外資系企業の特徴5選|外資系企業に向いている人の特徴も解説

お役立ちコラム 外資系企業の特徴・メリット・デメリット
2018.07.24
外資系企業の特徴5選|外資系企業に向いている人の特徴も解説

今の職場に明確な不満があるわけではないが、それなりに仕事力にも自信がついてきたしキャリアアップのために外資系企業に転職してみたい、と思っているビジネスパーソンの皆さま。外資系企業については、「年収が高い」「激務」くらいのなんとなくのイメージしか持っていないという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、外資系企業の特徴について解説します。外資系企業そのものの特徴から、外資系企業に向いている人の特徴についてまで徹底解説しています。

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外資系企業に転職には日系企業とは異なる転職対策が必要です。外資系企業やグローバル企業に強みのあるエンワールド・ジャパンでは、転職先のご提案だけではなく転職プロセスにおいても徹底的にサポートし、理想の外資系企業への転職が実現するようお手伝いをいたします。

外資系企業の特徴5選

「外資系企業」とは資本の1/3以上が外国法人・外国人の出資である企業のことを指します。「外資系」という言葉は聞いたことあるが、実態はあまり知らないという方も多いと思います。ここでは日系企業と比べた時の外資系企業の特徴を紹介します。

 

☑1) 職種が変わりにくい


日系企業では部署異動などで職種が変わることが多々ありますが、外資系企業ではそのような異動は希望しない限りありません。一貫して同じ職種に携わることができるため専門性は非常に高まりますが、職種を変えたくなっても社内で自分の場所をなかなか見つけにくいというデメリットもあります。

 

☑2) 仕事は自己責任


まず、外資系企業は日系企業と比べて上下関係や組織がフランクであると言えます。それゆえ、一人前になるまで先輩社員が面倒を見てくれるような制度もありません。組織やチームで人を育てる文化は無く、わからないことは自分で聞き自分で動き、「自己責任」のもと成長していく必要があります。中途採用でも早い段階から高いパフォーマンスを求められることが多いです。しかし年功序列という考え方がないため、実力があり努力する若手にとって、チャレンジの機会は多く存在します。

 

☑3) 雇用・給与が転職を前提としている


日系企業は基本的に終身雇用を前提としていますが、外資系企業には終身雇用の考え方はありません。終身雇用の日系企業では、長く勤めることで給料が上がり役職もついてきます。一方外資系企業では、経験を積みスキルを身につけた後は転職によってポジションや年収アップを図るのが一般的な考え方です。雇用が安定しないことに不安を感じる方もいるかもしれませんが、年齢に関わらず実力があればそれ相応の待遇をしてもらえるという魅力もあります。

 

☑4) パフォーマンスの評価が個人中心


日本企業では多くの場合、個人のパフォーマンスの他にチームや組織全体の成果がそのままチーム内個人の評価につながります。一方で外資系企業は個人の実績だけが評価の対象となります。チームプレーというよりは個人競技であると言えるでしょう。それゆえ、プライベートと仕事をしっかり分けるといった考え方が強く、親睦を深めるための飲み会などは存在しないことが多いです。孤独を感じることもあるかもしれませんが、「自分のやるべきことに集中して専門性を高めたい」、「プライベートを充実させたい」という方にとっては大きなメリットです。

 

☑5) 仕事をこなせば自分の時間をしっかり取れる


日系企業では有給休暇を取るのに気を使いがちだったり、上司が仕事しているから空気を読んで自分も残業するということもしばしばあると思います。しかし外資系企業では有給休暇を取らずに仕事をしたり、残業をすることはむしろ「仕事ができない」と思われる風潮があります。自分の仕事をしっかりとこなすことができれば、有給休暇も取ることができますし、周りに合わせて意味もなく残業をする必要もありません。逆に自分の仕事がこなせない場合、自己責任のため残業や休日返上をしなければならないでしょう。

 

 

外資系に向いている人の特徴


日系企業と外資系企業の違いを見てきました。それでは一体どんな人が外資系企業に向いているのでしょうか?

☑1) 自分の意見をしっかりと発信できる


外資系企業は先述した通り、「個人戦」であると言えます。自分に与えられた業務を効率的にしっかりとこなし、自分の意見や成果を積極的にアピールしていくことが大事です。「状況から察してもらう」というような日本人ならではのコミュニケーションは期待できないため、自分で言葉に出し、しっかりと発信していく必要があります。

 

☑2) ハードな環境にも耐えられる強い信念がある


外資系の職場は個人の業績が求められ、終身雇用ではありません。営業などの数字が求められる職種では、契約は自分で勝ち取らなければならないというタフでハードな環境であることも多いです。そのような状況下では、自分の中に働くことに対する強い信念があることが大事になってきます。「将来こうなりたい」というイメージがあり、それに向かってキャリアを磨いていくような心持ちであればタフでハードな環境でも活躍できると言えます。

 

☑3)多様性を受け入れられる


日系企業に比べ、外資系企業は国籍や文化など色々なバックグラウンドを持つ人が働いています。そのような多様性はもちろん、「ここが日系企業と違う」と感じるところはたくさん出てくると思います。そんな中では、今まで自分が育ってきた文化と違う文化を受け入れ、そこに溶けこむことのできる柔軟性が必要となってきます。時には今までの文化の経験を生かし、時には違う文化だと割り切り、多様性と共に働いていける方には様々なことを学ぶことのできる職場となるでしょう。

 

☑4) 職場の人とビジネスライクな関係を築ける


プライベートを重視し仕事とはっきり分ける傾向のある外資系企業では、どうしても職場の人たちとはビジネスライクな関係になりがちになるようです。場合によっては冷たい職場であると感じることもあるかもしれませんが、プライベートを充実させたい方にとっては良い環境です。また、外資系企業における人事権は人事部では無く、直属の上司が握っていることが多いです。苦手な上司がいる場合もビジネスライクな関係として上手く付き合っていけるかどうかもポイントです。

 

☑5) 転職に対する抵抗がない


先述した通り、外資系企業はタフでハードな環境であり、雇用の継続は保証されていません。それゆえに重圧やストレスから「辞めたい」となっても、なかなか辞めることができない人も少なくないそう。いざとなった時に転職を考えられる人、食いつないでいける貯金がある人などは退職してもすぐに復活を遂げることができます。逆に、生活水準をあげてしまったり、辞めることをプライドが邪魔してしまう人はよりタフでハードな状況に自分から陥ってしまうこともあります。「いざとなったら辞められる」という気持ちのある方は自分に余裕を持たせることができ、外資系企業の環境でも活躍できるのではないでしょうか。

 

 

外資系でのキャリアをお考えの方へ

今回の記事では、日系企業とは違う外資系企業の特徴や外資系企業に向いている人の特徴を見てきました。基本的にチームや組織ではなく「個人」が何よりも重要視される外資系企業だからこそできることが多くあります。自分の信念を持ち、自分の意見をどんどん発信できる方にとって、実力をしっかり評価してもらえプライベートも充実させることのできる外資系企業はピッタリなのではないでしょうか。

 

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