理想の仕事はありますか?また、それは手が届きそうですか。その仕事をつかむためにできることはすべてやりましょう。
就職活動をするためには、まずはレジュメが必要です。内容は明確で読みやすく、事実以外は書いてはいけません。独自の書式を用意している企業もありますが、たいていの場合は自分で内容を考えなくてはなりません。
第一印象を大切に
レジュメは、就職を希望する会社とのファーストコンタクトの場です。良い第一印象を持ってもらうチャンスは一度しかありません。しかも、それを対人ではなく紙の上で行わなくてはならないのです。最終選考に残るためにはクオリティの高いレジュメを書く必要があります。ライバルから抜きん出て、「私を選んで」と訴える内容にしなくてはならないのです。
どこに照準を合わせるか?
誰でもソフトスキルや資格を持っており、それはある特定の仕事では役に立つかもしれませんが、別の仕事では有効ではないかもしれません。もっとも難しいポイントのひとつは、どのスキルをレジュメに書き、どれを省くかということです。
もちろん、どんな職種であろうと連絡先、学歴、職歴などの必須項目はあります。しかしその他の項目はすべて記入は任意です。
どのような順番で書くか? 時系列か? 職務ごとか?
詳細をたくさん書くのは避け、自分を売り込むのに役立つ事柄だけに言及するようにしましょう。
学歴と職歴に関しては複数の項目があり、記入の方法は2通りあります。
最新の情報から記入していく時系列方式と、適性に光を当てる職務別の分け方です。
自分がなぜそのポジションに適任なのかひと目で分かってもらうには、後者の方法が適しているでしょう。
明確な目標を持つ
これまで述べてきた3つのポイントの他に考慮しなくてはならないのが、目的意識です。
記述内容によって、将来の雇用者にあなたが適任であると思わせることができます。そのため、聞こえのいい、周到に準備したうわべだけの記述よりも、心からストレートに出たものの方が効果的なことがあります。
もしレジュメの内容が冗長になるのを避けたかったら、カバーレターで仕事に対する目的意識を述べるのもひとつの手です。
再読して間違いをなくす
誤字やおかしな言い回しがひとつでもあれば、レジュメが台無しになってしまいます。
雇用する側は当然、あなたのことを注意力がなく、修正する能力もない人物だと思うでしょう。
内容に間違いがあれば、正確なコミュニケーションを必要とする仕事を得る可能性は低いでしょう。
細部を気にしない人物を雇おうと思う企業はありません。レジュメを送る前に必ず校正作業をしましょう。
書きあがったら、プリントアウトして内容をチェックしてみましょう。こうすることでパソコンの画面では分からなかった間違いを見つけやすくなります。内容に問題なければ送付準備が整ったことになります。
レジュメの書き方
目的を明確にする
- あなたは今何をしていますか?そして何をしようとしていますか?
- あなたの現在の経験と資格は?
- あなたの長所と短所は?
- あなたの長期の目標を達成するための次のステップは?
何を求めていますか?
- 長時間働いて高収入を得る。または、
- 収入よりも自分の時間を大切にしたい。など
理想的な職務経歴書
- 読み手にあなたへの興味を持たせる。
- 読み手を引き込ませる
- あなたについてさらに知るために面接をしたいと思わせる。
大切なこと
1.簡潔であること
2.積極的であること
- 業績
- 成功
- 長所
- 貢献
- 関連のある職務経験
- 他社でも通用する能力
3.事実であること
事実のみを記載します。
「行動力がある」、「協調性がある」だけの主張では求人企業にあなたが貢献できることを評価してもらうのは難しいでしょう。
4.シンプルであること
- 明瞭、率直に保つ
- 柄物、色物の紙や封筒などはさける
- 飲み物のこぼしたあとや、汚れた手のあとなどは禁物です!
5.その他履歴書に記載すべき情報
以下は、私たちの経験上、ほとんどの求人企業が職務経歴書に記載を望んでいる情報のリストです。
- 基本的な個人情報(名前、住所、生年月日)
- 国籍
- 就労ビザ(他国籍の場合)
- 語学力
- 新しい年代順の職歴
- 職歴欄に職務内容や業績
- 学業成績や資格
- 理想的には2ページ以内であること
- 簡潔で要点が明確であること
- その他趣味-あなたをアピールできる趣味など(個人の社交的なものはあてはまりません。)