2020.04.01
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行拡大、緊急事態速報の発令を受け、各企業が従業員の働き方の変更に取り組んでいます。正社員については、リモートワークを導入する企業が増えていますが、派遣スタッフにはどの様に対応しているのかという疑問を持たれている企業様も多いようです。
そこで、各企業様の取り組み一例をまとめさせていただきました。皆様の参考になれば幸いです。
派遣スタッフへの対応事例
- 多くの企業は、リモートワークのために派遣スタッフにノートパソコンを支給
(初日のみ派遣スタッフ出勤していただき、必要機器の支給と説明を行い、翌日から在宅勤務をしていただく、など) - 一部の企業は、リモートワークの派遣スタッフのためにポケットwifiの支払いを負担
- 最低でも通常の給与の60%を支払い。エンプロイヤー・ブランディング(employer branding)への影響と長期的な思考を示して通常の給与の100%の支払いをしている企業もあり
- 業務内容上、在宅勤務が難しい場合、派遣スタッフ派遣社員を正社員として雇用した企業もあり
- 交通費の対応は様々。スタッフがオフィスに出勤した日のみ支払う、リモートワークでの水道光熱費の上昇をカバーするために通常通りの交通費の支払う、など
不確実性が高く不安定な情勢の時には、多くの企業が可能な限りコストを削減することを検討し、非正規雇用の人員削減を検討することもあります。しかしその一方で、多くのスタッフがビジネス上重要な役割を担っており、派遣スタッフを休職させたり、契約を解除したりすることは、ビジネスに大きな影響を与えることも事実です。
派遣スタッフへの対応等で疑問・お困りのことがある際には、お気軽にエンワールド・ジャパン 営業担当、またはこちらまでご連絡ください。