皆さんは外資系ホテルで働きたいと考えたことはありませんか。海外のホテルというとどうしても高い、高級というイメージがありますが、実際はそんなことはありません。この記事では、世界のホテルランキングや外資系ホテルの現状について、詳しく解説しています。
上位を外資系企業が独占!世界のホテル業界ランキング
世界には名だたるホテルが多くありますが、そのほとんどは外資系のホテルが占めています。ここでは、世界のホテルランキング15位までを紹介をします。
1位 マリオット・インターナショナル
マリオット・インターナショナルは、アメリカ合衆国のメリーランド州ベセスダに拠点を置いており、リッツ・カールトンの運営元としても有名です。ホテル事業に進出したのは1957年のことですが、現在では世界最大のホテル・チェーンとなっています。
主に高級ブランドのホテルを中心とした展開になっていますが、なかには長期滞在型のホテルなどもあります。リッツ・カールトンやスターウッド・ホテル&リゾートなどはよく知られているところです。グループ全体では、全世界で6,500件以上のホテルを経営しています。
2位 ジンジャン・インターナショナル・ホールディングス
ジンジャン・インターナショナル・ホールディングスは、中国の上海に拠点を置いているホテル・グループです。この会社は中国の国営企業であり、運営は政府が行っています。設立されたのは2003年と、比較的新しいホテル・グループですが、海外のホテル・グループの買収にも積極的で、急激に業績を伸ばしてきています。
ホテルの形態も幅広く、フルサービスのものからセレクトサービスのものまで、多種多様となっています。また、ホテル運営だけでなく、観光事業や物流、旅行代理店の経営なども行っています。
3位 ヒルトン
ヒルトンといえば誰もが知っているホテルの名前のひとつではないでしょうか。主に高級ブランドのホテルとして知られていますが、それより価格帯の安い中級ブランドのホテルも存在します。等級は18もあり、それぞれ多様なサービスを提供しているのが特徴です。
ヒルトンと名の付くホテルの数はそれほど多いというわけではなく、現在では90カ国以上の国々で600件近いヒルトン・ホテルの運営を行っています。ちなみに、グループ全体では110カ国以上、6,000件近いホテルを運営しており、その多くが立地の良いところにあります。
4位 インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ
インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは、2003年にイギリスで創設されたホテル・グループです。現在では、世界で100カ国以上、5,000件を超えるホテルの運営を行っています。
日本のホテルと同様、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループが経営しているホテルでは、おもてなしの精神が重視されています。インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは数あるホテル業界のなかでもグローバルな存在感を示しており、類稀なる経営戦略を行っていることでも知られています。
5位 ウィンダム・ホテル・アンド・リゾート
ウィンダム・ホテル・アンド・リゾートは、アメリカ合衆国のテキサス州ダラスに本拠をおくホテル・グループです。創設されたのは1981年ですが、現在では合衆国内のほか、カナダや中国、ヨーロッパ諸国、アジア諸国、アラブ諸国などでもホテル運営を行っています。
ホテル・ブランドには高級からエコノミーまで7種類があり、長期滞在型のホテルを運営しているところもあります。「素晴らしい滞在はあなたが考えるよりも近い」をコンセプトにしており、80カ国以上、9,000以上のホテルが存在しています。
6位 アコーホテルズ
アコーホテルズはフランス発祥のホテル・グループです。最高級のリゾート・ブランドから都市型リゾート・ホテル、エコノミー型ホテルまで8種類のブランドでホテルを運営しています。
世界では、100ヶ国3,700以上のホテルのホテルが存在し、日本国内にもさまざまな形態のホテルがあります。それぞれのブランドでアメニティーなどは異なり、はっきりと客層を分けたホテル展開をしているのが特徴です。内装や外観については、いかにもフランスらしいといったお洒落なものとなっています。
7位 チャイナ・ロッジング・グループ
チャイナ・ロッジング・グループは、2007年に上海に設立された中国のホテルチェーン運営会社です。第8位のフアズー・グループの持株会社にあたり、同社はリース、マナチーズとフランチャイズ・モデルを有するマルチブランド・ホテル・グループです。
8位 ファズー・グループ
ファズー・グループは漢字では「華住酒店集団」と書きます。中国系のホテル・グループであり、最近になって急成長を続けているホテル・グループです。現在は中国国内の350以上の都市で、3,000件を超えるブランド・ホテルを運営しています。
9位 チョイスホテルズ・インターナショナル
チョイスホテルズ・インターナショナルは、アメリカ合衆国のメリーランド州ロックビルに拠点を置いているホテル・グループです。創業されたのは1938年のことで、比較的老舗のホテルグループだといって良いでしょう。
現在は世界で5,000件以上のホテルを運営しています。高級ホテルからエコノミー・クラスのホテルまで、運営形態は幅広いです。さまざまな価格帯のホテル・ブランドを展開しているため、ビジネス旅行者や家族旅行者、高齢者まで、幅広い客層に向けたサービスを提供しています。
10位 ビーティージー・ホテルズ・グループ
こちらも中国で創業されたホテル・グループです。ビーティージーとは、「Beijing Tourism Group(北京観光グループ)」の頭文字をとったものになります。拠点はその名前の通り北京にあります。
ビーティージー・ホテルズ・グループでは、単にホテルを運営するだけでなく、ホテル事業セグメントと景観事業セグメントの2つのビジネスモデルを柱にした経営をしています。ホテル運営事業では、ホテル物件の賃貸なども行っています。
11位 ベスト・ウェスタン・ホテルズ・アンド・リゾート
ベスト・ウェスタン・ホテルズ・アンド・リゾートは世界の100カ国以上の地域でホテルを運営している会社です。創業70年以上であり、ホテルの等級としては7種類のブランドが用意されています。
誰にでも分かりやすいアイコニックなホテル経営を特徴としていて、ホテル業界のなかではさまざまな受賞歴を持っているホテル・グループです。カスタマーケアの面では、利用者それぞれが最高の旅行体験を経験できることを目指しており、最低料金保証などの制度もあります。
12位 グリーンツリー・ホスピタリティー・グループ
グリーンツリー・ホスピタリティー・グループも中国の企業が運営しているホテル・グループです。最近では、中国系のホテル・グループが高級ホテルの運営に乗り出しているところが多いですが、こちらもその例に洩れず、高級ホテルを中心としたホテル・グループとなっています。
2022年3月31日現在では、アメリカ合衆国などにも進出していて、世界で4,000件近いホテルを運営しています。比較的簡素なイン形態のホテルから、高級リゾート向けのホテルまで、さまざまなスタイルのホテルが存在します。
13位 ドッセン・インターナショナル・グループ
ドッセン・インターナショナル・グループは、いわゆる高級ホテルに分類されるホテルグループです。中国国内では、200以上の都市でホテル事業を展開していて、顧客優先、品質優先の姿勢でホテル運営を行っています。
ドッセン・インターナショナル・グループは合わせて8つの形態でホテルを運営しており、それぞれターゲットとなる層も異なっています。超高級ホテルに泊まりたいという人から、ビジネス向けの少し瀟洒なホテルに泊まりたいという人まで、さまざまな人に向けたホテルだといえます。
14位 サンメイ・グループ
2010年に中国の青島で設立されたサンメイ・グループは、7年連続で中国のトップ5ホテルの1つに数えられているホテルチェーンです。ホテル以外にも、小売やケータリング、エンターテインメントなども幅広く手がけています。
現在は、世界の343都市に5500件以上のホテルがあります。
15位 ハイアット・ホテルズ
ハイアット・ホテルも日本ではよく名前の知られているホテルのひとつではないでしょうか。デザインホテルから長期滞在型ホテル、中級ホテルまで10等級のホテルがあり、それぞれ運営形態が異なっています。
ハイアット・ホテルも日本ではよく名前の知られているホテルのひとつではないでしょうか。デザインホテルから長期滞在型ホテル、中級ホテルまで10等級のホテルがあり、それぞれ運営形態が異なっています。
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外資系ホテル業界の動向
現在、日本は観光立国を標榜しているため、外資系ホテルの建設も増えてきています。その一方で、人材の確保が追いついていないという実情もあります。そのため外資系ホテルの多くは、新卒者や転職者を募集しています。
外資系ホテルというと、高級感のあるラグジュアリーなホテルを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、日本国内ではシティーホテルやリゾートホテルのほか、ビジネスホテルや従来の旅館型のホテルも運営されています。
日本では人口減少による内需の縮小傾向から、海外からのインバウンドに期待している業界もあります。そうしたなかで、英語を始めとした海外の言語が通じるホテル業界は、全体として投資家からの注目も集めており、海外でのマーケティングも活発に行われています。
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ランキング上位のホテルへの転職を成功させるためのポイント
外資系ホテル業界への転職を成功させるためには、以下に挙げる3つのポイントがあります。
採用スケジュールを常にチェック
ホテル業界は観光業であるため、繁忙期と閑散期がありますが、それぞれのホテル・チェーンで採用スケジュールにはかなりばらつきがあり、繁忙期直前だからといって求人募集を必ずしも行っているわけではありません。
そのため、外資系ホテルに転職したい場合には、目的となる会社の採用スケジュールをこまめにチェックしておくことが大切だといえます。現在、ホテル業界は積極的に採用を行っているので、採用スケジュールを合わせることができれば、比較的転職も容易だといえるでしょう。
採用面接で試される「英語力」
外資系ホテルでは英語力が求められる傾向にあります。これは海外から観光やビジネスで日本を訪れる人が、比較的名の知られている外資系ホテルを選びやすいためだといえます。
そのため、外資系ホテルで働く際には、海外出身者と会話ができるレベルの英語力が必要とされる傾向にあります。これは採用面接の際に確認されることもあるので、事前に英語能力を十分に磨いておくと良いでしょう。
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まとめ
今回は、外資系ホテルの動向や転職事情、世界のホテルランキングTOP15などについてご紹介してきました。
ホテル業界という、さまざまな国・人種の方と交流をすることができる環境で働きたいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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