国際秘書検定(CBS)とは?資格の概要から難易度・合格率まで解説

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2021.08.30
国際秘書検定(CBS)とは?資格の概要から難易度・合格率まで解説

国際秘書検定(CBS)は、日本語と英語を用い、外資系企業などで経営陣をサポートするバイリンガル秘書に必要な能力を評価する検定です。この記事では、国際秘書検定の概要から難易度、合格率、資格の将来性まで解説します。国際秘書検定の取得を目指すうえで、ぜひ参考にしてください。

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国際秘書検定(CBS)とは


国際秘書(CBS:Certified Bilingual Secretary)検定は、日本秘書協会が主催している資格検定で、外資系企業などで秘書業務をする人の実力を証明するための民間の検定試験です。
近年では、外資系企業に限らず、多くの企業で英語の重要性が増しているため、英語での高いコミュニケーション能力に加え、秘書に必要な知識と技能を持つことを証明できる国際秘書検定の資格取得者は、「企業が求める人材」として、大きな注目を集めています。


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国際秘書検定(CBS)の試験内容


国際秘書検定の試験は、プライマリー試験とファイナル試験の2段階に分けられます。ここでは試験の概要と時間配分についてご説明します。

・プライマリー(準CBS)試験

※受験資格は不問、どなたでも受験できます。

Part 1:ビジネス実務
Part 2:ビジネス英語(計120分)


・ファイナル試験

※プライマリー試験に合格した人のみ受験資格があります。

Part 1:オフィス業務管理 (90分)
Part 2:経営管理(経営・法律・会計) (90分)
Part 3:秘書実務(インバスケット方式) (160分)
Part 4:日本語と英語による個人面談 (10分)

 

初回は、全科目を受験しなければなりませんが、次回からは不合格科目だけを受験することができます。4年以内に、全科目をクリアできれば、試験合格になります。


 

国際秘書検定(CBS)の日程・費用


国際秘書検定の試験日程や申し込み締め切り、受験費用は次のとおりです。


・プライマリー試験

年に2回試験が実施されます。

・申し込み:5月・10月締切
・試験日:(春試験)5月・(秋試験)11月
・試験料:11,000円
・試験場所:(春試験)東京・名古屋・大阪、(秋試験)東京

 

・ファイナル試験

年に1回の試験です。

・申し込み:9月締切
・試験日:9月
・試験料:22,000円
・試験場所:東京 

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国際秘書検定(CBS)の合格者や合格率

日本秘書協会の発表によると、国際秘書検定の合格者数は、2004年から2019年にかけての準国際秘書検定(準CBS)資格は1,758名、1979年から2019年にかけての国際秘書検定(CBS)資格は712名となっています。

また、合格率は、以下の通りです。

・2019年 準国際秘書検定(準CBS)資格は39%、国際秘書検定(CBS)資格は13%
・2018年 準CBS資格は32%、CBS資格は23%
・2017年 準CBS資格は39%、CBS資格は17%

国際秘書検定(CBS)資格取得年齢は、30歳〜35歳が1番多く36.0%、続いて36歳〜39歳が25.6%、40歳〜45歳が21.6%となっています。

また、国際秘書検定(CBS)資格取得の業界分布は、メーカー製造が44%でトップ、続いて金融・保険が9%、サービスが8%と続いています。資格の受験動機は、1位:実力向上、2位:合格者や上司からの勧め、3位:就職・転職に有利となっています。

 

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国際秘書検定(CBS)の難易度


国際秘書検定(CBS)の難易度を、公益財団法人 実務技能検定協会が運営・実施している「ビジネス系検定」のひとつ「秘書検定」と比較では、国際秘書検定(CBS)のビジネス実務(日本語)の分野は、秘書検定の2級~準1級レベルと言われています。
英語力については、プライマリー(準CBS)試験のビジネス英語で、TOIECの500点程度ですので、求められる英語力はさほど高いものではありません。

プライマリー(準CBS)試験の合格率は、50%前後半とそれほど難易度は高くないと思われますが、ファイナル(CBS)試験となると、年によって合格率が20%を切ることもあるため、きちんとした対策を行いましょう。

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国際秘書検定(CBS)の勉強法

国際秘書検定(CBS)試験には、どのような勉強法で臨めばいいのでしょうか?いくつかのおすすめする勉強法を説明します。

 

独学で勉強する


まずは、国際秘書検定(CBS)公式の問題集や参考書に取り組むことが先決です。ただし、公式の問題集や参考書だけでは問題数が少なくて幅広く問われる領域をカバーできません。そのため、問題形式も非常に似ている秘書検定準1級・1級の問題集や参考書も活用するのがおすすめです。
英語については先ほどもご説明したように、プライマリー(準CBS)試験ではTOEIC500点相当の英語力が必要ですので、TOEIC500点や英検2級を目指した勉強を行っても良いでしょう。その際、基本的な文法や時制などは、しっかりおさえていきましょう。

日本秘書協会のオリエンテーションや対策講座を受ける


国際秘書検定(CBS)の勉強法として、日本秘書協会のオリエンテーションを受けるのも手です。試験の概要や対策を説明してくれますし、出るだけでも勉強になります。

また、プライマリー(準CBS)受験用の英語力・業務処理能力などの講座や、ファイナル試験(CBS)に向けた集中講座など、ZOOMを活用したオンライン対策講座(各、日本秘書協会会員8,000円、一般10,000円)なども開催されていますので、活用してはいかがでしょうか。当日配布されるテキストは、受験対策にとても有効です。国際秘書検定(CBS)のファイナル試験では、英語による口頭面接があります。そのための試験対策として、英会話教室などを利用し、英語で話す練習をしておくことも有効です。最近は、オンラインで受けられる英語教室も増えてきましたので、自宅で時間を効率的に使って勉強することもできます


英会話教室に通う


国際秘書検定(CBS)のファイナル試験では、英語による口頭面接があります。そのための試験対策として、英会話教室などを利用し、英語で話す練習をしておくことも有効です。最近は、オンラインで受けられる英語教室も増えてきましたので、自宅で時間を効率的に使って勉強することもできます。


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国際秘書検定(CBS)の取得に必要な学習時間


国際秘書検定(CBS)の取得に必要な勉強時間は、個人差があります。

なぜなら国際秘書検定(CBS)を受験する方の中には、既に英語を使った業務や秘書業務などに携わっている方が多く、それぞれの実務により基礎知識に隔たりがあるからです。基礎知識により、当然勉強時間にも差が生じます。

一般的な目安をあげるならば、1日1時間から2時間ほどの勉強で、1年から1年半ほどの勉強時間が必要でしょう。

特に、国際秘書検定(CBS)のファイナル試験に向けての英語の面接対策は、一夜漬けでどうにかなるものではありません。仕事をしている方は、休日の一部や通勤時間など隙間時間を上手く使って地道に勉強を続けましょう。 

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国際秘書検定(CBS)が有利な転職先

外資系企業の秘書職


英語が飛び交う外資系の職場では、当然ながら高いレベルの英語力が求められます。英語力の証す資格は、英検やTOEICなど色々なものがありますが、その中でも、外資系の企業秘書を目指す際にチェックしておきたいのが国際秘書検定です。秘書の知識を持つと同時に英語力も証明される国際秘書検定に合格していると、外資系企業の秘書職に一歩近づくことができるでしょう。


 

ホテル業界


お客様が求めているものを多くの情報から選んで適切に提供するホテルのコンシェルジュも、国際秘書検定(CBS)取得時に学んだ知識・技術をフルに生かすことができる職業です。


アドバイザー・経営コンサルタント


国際秘書検定(CBS)の資格を基に、秘書として豊富なキャリア持っていれば、その経験を生かし、経営コンサルタントに転職したり、これまで築いた幅広い人脈を生かしてアドバイザーになることもできるでしょう。

CBS取得後、資格を活かしてグローバルに活躍したい方は、ぜひエンワールドにご相談ください!専任コンサルが転職成功に向けて細かくアドバイスします。

 

まとめ

国際秘書検定(CBS)は、グローバルな秘書を目指す方にとって有益な資格のひとつです。国際秘書検定を取得すれば、外資系やグローバル企業への転職にも有利になるでしょう。

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