CFOに転職するために必要なスキルは?求人の探し方まで徹底解説!

外資系転職アドバイス 転職時のポイント・注意点
2019.09.09
CFOに転職するために必要なスキルは?求人の探し方まで徹底解説!

この記事では、CFO(最高財務責任者)への転職を目指して活動している人に向け、CFOとして転職するために必要なスキル、CFOになるメリット・デメリット、CFO求人の探し方などについて解説します。

CFOへの転職を成功させるために、ぜひ参考にしてください。

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CFO(最高財務責任者)はその特性上ポスト数が少なく、非公開で募集されているケースも多いため、今までに培ったスキルや経験を活かしてCFOとして活躍したいのであれば転職エージェントの利用がおすすめです。エンワールドではあなたの能力を存分に発揮していただける求人をご提案し、理想の転職のお手伝いをいたします。

CFO(最高財務責任者)とはどんなポジション?

CFO(Chief Financial Officer)は企業の財務戦略立案・執行などを管理する責任者のことで、日本語訳では「最高財務責任者」です。海外資本の入っている外資系企業や、海外にも拠点をもつ日系グローバル企業では、すでに地位を確立しているポジションですが、日本ではまだ馴染みがなく「財務部長」「管理部長」などといわれていることもあるようです。

  

CFOの仕事内容は企業の規模によって変わりますが、会計・予算・税などの業務管理・資金調達・企業の買収や合併(M&A)・上場準備など多岐にわたります。財務における最高責任者として経営戦略に関する提言を役員へ行ったり、自ら役員として経営に携わったりすることもあります。

  

CFOになるためのキャリアパス

転職によってCFOのポジションにつく人の中には、経理財務出身者・公認会計士・財務担当役員ファイナンス経験者などはもちろん、経営企画者などもいます。社内異動でCFOになる人もいるようですが、この場合のキャリアパスは、経理に関する実務を経験してから財務系に進み、CFOポジションにつくのがCFOポジションにつくケースが多いようです。

  

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CFOに転職するためには資格が必要?

CFOとして転職するためには、経理・財務に関する資格や一般財団法人日本CFO協会が認定するCFO資格などがあると、比較的有利になるようではあります。しかし、日本国内における公認会計士や証券会社出身のCFOは半数以下であり、どちらかというと事業担当者が十分な経験を積んだ後に任用されるケースが多く見受けられます。すなわち、資格よりも実務経験のほうが重視されているといえるでしょう。

  

また、外資系企業や日系グローバル企業のCFOに転職する場合は、ビジネスレベルの英語力が求められる傾向にあります。そのため、実務経験はもちろん、英語力を証明できるような資格、または英語を用いた実務経験を持っていることが望ましいでしょう。

  

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CFOに転職するために必要な経験やスキル

CFOになるためには実務経験が重要とお伝えしましたが、どのような経験やスキルが必要なのか詳しく解説していきます。

  

☑ 財務や経理に関する経験やスキル

CFOは財務分野における最高責任者ですから、財務に関する深い知識や経験、スキルは最も重要といえるでしょう。

  

具体的には、資産・負債・純資産を把握するための賃借対照表(Balance sheet/BS)や損失と利益を把握するための損益計算書(Profit and Loss statement/PL)、会社にある現金の動きを把握するためのキャッシュフロー計算書(cash flow statement/CF)などを読み解く知識やスキル、それらを数多く見てきた経験が必要です。

  

これら財務諸表から会社の経営状態を正しく把握し、見通しを洞察し、リスクマネジメントのために素早く動けるスキルは、CFOにとって最も必要であるといえるでしょう。

また、CFOとしての役割を果たすためには、経理に関する経験やスキルも必要となるでしょう。特にスタートアップ期にあるベンチャー企業や、これから上場しようと準備を行っている企業では、CFOが資金調達や経理システム、月次決算の基盤作りを担当するケースもあります。

場合によっては、経理関係の事務仕事をCFOが行ったり、会社によっては、財務と経理の業務定義が異なったりすることもあります。よって、どのような仕事内容でも対応できるよう、財務スキルと経理スキルは両方必要だといえるでしょう。

  

☑ プレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力

CFOには、多くのプレゼンテーションの経験や高いコミュニケーション能力も必要だとされています。なぜなら、調達額によってはCFOが複数の投資家や投資企業に対して資金調達のためのプレゼンテーションを自ら行うケースもあるからです。

その際、自社の強みや投資メリットをわかりやすく説明し、納得してもらえなければ資金集めは成功せず、結果としてCFOとしての役割を果たすことはできないでしょう。

また、金融機関へ融資を依頼したり、社内役員へ財務戦略の説明をしたり、時には財務の最高責任者として、従業員への説明責任を果たしたりする場面もあるでしょう。

これらの場面でCFOは、立場や役割、年齢が異なるだけでなく、外資系企業や日系グローバル企業であれば言語や文化の異なる人とも意思疎通をはかっていく必要もあるでしょう。

そのため、CFOにとって、プレゼンテーションスキルや語学力の高さも含めたコミュニケーション能力は重要だといえるでしょう。

  

☑ 経営者としての視点

前述のとおり、CFOは財務情報から会社の経営状態を正しく把握して先を見通し、時に重要な経営判断を下す役割も担っています。そのため、市場の動向や企業の置かれている状況を、常に経営者の視点から俯瞰して見定める能力が求められるでしょう。

また、急速に移り変わる現代においては、迅速に経営判断を下せる決断力や、自身が指し示した方向へと周囲を導いていく強力なリーダーシップも必要となるでしょう。

  

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CFOに転職するメリット・デメリット

ここでは、CFOに転職するメリット・デメリットを見てみましょう。

  

まずはメリットですが、CFOは上場前のベンチャー企業であれば、資金調達や上場準備、M&Aなどに携わることができ、年齢が若い人でもチャンスがある点でやりがいがあるといえるでしょう。

また、上場に成功すれば「上場企業のCFO」として、広い視野を保ちながらさらなるステップアップも見込める可能性があります。

  

しかし、上場済みの大企業からベンチャー企業へ転職する場合などは、ポジションは上がっても給与や会社の安定性が下がるというデメリットもありえます。一方で、CFOである自分の活躍で、ベンチャー事業を成功させたり、上場を成し遂げるなどといった成功体験を通して得られるやりがいはまさにメリットといえるかもしれません。

  

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CFO求人の探し方

いざ、CFOになるために求人を探そうと思っても、会社にとって重要なポジションであるCFO求人が、一般的な求人サイトなどに公開されていることは少ないと考えてよいでしょう。そのため、それまでに得た人脈やヘッドハンティング、転職エージェントを経由してCFOへ転職するケースが多いようです。

  

また、会社の経営の根幹にかかわる財務・経理部門ですから、選考基準は厳しく面接にまで進めないケースも多いようです。

  

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まとめ

企業にとって重要な財務戦略立案や執行を担当するCFOとして、外資系企業や日系グローバル企業へ転職を実現させたいのなら、グローバル系企業の求人に強い転職エージェント・エンワールドの利用をご検討ください。

  

エンワールドは、国際的な視点を持ち、キャリアアップ志向のあるプロフェッショナル人材向けに、管理職や経営幹部、スペシャリスト求人を紹介しています。個人に合わせたアプローチで、スムーズな転職のお手伝いをしています。無料面談を実施中ですので、まずはお気軽にご応募ください。

  

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