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転職面接のマナーを徹底解説|身だしなみや面接中のマナーまで網羅!

Posted by en world Japan

3年以上前

転職面接が決まったが、面接や服装についてのマナーがわからず不安に思う人もいると思います。

 面接マナーや身だしなみは、結果を左右するほど重要なポイントです。この記事では、面接時に最適な服装から面接を成功させるためのマナーを解説します。転職面接を成功させるための参考にしてください。

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■転職面接でマナーが大切な理由​

転職面接でマナーが大切な理由は、ビジネスマナーは社会人としての基礎スキルであり、マナーは第一印象に大きく影響を与えるからです。ここでは転職面接のマナーについて詳しく説明します。

 

| ビジネスマナーは社会人としての基礎スキルだから

ビジネスマナーをはじめとした基礎的なスキルは、社会人1年目で身につけるものです。面接官は、ビジネスマナーができていない人を採用したいとは思いません。また、転職の場合は基本的に入社後のマナー研修は用意されていないと思っていたほうがよいでしょう。そのため、ビジネスマナーができているのは必須条件になります。

 

| マナーは第一印象に大きく影響を与えるから

「第一印象は見た目で決まる」とよくいわれるのは、「メラビアンの法則」によるものです。メラビアンの法則とは、「話し手が聞き手に与える影響の55%が視覚情報である」という心理法則のことです。

 

声のトーンや大きさなどの聴覚情報は38%、言葉や話す内容などの言語情報は7%です。つまり、立派な志望動機や自己アピール力より、マナーがしっかり身に付いているほうが評価は高くなるといえます。

 

■面接前のマナー

はじめに、面接前に気をつけておきたい準備・マナーを3点ご紹介します。

 

| TPOを考慮した服装を意識する

服装は第一印象を決める重要なポイントです。TPO(とき・場所・場合)をわきまえた服装マナーで面接に臨みましょう。

 

・スーツやシャツにしわがなく、シャツは第一ボタンまで留められているか

・靴に汚れがなくきれいに磨かれているか

・髪型は乱れていないか

 

上記は、自宅を出る前に必ずチェックするようにしましょう。

 

| 応募書類などの忘れものをしない

履歴書や応募書類などを忘れてしまっては本末転倒です。

忘れものをしてしまったために、面接が受けられず転職活動が失敗することもあり得ます。社会人として、忘れものをしないのは当然のことです。

面接の前日までに必要なものを用意し、自宅を出る前にも再度荷物の確認を行いましょう。

 

| 「におい」に気をつける

香水や汗のにおいはもちろん、食後の口臭も気をつけなければなりません。

汗のにおいや香水のきつい香りは、面接官にマイナスの印象を与えることになります。香水は使用しないのが無難です。

汗のにおいが気になる人は制汗剤で対応しましょう。食事はニンニクやチーズなどのにおいがきついものは避け、面接前に口臭ケアも行うとよいでしょう。

 

■訪問・受付時のマナー

次に、訪問・受付時のマナーについて3点ご紹介します。

 

| 約束時間の5〜10分前に到着する

遅刻をしないことは当然です。会社訪問時は約束時間の5〜10分前に到着するよう心がけましょう。遅延やアクシデントも考慮した時間に自宅を出るようにします。

 

しかし、遅れてはいけないからといって早く到着してしまうのもタブーです。

早く着いてしまった場合は、近くの休憩できる場所で時間を潰すといいでしょう。

 

| 受付では挨拶をしっかり・はっきりとする

受付で挨拶をしないのはNGです。挨拶も立派なビジネスマナーのひとつです。受付から面接は始まっていると意識し、挨拶をしっかり行いましょう。

挨拶をするときは、相手が聞き取れるようはっきりと喋ることが大切です。明るく大きな声と笑顔で挨拶をしましょう。

 

| 控え室でも礼儀正しくする

控え室に案内された場合は、礼儀正しく行動し、面接が始まるまで資料などを読んで静かに過ごします。

このとき、なるべく下座に座り失礼のないように気をつけましょう。

また、携帯の電源は必ずオフにしておき、面接中に音が鳴らないようにします。くれぐれも先客や社員の方に迷惑をかけないようにしましょう。

 

■入室・着席のマナー

次に、入室・着席のマナーについて3点ご紹介します。

| ノックは3回する

面接室のドアをノックする際は、必ず3回ノックします。日本ではノック2回が主流になっていますが、マナーの国際標準ではノック2回はトイレの確認用です。ビジネスシーンではノックを3回すると覚えておいてください。

入室後はドアを片手で閉めず、両手で閉めるように心がけましょう。細かい気配りや振る舞いも面接官はしっかりチェックしています。

 

| 入室時の挨拶を怠らない

ノックを3回し、面接官に「どうぞ」といわれたら必ず「失礼します」と挨拶をします。何もいわずにドアを開けてしまうのはマナーができておらずNGです。

メラビアンの法則で説明したように、マナーをはじめとした視覚情報は印象に大きく影響を与えます。

 

挨拶はしっかりと行い、印象を良くするように努めましょう。席の左側に移動したら、「〇〇です。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶します。

 

| 勝手に座らない

挨拶をした後、勝手に席に座ってしまうのもビジネスマナーができていないとみなされます。

必ず、面接官が「どうぞ、お座りください」といった後に座ってください。

 

着席だけでなく、面接の場面では基本的に自分勝手な行動をせず、面接官の指示があってから行動するようにします。荷物を持っている場合は、足もとに置いておきましょう。

 

■面接中のマナー

次に、面接中のマナーについて3点ご紹介します。

 

| 会話はキャッチボールだと心がける

面接は緊張しますが、会話はキャッチボールだと心がけて落ち着いて話すようにしましょう。

 

・自分だけが話し続けない

・結論から話し、相手がわかりやすいように配慮する

・聞き取りやすいようゆっくり話す

・ときに身振り手振りも交えて話す

 

など、相手にスムーズに伝わるように工夫をすると評価アップにつながります。

 

| 名刺の受け取り方に気をつける

転職活動中には名刺を受け取ることも多くあります。普段、名刺交換をする機会がない人は名刺の受け取り方に気をつけましょう。転職面接の場合は、自分から名刺を渡す必要はありません。

 

面接官から名刺を出されたら、以下の3点に気をつけて名刺を受け取りましょう。

・御礼をいう

・あらためて名前を名乗る

・丁重に両手で受け取る

・名刺は向かって左に置く

・上の役職の人から順に名刺入れの上に置く

 

| メモを取る

逆質問や勤務体系など重要な内容はメモを取るといいでしょう。ただ話を聞いているだけよりも、メモを取ったほうが相手も「ちゃんと話を聞いている」と受け取ることができ、評価アップにつながります。

 

ただし、何もいわずにメモを取り始めるのは失礼にあたります。メモを取る際はメモを取ってもさしつかえないか、先方に確認をしてからにしましょう。

 

■退室・面接後のマナー

最後に、退室・面接後のマナーについて3点ご紹介します。

 

| お辞儀をしてから退室する

面接後は必ず御礼をいいましょう。面接中にいただいた資料や書類などは、手で持って退室するのではなくカバンにしまいます。このとき、面接官からいただいた名刺は特に丁寧に扱いましょう。

 

退室時は「お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました」など感謝の意をはっきりとした口調で伝え、丁寧にお辞儀をしてから部屋を出てください。

 

| 退室後は速やかに建物の出口を目指す

退室後に気を抜いてスマホを触ったり、飲食し始めてしまうと、面接での評価が一気にマイナスになってしまいます。退室をしたら速やかに建物の出口に向かいましょう。

 

企業によっては、エレベーターホールまで見送りをしてくれることもあります。エレベーターで見送られるときは、ドアが閉まり、相手が見えなくなるまできちんとお辞儀をします。

 

| 御礼のメールを当日中に送る

面接をしたその日のうちに、面接官か担当者へ速やかに御礼のメールを送りましょう。このような小さな気配りや配慮が、あなたの印象や評価を大きく上げてくれます。

また、メールは目下の人のメールで終わるのがビジネスマナーです。人事の方からのメールには必ず返信しましょう。

 

■まとめ

転職面接のマナーや身だしなみについてご紹介しました。少しの配慮や言葉が結果に結びつくので、この記事で紹介した内容をあらためて確認してから面接に臨んでください。

 

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