コンサルタントへ転職する理由は?志望動機を書くポイントも解説

お役立ちコラム 業界別 外資系コンサルティング
2019.07.21
コンサルタントへ転職する理由は?志望動機を書くポイントも解説

「高収入」「スキルアップしたい」などさまざまな理由から、コンサルタントへの道を目指す人もいるでしょう。この記事では、コンサルタントへの転職を考えている人向けに、コンサルタントにはどのような種類があるのか、よくある転職の理由や志望動機を書くコツは何なのかなどを解説していきます。コンサルタントへの転職を成功させるためにぜひ参考にしてください。

コンサルタントの仕事と、その種類とは?

コンサルタントの仕事は、担当する業種によって異なりますが、専門知識と経験をもとに顧客の相談やアドバイスに乗り、さまざまな問題を解決に導くことだとされています。キャリアや業種にもよりますが、給料はおよそ500万円〜となっており、新卒でも高い給料を望めるようです。

  

コンサルタントは専門知識をいかして仕事をするので、専門性や業種も幅広くあります。どのような種類があるのか、いくつか紹介していきます。

  

経営コンサルタント

数あるコンサルタントの種類の中でも、経営コンサルタントは有名なもののひとつでしょう。経営コンサルタントとは、企業の経営状況を調査し、その問題を解決するのが仕事です。

  

戦略や人事など各分野にも専門のコンサルタントがいますが、経営コンサルタントでは経営を総合的に担当します。医療業界にのみ携わる医療経営コンサルタントなど、専門性の高い経営コンサルタントもあります。

  

戦略コンサルタント

戦略コンサルタントは、主に経営戦略を担当する仕事です。具体的には、新規事業の立ち上げや事業提案などを行います。多くの場合も、経営者に直接提案し、戦略実行までサポートします。

  

欧米など世界規模で展開する企業を担当することが多く、主に大手企業が顧客になります。その分、高いスキルを求められる傾向にあります。

  

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、IT戦略の提案・実行やシステムの導入などを行います。大手企業からベンチャー企業まで幅広く対応しており、日々進歩、変化するビジネスに対応するため、システム導入化やセキュリティー需要が高まる近年では、特に重要視されてきている傾向にあります。

専門知識が通常のコンサルタントに求められる能力に加えて必要なため、高い給与が設定されている企業もあるようです。

  

シンクタンク系コンサルタント

シンクタンク系コンサルタントは、主に経済調査が仕事となりますが、官公庁から政策決定のための社会政策や政治戦略の調査を請け負うこともあるようです。また、調査だけではなく、IT分野の業務やマネジメントなども請け負っています。

  

シンクタンク系コンサルタントの親会社は証券会社や金融機関である場合が多く、大手企業のノウハウも活用してコンサルティングをしていきます。

  

財務コンサルタント

財務コンサルタントは、企業の財政状況を把握し、その問題点を改善するのが仕事です。複数の企業が協力する「M&A」のアドバイスを担当することもあるので、会計知識はもちろん、M&Aについても知識が必要になります。

M&Aでは近年、複数の国と取引をするクロスボーダー取引も多い傾向にあるため、英語力も必要になることがあるようです。

  

人事コンサルタント

人事コンサルタントは、人材の採用から育成までの計画を立てたり、人事戦略の提案をしたりするのが仕事です。また、年金や福利厚生まで細かくコンサルティングし、企業と人材を結びつける役割も持っています。

  

加えて、社員の意識改革の提案をするチェンジマネジメントの提案を行うなど、人事部門における課題が多様化する昨今において、その需要も多岐に渡ります。

  

そのほかの専門コンサルタント

コンサルタントには、まだまだ色々な種類がありますが、企業経営に関わるコンサルタントでは、PRコンサルタントがあります。

  

PRコンサルタントは、企業の商品をどのようにして広報していくのか、ブランディングの計画・提案をする仕事です。WEBやマスメディアでの広報戦略の幅広い知識を活用して企業に提案します。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職活動中から入社後まできめ細かくアドバイスいたします。

  

コンサルに求められるスキルとは?

コミュニケーション能力

コンサルタントに求められる能力の中で、重視されるもののひとつがコミュニケーション能力です。コンサルタントは企業に計画提案するだけでなく、それを実行する際にもサポートを行います。その際に、現場の社員との連携を取るためにも、コミュニケーション能力は必要となるでしょう。

  

また、相手が何を望んでいるのかという意図や要望をしっかり聞き出していく、ヒアリング能力も重要となるでしょう。計画提案をスムーズに相手に伝えるプレゼンテーション能力も備えておきましょう。

  

思考能力

コンサルタントにとって、もうひとつ重視されるのが思考能力でしょう。企業の複雑な問題を速やかに解決するには、物事を論理的に整理し、合理的に解決手段を選択していく必要があるでしょう。この能力を論理的思考(ロジカルシンキング)と言います。

  

これは、どのような方針で課題を解決すればよいのかを考えるため、また、相手に納得してもらうためにも、コンサルタントにとっては欠かせない能力だといえるでしょう。採用面接でも、この論理的思考があるのかを見極められることが多いので、普段から論理的思考力を磨いておきましょう。

  

特定業務の知識や経験

業務改善のコンサルティングをするためには、専門の知識と経験が必要になるでしょう。ITコンサルタントであれば情報システム、財務コンサルタントであれば会計の知識に精通していなくては、クライアントに改善提案をすることは困難です。

  

同時に、経営コンサルタントのように特定の業界に特化していない場合もありますし、専門分野が決まっていても、技術革新や法律の改訂など、世の中は常に変化していくものです。そうした状況にも対応できるように、日頃から記事や論文に多く触れ、自身の情報を最新化しておける努力と能力も必要となるでしょう。

  

英語力

英語については、コンサルタントの仕事をするうえで「絶対に必要」というわけではありません。しかし、英語力をつけておいた方が、グローバルな案件を任せられるなど、仕事の幅も広がる可能性があります。

  

希望するコンサルタントの会社によって異なりますが、英語を必要とする案件もあるでしょう。また、グローバルに仕事をしたいなら英語を身につけておくのは必須とも言えます。キャリアを考えて英語が自分にとって必要となるのか、そうではないかで考えてみましょう。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職活動中から入社後まできめ細かくアドバイスいたします。

  

よくあるコンサルタントへの転職理由

ここでは、コンサルタントに転職する際に多い理由を紹介していきます。ほかの人がどのような理由でコンサルタントに転職をするのかぜひ読んでみてください。

さまざまな大規模事業に携われる

日系企業、外資系企業に関わらず、コンサルタントを依頼する会社は大手企業である場合が多いようです。そのため、大規模事業に携わることができ、幅広い知識と経験を得られる可能性があります。グローバルな案件であれば、さまざまな国籍の人と関わり合うような仕事もできるでしょう。

  

自身のスキルアップにつながる

「コミュニケーション能力」「思考能力」「特定業務の知識や経験」「英語力」などは、コンサルタントの仕事をしていくことで、さらに磨かれていくでしょう。

  

ほかにも「プレゼンテーション能力」や「プロジェクトマネジメント能力」など、ビジネスで重宝されるスキルも身につけられるでしょう。コンサルタントはビジネスパーソンとして大きく成長できる仕事のひとつといえます。

  

人脈を作ることができる

コンサルタントの仕事を通じて、同じ案件を担当した同僚や、上司、後輩は今後の大切な人脈になるでしょう。大規模事業であれば同じ案件に関わっていた同業者は、有名企業にいたり、重要なポストについていたりする可能性もあります。

  

そういった人脈から仕事の案件が回ってきたり、お互いの企業が利益のために協力し合うアライアンスの話を持ちかけられたりすることもあるようです。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職活動中から入社後まできめ細かくアドバイスいたします。

  

コンサルタントの転職理由を伝える際のポイント

ここでは、採用面接でコンサルティング業界への転職を聞かれた際に伝えたいポイントを紹介します。

  

☑ この業界でなければならない理由を明確にする

転職理由が「問題を解決するための戦略を立てたい」というものでは、コンサルタントではなく、一般企業の企画部門や広報担当などでもできることだとされ、志望動機としては不十分となってしまう可能性があります。

もう少し具体的に「なぜコンサルタント業界なのか」という明確な理由を伝えるようにしましょう。

  

☑ この企業でなければならない理由を明確にする

転職の面接時にはよく「なぜ、うちの会社を選んだのか」という質問を投げかけられることがあります。その際は「ほかの会社ではなくこの会社を選んだ理由」を、伝えられるようにしましょう。競合会社をあらかじめリサーチして比較し、伝えることがポイントとなるでしょう。

  

☑ どのように企業に貢献できるかを明確にする

どのように企業に貢献できるかを伝えるために、まずは自分の強みを整理しておきましょう。前職の知識や経験はアピールポイントになります。他の志望者とかぶることのない専門的な知識や経験であれば、より評価される可能性もあります。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職活動中から入社後まできめ細かくアドバイスいたします。

  

まとめ

一言でコンサルタントと言っても、さまざまな種類があります。もっとも代表的な経営コンサルタントから、あまり耳にしないかもしれない種類のコンサルタントまで多種多様です。いずれも高度な能力を求められますが、その経験を通じてスキルも身につくため、自分に合ったコンサルタントの業種を見つけ、是非そこで活躍してみてはいかがでしょうか。

  

その際には、求人情報や転職のアドバイスをもらえる転職エージェントの力を借りるのもおすすめです。エンワールドは専門性が高く、コンサルタントに特化したチームもありますのでまずは無料相談にご応募ください。

  

エンワールドの無料面談へのご応募はこちらから

その他のおすすめ記事情報

英語ができなくても外資系企業に転職できる?必要な英語力と転職方法を紹介

英語ができなくても外資系企業に転職できる?必要な英語力と転職方法を紹介

外資系企業での業務というと、グローバルに活躍でき、高い実績を出すことができれば高い...

外資系企業に転職するには | 転職のメリット・デメリットから転職方法まで詳しく解説

外資系企業に転職するには | 転職のメリット・デメリットから転職方法まで詳しく解説

キャリアアップするために外資系企業への転職を考える方もいるのではないでしょうか。し...

外資系転職エージェントを選ぶポイントと上手な活用法

外資系転職エージェントを選ぶポイントと上手な活用法

キャリアアップのための転職を考えたとき、外資系企業を視野に入れている方もいるのでは...

一覧へ戻る

あなたの英語を活かすなら

外資系・日系グローバル企業のハイクラス転職ならエンワールド

転職をお考えの方

会員登録

人材採用をお考えの方

お問い合わせ

あなたに合った求人を探す

リモートワーク可や年収1,000万円以上のハイクラス求人をお探しの方はこちら