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バイリンガルは就職に有利?バイリンガルにおすすめの転職方法を解説

Posted by en world Japan

3年以上前

ここでは日本語のほかに外国語を自在に操れるバイリンガルが、その語学力を活用して就職したいと考えたときに役立つ情報をご紹介します。実際のところ、バイリンガルであることは就職や待遇面で有利に働くのかどうか?バイリンガルであることを活かせる就職活動とはどのようなものなのか?​

このような疑問に答えられる内容になっていますので、バイリンガルならではの高い語学力を活かせる就職先探しに役立ててください。

高報酬なバイリンガルを活かした求人をご紹介します

苦労して手に入れたスキルを活かしきれない転職はしたくない。そうお考えであれば、グローバルに活躍できる転職先を効率よく探せる転職エージェントの利用がおすすめです。海外を含む4か国に事業所を構え、外資系企業やグローバル企業に強みのあるエンワールド・ジャパンなら、高い語学力を活かした転職が可能です。

■バイリンガルは就職に有利?    

日本国内の企業への就職でも、外国語能力をもっていると有利に働きます。ここではバイリンガルが就職に有利になる理由について解説します。

 

バイリンガルが就職で有利な理由

外国企業との取り引きでは、その言語を話せないと意思疎通に支障をきたしてしまうことがあります。翻訳に時間をかけられるメールでのやり取りと違い、役職者同士や担当者同士が対面で交渉する場面ではその場その場でのやり取りが求められます。

このような状況にこそ、ネイティブと同等に話せ、相手の言葉の微妙なニュアンスまで完璧に汲み取れるバイリンガルの活躍の場があります。高い外国語能力が求められる職種であるほど、バイリンガルにとっては有利に就職活動を進められます。

 

■バイリンガルの年収、その実情は?

海外の研究では複数言語話者は高い所得を得ているという分析があります。日本国内においても、英語を話せることと高い所得を得ていることに一定の相関が見られるという調査結果が、株式会社キャリアインデックスより出されています。

日常会話や読み書きができるレベル(いくつでも)※単位%

 

英語

フランス語

中国語

韓国語

その他

500万円未満

22.4

1.3

1.4

1.9

1.3

500-700万円未満

34.0

2.0

4.1

0.7

1.4

700万円以上

48.7

5.2

5.2

1.7

3.5

全体

27.2

1.8

2.2

1.7

1.6

 

引用:「英語力と年収は密接な関係あり。年収700万円以上の人は約半数が英語での日常会話や読み書きが出来ると回答」年収・転職 実態調査 vol.7:キャリアインデックス|PR TIMES

 

ただし、バイリンガルであれば高所得が約束されるというわけではありません。担う業務によっては特別に優遇されないこともあります。高所得を得るためには外国語能力を活かせる職に就くことが重要です。

 

■バイリンガルにおすすめの就職先

外交官や国際弁護士などの仕事は専門性の高い仕事であると同時に、特に高い外国語能力とコミュニケーション能力とをあわせて必要とされる仕事です。高収入が得られ、バイリンガルの就職先としておすすめの職種です。

 

バイリンガルの高い外国語能力は高い専門性と組み合わさることによっていっそうその価値が高まります。バイリンガルの活躍の場としては日本企業の海外拠点なども考えられますが、高い専門性と外国語能力が求められるそのほかの職種をご紹介します。

 

| 翻訳業界

多言語を自在に操るバイリンガルと翻訳業界との親和性は、とりわけ高いといえます。

 

■翻訳

外国語で書かれた文芸作品や映像作品、あるいはビジネス文書などを翻訳する仕事です。文脈や微妙なニュアンスまでを適切に翻訳するためには単純な語学力だけではなく、相手国の文化や時代背景などへの深い理解が求められることもあります。

 

■通訳

お互いの言語を話せない二人の話者の橋渡しをしたり、外国語で行われる講演を来場者に分かる言語にその場で翻訳して話したりする仕事です。お互いの意思を適切に伝えるためには語学力だけではなく、両者の文化背景や政治、経済などにまたがる幅広い知識が求められます。

 

■メディカルライター

医療関連の書類作成を行う仕事です。新しく開発する医薬品や医療機器などの当局への申請や承認作業に必要な書類を手がける仕事であるため、早く、そして何よりも間違いなく文書を作成できるスキルが必要とされます。

 

また、医学の論文は英文で書かれていることが多く、専門用語が含まれる文書をミスなく訳していく能力も求められます。

 

| 製薬業界

製薬業界も特にバイリンガルにとっておすすめの業界です。

 

製薬会社はKOL(Key Opinion Leader)と呼ばれる医薬品の販売促進に大きな影響力をもつ医師などとコミュニケーションをもち、関係を構築しておく必要があります。そのためには薬学系の知識とあわせて英語論文を読み解く能力が必要とされますので、高い英語力をもったバイリンガルにとって活躍の機会がある業界であるといえます。

 

| 航空・旅行業界

航空管制官は航空機に対して管制指示などを与えて航空機の運航が安全に行えるようにする仕事です。バイロットとの通信が英語で行われることがあり、一定の英語力が必要とされます。そのため平成27年からはTOEICの点数が600点以上の受験者は採用試験において優遇されるようになっています。

 

そのほか、訪日外国人観光客と一緒に観光地を回るツアーコンダクターなどもバイリンガルの仕事としてはおすすめです。

 

■バイリンガルにおすすめの就職方法

堪能な語学力があるならそれを活かせる職に有利な条件で就きたいものです。ここではバイリンガル向けのおすすめの就職方法について解説します。

 

| バイリンガル向けエージェント

エージェントとは求職者に企業を紹介する人材紹介会社です。転職サイトを利用した場合は、情報収集や自分のスキル、希望に合致する企業の絞り込み、応募までのすべてを求職者自身で行わなければなりません。

 

それに対してエージェントを利用した場合は、保有するスキルや希望する業界や職種、年収や福利厚生などの情報をもとにキャリア相談に乗ってもらえたり、さまざまな業界の情報提供が受けられたりします。また、応募や選考の段階でも、応募書類の添削や面接指導などさまざまなサポートが受けられるという点も大きなメリットです。

 

また、エージェントはWeb上に公開されていない求人案件ももっています。高い語学力をもつバイリンガルの求職者を求めている、まだ見ぬ企業とのマッチングを受けられることもあるでしょう。

 

| バイリンガル向け就職イベント

バイリンガル向けに特化した就職イベントが開催されることもあり、こうした場でも自分の特性を活かした企業と出会えるチャンスがあるでしょう。

 

就職イベントに参加する企業の業種や業界は多岐にわたり、小売や商社、金融、IT、製造、通信など、各業界を代表するような国内外の大企業も数多く参加します。また、民間企業だけではなく、政府系機関が参加することもあります。

 

会場内に多くの企業が出展しているため、短時間のうちに多くの企業のブースを回って情報収集ができる点、また事前応募をしておけばその場で面接を受けられ内定を獲得できる可能性があるという点が就職イベントの大きなメリットです。

 

■まとめ

高い語学力を武器にできるバイリンガルは、うまくその特性を活かせる企業との出会いがあれば、収入面などで条件に恵まれた企業への就職に大きなチャンスがあります。そのためには就職イベントに参加したりエージェントのサポートを受けたりすると、条件のいい職との出会いが多くなるでしょう。

 

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