2021.05.24
退職すると決心したものの、それを実行するタイミングに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。退職する際は、適切なタイミングを見計らうことが非常に大切といえます。円満に退社するためにも、どのようなタイミングで退職を切り出したほうがよいのかを把握しておきましょう。
転職までのプロセスに不安があればお気軽にご相談ください。専任のコンサルタントが具体的にアドバイスいたします
転職を成功させるには、退職のタイミングを含め入念なスケジューリングが必要です。エンワールドでは転職先のご紹介だけではなく、キャリアチェンジの適切なタイミングについてのアドバイスはもちろん、面接などの転職プロセスや就業後まで全力でサポートいたします。「本当に転職をするべきなのか？」も含め、転職に関することでお悩みがあればどうぞお聞かせください。
円満退職するには、入念なスケジュール調整と準備が必要
転職を考えているのであれば、その時点から退職のタイミングを見越したスケジュールを立てておいた方がよいでしょう。
あらかじめプランを立てておくことで、いつまでに何をやった方がよいのかが見えてきますし、スケジュールを立てている段階で問題点が発見できれば、退職に向けて具体的に動き出す前にそれを解決しておくこともできるでしょう。
プロジェクトの終了時期や引継ぎ・残務処理にかかる時間、残りの有給休暇数はすべて把握しておき、その上で無理のない退職スケジュールを立てるようにしましょう。
退職に関するお悩みも一緒に問題解決！退職と同時に新天地での活躍はエンワールドが全力でサポートいたします。転職のことから面接や退職など、まずは悩んでいることを無料面談でお聞かせください。
内定をもらってから退職交渉を始める方がよい
退職交渉を切り出すタイミングは、内定通知を書面で受け取った後がよいとされています。転職活動をしている最中や、「転職したい」と思っただけで転職活動を具体的に始めていない段階で退職を申し出るのは避けたほうがよいでしょう。
なぜなら、内定が確実になっていない段階で退職してしまうと、無職になってしまう可能性があるからです。また、口頭ではなく書面で内定通知を受けてから申し出たほうが確実だといえます。
そして一度退職を切り出したら、それを撤回することは難しいと考えてよいでしょう。仮に、撤回を受け入れてもらえたとしても、良い印象が残らない可能性もあります。
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退職にベストなタイミングはしっかりと見極めて
退職のタイミングについては、法律による定めがあるわけではありません。しかし、退職によって少なからず周囲の人に影響が及んでしまうケースが多いため、円満に退職するには最適なタイミングを見計らう必要があるといえます。
繁忙期ではない時期を選ぶ
繁忙期は避けたいタイミングのひとつです。繁忙期は上司も忙しく、話をするタイミングがなかなかつかみにくい可能性もあります。
また、忙しい時期だと人手を要するために強く引き止められる可能性もありますし、たとえ退職が叶ったとしても周囲に負担をかけてしまうことも考えられます。よって退職する際には、できるだけ繁忙期ではない時期を選ぶように心がけましょう。
プロジェクトなどの区切りに配慮する
退職するタイミングは自分の都合だけでなく、大きなプロジェクトが進行している場合はそのプロジェクトが終了もしくは区切りがつくころまで待つなど、一緒に働いてきた人たちの都合も配慮するようにしましょう。
特に自分が主として動いているプロジェクトがある場合には、自分の手を離れても大丈夫な段階まで持ってから退職することが円満退職につながるといえます。
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退職を上司に切り出すタイミングとは
退職の意思表示は、法律上では退職日の2週間前までにすればいいことになっていますが、補充人員の募集や後任の手配、人員配置などの手配の必要があるため、一般的には2～3ヶ月程度前には直属の上司に退職の意思表示をするように心がけましょう。遅くとも1ヶ月前までには、伝えておいたほうがよいでしょう。
周囲が納得するようなよほどのやむを得ない理由があれば話は別ですが、転職などによる一般的な退職の場合は「法律で2週間前と定められているから」といって、2週間前に退職の意思表示をするのは避けた方が賢明でしょう。
急な退職は周囲に負担をかけることになるでしょうし、それまで高い評価を得ていたとしても最終的に悪い印象を残してしまう可能性もあります。
就業規則に退職する意思表示の時期について定めているケースもあるため、事前に就業規則を確認しておくことも大切です。
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円満に退職するためのポイント
退職理由は前向きなもの・引き止められにくいものを
円満退社のためには、必ずしも本当の退職理由を伝える必要はありません。
上司や同僚と合わない、会社の方針についていけないなど、どちらかというとマイナスの印象を抱かれる可能性のある理由で退職する場合でも、「新天地で心機一転頑張りたい」「次の職場でチャレンジしたいことがある」などと前向きな印象を与えるように言い換えましょう。
不平不満を退職のタイミングで挙げてしまうと、印象が悪くなる可能性があることに加え、「不満点を解消するから」と引き止めにあうケースもあります。
本音ではないといっても、明らかに嘘とわかるような理由はやめましょう。特に同業他社に転職する場合などは、あなたの動向が現在の会社に伝わることもあります。そこで嘘が知れてしまうと、悪い印象を与えることになり職場で築いた人脈を揺るがせてしまうかもしれないからです。
引継ぎはしっかりと丁寧に
引継ぎは、しっかりと丁寧に行いましょう。後任が決まっているのであれば、取引先への挨拶にも同行をお願いして先方に紹介するなど、後任の方と取引先とのやり取りがスムーズに進むように配慮しましょう。
引継ぎ用の資料なども作成しておくとよいでしょう。あなたが退職した後、誰にもわからないことがないようにしておきましょう。きちんとした引継ぎを行うことによって、あなたが退職することによる周囲への影響を最小限に減らすことができます。
退職後、自分がいないことで不都合が起こらないように、引継ぎは細心の注意を払って行いましょう。
お世話になった方へのご挨拶は忘れずに
退職時の挨拶も大切なことのひとつです。退職の1週間〜10日前には取引先など、社外でお世話になった方にご挨拶に伺いましょう。挨拶周りに関しては会社の意向がある場合もあるので、上司に挨拶回りをする旨を伝え、指示があればそれに従うようにしましょう。
また、退職日には社内でお世話になった方への挨拶も忘れないようにしましょう。当日公休などで会えなかった場合には、メールや書面で挨拶をしておくといいでしょう。
退職日までは全力で仕事に向かう
基本的なことですが、退職日までは会社の一員です。手を抜くことなく、しっかりと仕事に向かうように心がけましょう。
そうすることで、これまで積み上げてきた実績や、周囲と築いてきた良い関係性を、退職してからも維持できるでしょう。
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外資系企業のカウンターオファーにはどう対処したらよいか
素晴らしい実績を上げているなど、企業が失いたくないような優秀な社員が退職を申し出た場合には、昇給や昇格などの魅力的な条件を提示して引き止められるケースもあります。これをカウンターオファーといいます。
カウンターオファーを受けた場合、提示された条件がどんなに魅力的であっても、一度立ち止まって冷静に考える必要があるといえるでしょう。
もし、昇給・昇格が原因で退職を決意したのであれば、一考の余地はあるでしょう。
一方で、別のキャリアを求めている、仕事とプライベートのバランスを変えたいといった理由で転職を考えたのであれば、そのカウンターオファーは自身のニーズに合致していないのかもしれません。
もちろん、カウンターオファーを受けるということは、会社が「残ってほしい」と思っている証でもあります。
その意向を汲んで、現職を継続するのも選択肢のひとつではありますが、提示された条件のみを検討するのではなくさまざまな視点から退職、転職について熟考することが重要といえるでしょう。
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まとめ
円満に退職して新天地で活躍したいと考えているのであれば、転職タイミングやカウンターオファーへの対応などのアドバイスも受けられる転職エージェントに相談するのがおすすめです。
エンワールドでは、外資系企業や日系グローバル企業など多くの魅力的な案件のご紹介が可能です。求人の紹介だけでなく退職のタイミングや面接に関する具体的なアドバイスも行っておりますので、まずは無料面談にご応募ください。
