケア産業の裾野は広く、製薬と医療機器以外にもサプリメントなどの健康食品を扱うメーカーやリラクゼーション・フィットネスなどのサービスを行う企業、健康維持に貢献する運動器具などを扱う企業もあります。
そのほか、健康保険もヘルスケア産業に含まれます。
インターネットが普及した近年では、体調管理をサポートするアプリやオンラインの健康相談などを手掛けるIT企業の参入も多く、従来にないタイプの新しいヘルスケアを提案する企業が増えているのも特筆すべきポイントといえるでしょう。
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ヘルスケア業界の動向と転職事情

ヘルスケア業界は注目度が高い業界のひとつであり、国も力を入れている分野といえます。日本はすでに超高齢化社会に突入しており、今後はさらに高齢化が加速していくことが明らかになっていることをご存じの方もいるでしょう。
経済産業省によれば、日本におけるヘルスケア産業の市場規模は、2025年度には約33兆円に拡大すると推定されています。
またIT技術の革新に伴って、ヘルスケア業界にもITやデジタルを活用する流れが寄せており、GAFAと呼ばれるGoogle・Amazon・Facebook・AppleといったIT業界の巨大企業が相次いでヘルスケア業界に参入していると同時に、異業種からの参入も多くなっています。
それら企業の中には、既存のヘルスケア企業と合同で新しいビジネススタイルを構築するケースも出てきています。
こうしたことから、ヘルスケア業界は成長産業であるにとどまらずイノベーションが起きている業界であり、今後もこの傾向は続くことが予想できるといえるでしょう。
そのため、求人ニーズも旺盛であり、転職市場においても注目度が高い業界であるといえるでしょう。
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外資系ヘルスケア業界に転職するために必要なスキルや資質とは

では、外資系ヘルスケア業界へ転職して活躍するためには、どのような資質やスキルが求められるのでしょうか。
実務経験
外資系ヘルスケア業界では、即戦力が求められる傾向にあります。これはヘルスケア業界に限らず外資系企業全体に共通する傾向ではありますが、ヘルスケア分野、特に製薬や医療機器は高度な専門知識や技術を必要とするため、業界内での実務経験があれば高く評価されるでしょう。
語学力
外資系企業で思う存分活躍するには、やはりある程度の語学力が求められるでしょう。本国とのコミュニケーションや多国籍な同僚とのやり取りが必要なため、日常会話程度、業務上の情報交換が問題なくできる程度の実践的な英語力を身につけておきましょう。
外資系ヘルスケア業界でキャリアアップしたいと考えているのであれば、いずれはビジネスレベル以上、ネイティブレベルの語学力が求められるといってよいでしょう。
ロジカルシンキング
日本語では「論理的思考」と訳されるロジカルシンキングは、外資系ヘルスケア業界に限らず近年のビジネスマンに求められる資質のひとつといえます。
ですが、特に外資系企業ではロジカルシンキングが重要視される傾向にあります。物事に筋道をつけて論理的に考えることによって効率的に仕事をこなすことにつながり、自分の考えを整理して伝えることができるため、周囲とのコミュニケーションも図りやすくなるでしょう。
積極性・自主性
指示があって初めて動き出すのではなく、自ら積極的に仕事を見つけに行くような能動的・主体的な姿勢があれば、外資系ヘルスケア業界で十分に活躍できるでしょう。
外資系企業では日本企業のように手取り足取りゼロから仕事を教えたり、こと細かに業務遂行のための指示が下されたりすることはほとんどありません。積極的に仕事に取り組み、自主的に仕事を覚えて効率を上げ、成果を出すことで評価される傾向にあります。
フレキシブルさ
「フレキシブル」とは、ビジネスシーンでは融通が利く、柔軟性があるという意味で使用されることが多いです。
外資系ヘルスケア業界では新しい技術が次々と取り入れられ、これまでの常識では考えられなかった製品やサービスも多く登場しています。そういった業界の流れにいち早く反応し、遅れることなくついていくためには、情報収集力に加えてフレキシブルさが非常に大切になってくるといえるでしょう。
また、外資系ヘルスケア業界では多国籍な人材が活躍しています。生活習慣や文化が異なる上司や同僚といい関係を築くためには、異文化に理解を示してフレキシブルな対応をすることも求められるでしょう。
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未経験でも外資系ヘルスケア業界に転職できる?

上記でも述べたとおり、ヘルスケア業界にはさまざまな分野があり職種がありますが、研究開発などの専門職は高度な知識や技術、経験が必要です。
そのため、未経験で外資系ヘルスケア業界を狙うのであれば、求人の多い製薬メーカーの「MR(Medical Representatives)」がおすすめです。
MR=Medical Representativesは日本語で「医療情報担当者」と訳され、自社の製品の安全性・有効性、品質などの情報を医療従事者に提供する仕事を指します。
製品を使用した医療従事者からのフィードバックを自社に持ち帰って伝え、製品の品質向上に役立てる役割も担っています。
医薬品や医療業界の知識が必要な仕事ではありますが、顧客である医療関係者と信頼関係を築けるコミュニケーション能力や優秀な営業力を持った人材を求めているため、他業種からでもチャレンジしやすい職種のひとつです。
また、同じ理由でMRに限らず営業職は比較的未経験でも転職できる可能性が高いといえるでしょう。
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まとめ

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