外資系企業に派遣社員として働くには？職場の雰囲気から向いている人まで徹底解説

2019.12.24

働き方の多様性が広がる中、外資系企業に派遣社員として働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、外資系企業といっても実際の職場の雰囲気を知る機会はあまりないかもしれません。

この記事では、派遣社員が外資系企業で働く場合の職場の雰囲気について解説します。また、外資系企業に向いている人の特徴も紹介しますので、外資系企業で働きたいと思う人はぜひ転職活動に役立ててください。

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派遣社員からみる外資系企業の雰囲気

ここでは、派遣社員の立場からみた外資系企業の雰囲気を解説します。日本企業との共通点も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

日本企業よりもドライな雰囲気

ひとくちに「外資系企業」といっても雇用形態や待遇は会社によって大きく異なります。一方で、共通する点としては人事評価基準に成果主義を採用しており、実力を重視する傾向が強くあります。

それに対して、日本企業は年功序列を採用しているケースが多いため、年齢や勤続年数が重視される傾向にあります。

そのため、外資系企業では転職歴のある社員も多く、よりドライな雰囲気を感じることもあるでしょう。派遣社員であっても同様で、仕事とプライベートを区別している傾向があります。人材の流動が激しいこともあり、歓送迎会や忘年会といった社内イベントが少ない会社も多いようです。

日本企業と同様、基本的に残業はない

外資系企業は残業が少ないと言われていますが、個人の責任範囲がはっきりしており、仕事の成果で自分の評価が決まるため、たとえ定時になっても仕事が終わっていなければ自身の時間を割いて勤務する場合もあります。

ただし、派遣社員の場合は成果報酬ではなく、残業した分だけ時給が発生するため、基本的に残業はありません。このあたりは、派遣社員として日本企業で働くのと変わりがないといえるでしょう。

また、外資系企業といっても社員がほとんど日本人であり、勤務形態も日本企業と変わらない会社も多くあります。派遣社員も同様で、そういった会社では待遇も日本企業と大きな差はないでしょう。

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外資系企業で働くことに向いている人

ここでは、派遣社員として外資系企業で働くことに向いている人の特徴を紹介します。

語学が堪能な人

英語を使わない部署もありますが、外資系企業においては語学力があるに越したことはありません。派遣社員であっても、ある程度の英語ができれば海外チームとのやりとりや取引先との交渉を引き受けることもできるので、仕事の幅は広がるでしょう。

スピーディに業務を遂行できる人

外資系企業では長い時間働くことよりも、限られた時間で多くの成果を出せる人が評価される傾向にあります。特に派遣社員は時給で働いていることもあり、スピーディに業務を遂行できる人が評価されやすいといえるでしょう。

自分でモチベーションをコントロールできる人

外資系企業は仕事の成果で評価されるため、年功序列の日本企業とは文化が違います。派遣社員においても「自分より年下なのに時給が高い」「自分より経験が浅い人が評価される」ということは、よくあるでしょう。そういった場合でも、自分でモチベーションをコントロールしながら仕事に向かえる人は、外資系企業に向いているといえるでしょう。

フレキシブルに対応できる人

外資系企業は、様々な国籍や考えを持っている人とコミュニケーションを通してお互いの意見を交える機会が多くあります。取引先が海外企業であったり、担当者が海外出身者であることもあるため、グローバルな視点をもち、違いを感じてもフレキシブルに対応できる人の方が外資系企業に向いているといえます。

自分の意見を主張できる人

国籍や文化の異なる人とコミュニケーションをとる上では、「自分の意見を主張できること」が特に重要だといえるでしょう。相手に自分の考えや意見を伝えなければ、互いに意思疎通することは難しいでしょう。派遣社員だからといって組織における自身の意見の重要度が異なるわけではありません。自分の意見をきちんと主張できる人は外資系企業に向いているといえるでしょう。

外資系企業で働くことに向いていない人

ここでは、反対に外資系企業で働くことに向いていない人の特徴を紹介します。

安定志向の人

外資系企業は日本企業と異なり、会社によっては福利厚生がまったくないところもあります。また、派遣社員であっても仕事ができなければすぐに解雇される可能性もあり、日本企業のような安定や手厚い福利厚生を期待する人には向いていないといえるでしょう。

保守的な人や受け身な人

さまざまな国籍や文化的背景を持つ人が集まる外資系企業では、その多様性を受け入れた上で、自分の意見を主張しなくてはコミュニケーションを取るのは難しいでしょう。その意味で、他人の意見に流されてしまうような受け身な人や、変化を嫌うような保守的な人は違和感や不自由さを感じることもあるかもしれません。

指示をもらって働きたい人

自分の意思や意見を主張しなくては仕事にも影響するため、ただ指示を待つばかりの人は仕事が進まず成果もあげられないでしょう。派遣社員だからといって受け身にならず、自ら率先して動ける人の方が評価されるでしょう。

ゆっくりのんびり働きたい人

外資系企業では、日本企業以上にスピーディに業務を遂行する能力が求められる傾向にあります。派遣社員であっても責任をもって仕事にあたることも多く、派遣社員であってものんびり働くことは比較的難しいでしょう。

まとめ

外資系企業では語学力はもちろん、仕事の成果も求められます。どう対処すればより多くの成果があげられるのか、仕事を効率よく終わらせるにはどうすればよいか、と考えることが重要になるでしょう。

外資系企業で働くには派遣社員という方法もあります。派遣社員として外資系企業で働きたい場合は、まず外資系企業に強い派遣会社に登録するのが近道ではないでしょうか。また、外資系企業でも会社によって求められるスキルや条件は異なるため、求人の募集内容をよく確認する必要があるでしょう。英語力に自信があるなら、語学力が活かせる外資系企業の派遣社員として働くことを検討してみてはいかがでしょうか。

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