コンサルタントへ転職するための面接とは?対策方法と失敗例を徹底解説

外資系転職アドバイス 面接対策
2019.07.23
コンサルタントへ転職するための面接とは?対策方法と失敗例を徹底解説

コンサルタントという仕事に興味を持ち、転職を考えている人もいることでしょう。コンサルティングファームは外資系の会社も多く、より高いキャリアを目指した転職活動にあたっては、面接対策を十分に行うことが重要となるでしょう。

この記事では、失敗例を踏まえながら、採用に結びつくための対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

外資系コンサルタントとして活躍したい方へ - 転職活動を成功に導く転職理由の書き方や面接のポイントを伝授します

外資系コンサルティングファームは転職市場において人気が高く、優秀な人材が多く集まるため狭き門であることは否定できません。だからこそ外資系企業に強みのあるエンワールドにお任せください。ご希望に添える転職先のご提案はもちろん、転職活動についてもしっかりとサポートいたします。

コンサルタントの中途採用面接でよくある失敗例

まずは、コンサルタントの中途採用面接でよくある失敗例を6つ紹介します。

コンサルタントとしての志望動機がうまく伝えられなかった

コンサルタントの中途採用面接でも、面接官に対して、志望動機をうまく伝えられなかったという人は多いようです。志望動機とは、「自分が、キャリアとしてどのような高みを目指しているのか?」自分のモチベーションを示すところでもありますが、それを面接官に明確に伝える必要があるでしょう。

  

退職理由でネガティブな理由を伝えてしまった

転職する理由のひとつとして、前職への不満もあるでしょうが、採用面接ではそれをポジティブに伝えられるような工夫が求められます。たとえ転職理由がネガティブなものだったとしても、採用担当者に対し、それらがネガティブな印象を与えないよう、失敗例やうまくいかなかったエピソードを交えながら、この先のキャリアにつなげていきたいことを伝えるようにするとよいでしょう。

  

また、前職での反省点を踏まえた上で、今後の課題とするポイントなどを自己分析してアピールできるとよいでしょう。

  

先方の求める業務内容に沿わない回答をしてしまった

これは、志望先の企業から質問された際に、先方の業務内容に即した回答ができないパターンです。事前に、志望先の企業の理念や募集内容など入念に情報収集した上で、それらとマッチした回答ができない場合、面接が失敗に終わる可能性もあります。

  

特にキャリア層であれば、志望する企業の下調べをしていないと、逆質問を要求された際にも、見当違いな質問をしてしまう可能性があります。面接官は、自社のことをどれだけ調べてきているかを試すために逆質問を要求することも多いようです。面接前には志望先の企業のことをよく調べておきましょう。

  

自分の強みを適切に伝えられなかった

面接官は、応募者が入社後に、自社でどれだけ活躍できるかを見極めたいと思っています。そのため、自分の強みや過去の経験を尋ねられた時に、うまくアピールする必要があります。

また、強みには大きく分けて2種類あります。それぞれ、実例を交えて伝えられるようにしておくとよいでしょう。

  

  1. 自分自身の強み(ハードスキルやソフトスキル)
  2. 業界的な強み

  

それぞれ実例を交えて論理的にアピールできると効果的です。自身の強みを発揮し、クライアントや自社の事業を成長させた事例をいくつか準備しておくとよいしょう。

  

また、ひとつのプロジェクトや事例を時系列で掘り下げていく、コンピテンシー面接という手法が使われることもあります。一般的にこの面接では、どのような数字に注目し、その結果どのような仮説を立ててアクションを起こしたか、というコンサルタントとしての思考が見られます。

 

企業が求めるスキルに達していなかった

面接で不採用となりがちなのが、自身のスキルが企業の求めるスキルに達していなかった、またはマッチしていなかったという場合です。コンサルタントには業界や経済動向に関する知識も必要ですし、社内外の人間とうまくやり取りするためのコミュニケーションスキルも求められる傾向にあります。

また、キャリア層であればスタッフをまとめる、プロジェクトを推進するなどの自発的なスキルも求められるでしょう。

  

自分のもつスキルと志望先の企業が求めているポジションにおけるスキルにギャップがないか、面接前に十分に調べておく必要があります。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職プロセスを的確にアドバイスいたしますので、まずは無料面談にてご相談ください。

  

コンサルタントの中途採用面接の流れ

コンサルの中途採用面接の多くは、応募する企業や職務レベルでも異なりますが一般的に、「自己紹介」「転職理由」「志望動機」「活かせる経験・実績・スキル」「逆質問 (面接官への質問)」の順で進みます。それぞれについて解説します。

1. 自己紹介

これは、面接時の導入部分で必ず尋ねられる質問です。保有している資格、職歴、スキルなどを簡潔に説明しましょう。できるだけ応募先の業界に関連のあるスキルや実績を、アピールすることをおすすめします。

  

具体的な質問例

Q.自己紹介をお願いします。

Q.これまでの経歴を交えつつ、ご自分の紹介をしてください。

Q.他の候補者の中からあなたを採用する理由は何ですか。

  

2. 転職理由

前職を辞めるきっかけとなった出来事などについての質問です。前職に何らかの不満があることは面接官も承知しているので、本心をポジティブな言葉に変えて志望動機につなげ、アピールポイントとして話すといいでしょう。

  

具体的な質問例

Q.なぜ今の会社を辞めようと思いましたか。

Q.弊社は前職とは異なる業界となりますが、なぜ選ばれましたか。

Q.これまでのキャリアに満足できていますか。

  

3. 志望動機

志望動機の質問で面接官は、「なぜ他社ではなく自社なのか」を知りたいと思っています。志望先の企業でなければいけない理由を明確に話しましょう。

  

具体的な質問例

Q.なぜ自社に転職したいと考えているのですか。

Q.コンサルタントとして、どのようにキャリアを積んでいきたいですか。

Q.弊社に求めていることを教えてください。

  

4. 活かせる経験・ 実績・スキル

活かせる経験・実績・スキルの質問をする際に、面接官は「自社でどれくらい活躍してくれるのか」を知りたいと思っています。コンサルの業務内容を理解して、それに沿った経験・実績・スキルを答えましょう。

  

具体的な質問例

Q.この業界で活かせる経験や実績の事例がありますか。

Q.当社で活かせると思うあなたの経験・実績・スキルは何ですか。

Q.前職での達成事項を教えてください。

  

5. 逆質問 (面接官への質問)

面接官は、逆質問を通じてあなたの「自社への関心度」「新しい業務への意欲」を知りたいと思っています。質問への回答から、企業や業務に関する多くの情報を聞きだせるような質問を複数用意しておきましょう。

  

具体的な質問例

Q.募集に至った背景を教えてください。

Q.募集部署の社内での位置づけを教えてください。

Q.パフォーマンスに対する評価はどのようになされていますか。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職プロセスを的確にアドバイスいたしますので、まずは無料面談にてご相談ください。

  

コンサルタントの中途採用面接でやっておきたい対策

コンサルタントの中途採用面接で行っておきたい対策をいくつか紹介します。

  

☑ 自己紹介は明確に、3分以内で行う

自己紹介は氏名・略歴を明確に伝え、3分以内で終わらせるのが理想といえるでしょう。自己PRを求められた際には、実績・強み・仕事に対するスタンスなどを明確に伝えましょう。

 

☑ コンサルタントに転職したい理由をきちんと伝える

「なぜコンサルタントではないとだめなのか」の理由を、履歴書の内容と食い違わないように答えられるよう準備しておきましょう。給与が高いなどの理由では、コンサルタント以外の企業への転職理由にもなりますので気をつけましょう。

  

退職理由について聞かれたら、退職までに行ってきた努力や実績なども具体的に伝えた上で、ポジティブで正直な言葉を使い答えましょう。

  

☑ 仕事で活かせるスキル・強みをきちんと伝える

仕事で活かせるスキルや強みについては、3つ以上用意しておきましょう。自分が過去に経験したエピソードを具体的に話せると、より説得力が増します。志望先の企業をよく調べることで、伝えるのに適したエピソードが選ぶようにしましょう。

  

自分の強みを伝えるうえで、逆質問の場はチャンスといえます。自分自身のスキル・強みを活かせるかどうかの逆質問をすることで、自己アピールにつなげるとよいでしょう。

  

☑ 自分の目指すコンサルティング業界について研究する

自分の目指すコンサルティング業界については、十分に研究しておきましょう。面接官からの質問に答える際や、逆質問をする際には、業界のことや志望先の企業のことを知っておく必要があるでしょう。企業研究は、志望度の高さや自発性のアピールにつながります。

  

企業のホームページを参考にするのもよいですし、企業や業界と深い関係のあるニュースに目を通しておくのもよいでしょう。業界の動向や、ニュースに対する自分の考えをまとめておくこともおすすめします。

  

☑ 自分の目指すコンサルティング業界について研究する

コンサルタントは、クライアントの悩みを聞いて解決策を提示する仕事ですから、コミュニケーション能力は必須スキルといえるでしょう。誰とでも良好なコミュニケーションを取れることは、多くのクライアントと関わる上で大切なことです。特にキャリア層であれば、多様なスタッフと適切な関係性を築くことも求められるでしょう。

  

面接官とのコミュニケーションを通じて、聴く力・話す力が共に評価されるので、日ごろから、部下を含めた様々な相手とのコミュニケーション能力を鍛えておくことをおすすめします。

  

☑ 論理的に思考できるよう心がける

クライアントの課題を解決するコンサルタントには、論理的な思考能力(ロジカル・シンキング)が必要だとされています。質問攻めにあっても落ち着いて対応し、相手の質問を正しく理解し、その質問に対して理由をつけて答えられるかどうかが面接では見られるでしょう。

  

面接時には、具体的な事例を示せるか、論理的に物事を考えられる人物か、などが問われる傾向にあります。

  

☑ 謙虚で素直な態度を忘れない

面接では、謙虚で素直な態度を忘れないようにしましょう。自分の長所や実績に自信があるところをアピールしすぎると、かえって印象が悪くなる可能性もあります。コンサルタントは多くの人と関わり合い、課題を解決する仕事なので、時に謙虚さも求められるでしょう。

  

☑ 身だしなみに気をつける

これはコンサルタントに限ったことではありませんが、クライアントとよく接する仕事における採用面接では、身だしなみに特に気をつける必要があるでしょう。

清潔感があり、相手に好感をあたえられるような服装を心がけましょう。

  

男性の身だしなみ

スーツの色は紺やグレーなどにし、シャツは白の無地か、薄いブルーがよいでしょう。タバコの匂い・汗・口臭などの匂い対策もしておきましょう。

  

女性の身だしなみ

髪型は顔にかからないようにし、派手なネイルやアクセサリーは避けた方が良いでしょう。香水なども控えめにするよう気をつけましょう。

  

エンワールドは、コンサルタントとしてグローバルに活躍したいあなたを全力でサポートいたします。職種専任のコンサルタントが転職プロセスを的確にアドバイスいたしますので、まずは無料面談にてご相談ください。

  

まとめ

面接では、身だしなみをはじめとした第一印象をよくすることは勿論、コンサルタントとして重要な素養のひとつである論理的思考の持ち主かどうかが評価の対象となります。また、志望動機など尋ねられたことに対して、具体的なエピソードや実績を提示しながら、端的にわかりやすく伝えられるかどうかなど、多くのことを求められるでしょう。

特に多くの経験を積み、より高みを目指すキャリア層であれば、自社の事業を任せてよいかどうかの判断もされるため、事前の十分な企業・業界研究は必須といえます。ただの転職でなく、高い目標をもって転職を考えるなら、情報収集や面接のシミュレーション含めてサポートできる転職エージェントの活用もおすすめです。

  

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