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外資系企業への転職を考えているのであれば、求人に応募する前に心得ておきたいポイントを把握しておきましょう。特に外資系企業未経験の場合はよく考えずにいきなり応募するのは危険です。ここでは、外資系企業への転職を成功させるためのコツをご紹介します。
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外資系企業への転職を実現させるには、日系企業とは異なる外資系企業ならではの転職対策が必要です。エンワールドではレジュメの作成や英語面接など、転職プロセスにおいてもきめ細かくサポートいたしますので、ご不安やお悩みなどがあれば何でもご相談ください。
外資系企業への求人に応募する前に確認しよう

外資系企業での活躍を夢見て、外資系企業の求人に応募する前に外資系企業ならではの特徴を把握しておきましょう。
外資系企業には日系企業とは異なる特徴があるため、その特徴を理解した上で転職しないと失敗につながる可能性も否定できません。
外資系企業の特徴
一般的に、外資系企業には以下のような特徴があります。
☑成果主義である
外資系企業では、評価されるポイントは成果です。何よりも成果を出すことが求められる徹底した成果主義であることをまず認識しておきましょう。
日系企業にありがちな年功序列の考え方はないに等しいため、年齢や在籍年数が評価につながることはまずありません。期待された成果が出せない状態が続くと降格や減収の可能性もあります。
また、成果を伴わないプロセスも評価されません。プロセスがまったく評価されない、というわけでなく、成果を伴うことが重要視されるのです。コストカットできた、時短につながったという事実があったとしてもそれが成果につながっていなければ評価には値しません。
「頑張ったけれど結果が出なかった」は通用しないと心得ておきましょう。
☑即戦力・スペシャリストであることが求められる
成果主義であることにも関係していますが、外資系企業では入社してから短い時間で結果を出せる「即戦力」であることが求められます。採用の際も即戦力であることを重視して人材を選別しているのです。
これは日系企業との人材に関する考え方の違い、雇用形態の違いが関係しているといえます。終身雇用制度が一般的である日系企業では、丁寧な研修を行い、コストと時間をかけて人材を育て上げる傾向があります。
これに対し、外資系企業では入社してから人材を育てる、という考え方はなく、入社した時点で戦力であると考えられます。新卒であってもその考え方なので、中途採用であればなおさらだと考えてください。
☑個人を尊重する傾向が強い
外資系企業は日系企業と比較するとスタッフの企業にに対する帰属意識が薄く、個人主義であるといわれることが多いようです。
日系企業では組織に対する成果が課されることがほとんどですが、外資系企業では明確に個人個人に成果が課されるため、組織を重んじる日系企業とは違い個人を尊重する傾向が強いといえるでしょう。
もちろん必要な際はほかのスタッフや上司のサポートも受けられますが、それぞれが自立して自分自身のやるべき仕事を行うことが前提になっているのです。
☑仕事とプライベートの考え方
外資系企業では、仕事とプライベートは完全に切り離して考えます。仕事の人間関係をプライベートに持ち込んだり、緊急事態以外に休日に仕事に関する連絡が入ったりすることはまずありません。
そのため終業後の飲み会にいやいや参加したり、休日に会社関係の付き合いでゴルフなどをしたりするようなことはほとんどないのも日系企業とは異なる特徴といえるでしょう。
☑スピード感
グローバルな視点を持って世界を相手にビジネスを展開している外資系企業では、過酷な競争に勝ち残っていくために迅速な判断を下す必要があります。
それに加え、トップダウンであり指揮系統がはっきりしているため、あらゆるビジネス上の意思決定のスピードが早い傾向にあるといえます。
☑給与が高い傾向にある
一般的に外資系企業では、同業同規模の日系企業よりも給与が高い傾向にあります。外資系企業では即戦力を求めていることから、優秀な人材に自社を選んでもらうために高い給与を提示していることがその理由のひとつとして挙げられるでしょう。
また、外資系企業には退職金制度がないことに加え、日系企業のように充実した福利厚生がないことも年収の高さにつながっていると考えられます。
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外資系企業で求められる資質とは

外資系企業に求められる資質を自分が備えているのかどうか、求人に応募する前に考えてみましょう。
成果を出せる実力
外資系企業では、成果主義であることは先に述べたとおり。外資系企業で活躍するには、決められた期間内に成果を出せる実力があることが最も重要であるといえるでしょう。
外資系企業の求人に応募する際には、自分がその企業で確実に成果を挙げられる実力が備わっているのかどうか、冷静に振り返ってみることも大切です。
プレッシャーに強い
成果が評価基準である、ということは成果が出せないと低評価され、収入が減ったり職場での地位が変わったりすることはもちろん、場合によっては契約終了や解雇の危険もあるということです。
そのため、成果を上げることに関するプレッシャーはかなりかかるといっていいでしょう。また、個人単位での成果を課されるためにスタッフ一人ひとりの裁量権が大きい傾向にあります。
外資系企業では、成果を上げ、実力があることが認められていればそれほど経験を積んでいなかったり、若かったりしても重要で大きな案件を任されることもしばしば。それは期待をかけられている証でもあるのですが、裁量権もその分大きくなりかなりのプレッシャーもかかることは否定できません。
プレッシャー耐性があることは、外資系企業で長く活躍していくためには欠かせない資質といえるでしょう。
語学力
近年では国内企業においてもグローバル化が進み、語学力を求められる傾向が強くなっています。国内企業でもそういった傾向がみられる中、外資系企業ではより高い語学力が求められることは当然といえるでしょう。
以前は外資系企業であってもバックオフィスなどではそれほど語学力が求められないケースもあったようですが、外資系企業では業務上のやり取りやメールなどの文書が英語であるほか、ミーティングも英語で行われることがほとんどなので、基本的に語学力が必要であると考えてください。
求人を出すにあたってTOEICスコアを提示している外資系企業もあるため、自分が気になっている求人にはどの程度の語学力が必要なのか、自分の語学力でこと足りるのかを見極めてください。
一般的には、ビジネスレベルの英語力、TOEICスコアの目安として700点程度は最低でも必要です。
上層部や本部との細かいやり取りが頻繁になるハイポジションの求人や、少しの理解の差が大きな問題につながりかねない外資系金融業界の求人など、求人によってはTOEICスコア900点以上のハイレベルな語学力が求められることもあります。
積極性・アピール力
外資系企業では、消極的な姿勢や受け身の姿勢は評価されず、「やる気がない」「何を考えているのかわからない」と見なされます。自分で積極的に仕事を探して自主的に動けることが求められます。
与えられた仕事を黙々とこなす、仕事が与えられることや指示があるのを待っているタイプの方は外資系企業には向いていないといえるでしょう。
また自分が挙げた成果をしっかりと周囲にアピールできることや、周りと適切なコミュニケーションを取りながら自分の意見をはっきりと主張できることも大切です。
適応力・フレキシブルさ
外資系企業では、さまざまなバックグラウンドをもつ多国籍な人材が活躍しています。価値観や生活習慣が異なる人と一緒に働いていくのですから、お互いを尊重し、理解して受け入れようとする柔軟性は非常に大切です。
また外資系企業の意思決定は素早く、必要があると判断すれば即座に経営方針の転換が行われます。そのため急にこれまでとは方針が変わったり、仕事のやり方を変える必要に迫られたりすることも少なくありません。
そうした状況の変化に敏感であり、即座に対応できるフレキシブルさも外資系企業で活躍できる人材に求められる資質のひとつです。
ロジカルシンキングが身についている
日本語では「論知的思考」などと訳されるロジカルシンキングは、物事を論理的に順序づけて考え、問題点を見つけたり分析したりする思考方法です。
外資系企業に限らず近年のビジネスパーソンはロジカルシンキングを身につけていることが求められるようになりつつありますが、スピーディーに結果を出さなければならない外資系企業においては、特にその傾向が強いといえるでしょう。
可能であれば、希望する求人の業種や職種に関係するフレームワークをいくつか身につけておくことをおすすめします。
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外資系企業の求人に応募する際に心得ておきたい5つのポイント

希望に合った外資系企業の求人に巡り合ったら、転職成功への秘訣といえる以下の5つのポイントを押さえておくようにしましょう。
なぜ外資系企業に応募したいのかをよく考える
求人に応募する前に、もう一度なぜ日系企業ではなく外資系企業へ転職したいのかを考えてみましょう。特に現職に不満があるなど、とにかく今の職場を変わりたいという姿勢で深く考えずに外資系企業へ転職するのは危険です。
また、漠然と外資系企業にあこがれている、なんとなく格好がいいから、たまたま外資系企業の求人を見つけたから、といった動機では外資系企業に転職できたとしてもこんなはずではなかった、と後悔することになりかねません。
自分がやりたいことが外資系企業でなくては実現できないのか、外資系企業への転職は自分が本当に求めていることなのかあらためて考えてみてください。
自分に外資系企業で活躍する適性があるかを見極める
外資系企業には外資系企業ならではの特徴があるため、外資系企業で活躍できる資質が自分にあるのかどうかを客観的に判断することも必要です。
日系企業にはない外資系企業の特徴やメリット・デメリットなども把握した上で、成果主義でもやっていけるプレッシャー耐性があるのか、即戦力として働けるスキルを持っているのかなどを冷静に見極めてください。特に、外資系企業未経験の場合はこの作業が非常に重要になります。
仮に転職できたとしても、適性がない状態では外資系企業活躍するのは難しいばかりか、自分がつらい思いすることになります。
真の意味で転職を成功させるために、適性の見極めは非常に重要なポイントといえるでしょう。
応募先企業の情報をしっかりと収集する
一言で外資系企業といっても、共通する特徴や傾向はあるもののそれぞれの企業によって企業文化は異なります。
気になる求人を見つけたら、徹底的にその企業について調べ、必要な情報を収集しましょう。機会があれば実際に働いている方の話を聞いたり、企業見学したりするとその職場の実際の様子を垣間見ることができます。そこを手掛かりに自分に合っているかどうかを判断するのもひとつの手段です。
スキルや経歴を棚卸ししておく
求人に応募する前に、自分のこれまでの経歴やスキルを棚卸ししておきましょう。客観的にスキルや経歴を見直し、強みと弱みを把握するとともに転職市場における自分の価値を見極めることによって、求人に応募する際に効果的な書類の作成や面接でのアピールが可能になります。
英語面接に備えておく
外資系企業の求人に応募するのであれば、英語面接は避けて通れません。英語面接では自分の考えをはっきりと述べて積極性やアピール力を示すとともに、スキルや実績をわかりやすく、かつ具体的に相手に伝えるように心がけましょう。アイコンタクトも大切です。
英語で自己紹介や自分の自分の専門分野を説明できるようにしておく必要もあります。語学力に自信があれば問題なりませんが、それほど高い語学力がない場合はあらかじめよく練習しておくといいでしょう。正しい英語にこだわりすぎず、相手にわかりやすく伝えるように心がけてください。
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自分に合った外資系企業の求人を探すには

自分に適した外資系企業の求人を探すには、外資系企業やグローバル企業の求人の取り扱いの多い転職サイトをチェックするほか、知り合いの紹介を利用したり、ヘッドハンティングを待ったりするなどの方法があります。
ビジネス特化型のSNSであるLinkedInの利用もおすすめです。日本ではそれほど浸透していませんが、海外では転職にLinkedInを利用するのが一般的で、外資系企業の中にはLinkedInで採用活動を行っている企業も多く存在するため、積極的に活用したいツールといえるでしょう。
また、外資系企業は非公開で求人活動を行うことも少なくないため、非公開求人情報を持っている転職エージェントを利用するのもひとつの方法といえます。
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