CIOとは?役割や求められるスキル、将来性まで徹底解説

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2021.07.30
CIOとは?役割や求められるスキル、将来性まで徹底解説

情報戦略への注目とともに、国内企業においてCIOの登用事例が増加傾向にあります。

この記事では、CIO(Chief Information Officer)という役職の仕事内容・役割から、必要とされるスキル、その将来性やキャリアパスまで徹底解説します。CIOへの転職を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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近年注目度が高まっている「CIO」とは

CIO(シー・アイ・オー)は、Chief Information Officer の頭文字をとった言葉で、日本語では「最高情報責任者」を指します。

元は、アメリカの公開企業において、CEO(最高経営責任者)・CFO(最高財務責任者)・COO(最高執行責任者)と並び取締役会の下に置かれていた役職ですが、情報戦略への注目が高まり、日本企業でもCIOを置く企業が増加傾向にあります。

 

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CIOの役割・仕事内容

CIOの役割は、IT部門を管轄したりするだけでなく、費用対効果の高い情報化戦略を策定し、その執行の責任を担うことです。

そのため、情報技術に関する深くて最新の知識が求められるのはもちろん、経営に関する知識も必要です。

CIOが管轄する3つの領域について、具体的に説明します。

 

ITマネジメント

ITマネジメントとは、自社企業のデジタル・ITに関わる活動全てを管理・運営することです。CIOは、自社のデジタル・IT戦略を立案し、会社の売上向上やコスト削減などの課題に継続的に取り組みます。

人材管理による優秀なIT人材の確保や育成、社内キャリアパスの整備など、ITチームをマネジメントするのもCIOの役割のひとつです。さらに、社内システムの刷新、アウトソーシング化、社内組織改革など、CIOのITマネジメント業務は、幅広い範囲に及びます。

 

ITを活用して新規事業を創出する

ITを活用した新規事業の創出推進もCIOの管轄です。

自社の既存ビジネスやリソースを考慮しながら新規事業を立案したり、アイディアを広く収集する仕組みのマネジメントや社外からのオープンイノベーションも推進します。

収集した知見やアイディアを、ビジネスとして形にするのもCIOの役割です。新規事業の開発に精通した人材を社内外から確保するための採用・調達も行います。

 

ITに関するリスク管理やセキュリティ対策

リスク管理やセキュリティ対策の管理・運営をすることは、CIOの最重要課題といっていいでしょう。

既存・新規事業に関するセキュリティリスクを調査・分析し、セキュリティ対策への適切な投資を主導します。

 

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CIOに求められるスキル

前述のとおり、CIOにはITに関する知識と経営に関する知識、どちらも高い水準で求められます。また、豊富な実務経験も必要とされるでしょう。

 

ITスキル

ITに関する高度な知識習得は、CIOの必須スキルといってよいでしょう。ITスキルが十分でないと、IT構築・運用の把握ができなかったり、IT施策をコストで判断してしまったりと正しいマネジメントをするのが困難となるためです。

最新の情報技術動向だけでなく、他社のセキュリティインシデント案件を収集し自社に活かすことも必要となるでしょう。

 

コミュニケーション能力

社内外の信頼関係を構築し、交渉や調整を円滑に進める役割を担うCIOにとって、コミュニケーション能力も重要なスキルのひとつといえるでしょう。

責任者として、ビジョンを明確に発信し理解を得ることは、事業の成功にも結びつきます。

 

マネジメント能力

CIOには、さまざまな社内外関係者との交渉・調整が日常的に発生します。

ビジネスを継続し成長させられるマネジメント能力は、CIOにとって必須の能力といえるでしょう。

 

経営陣としての俯瞰的な視点

CIOには、経営的な経験やスキルも必要となるでしょう。なぜなら、経営陣として自社のおかれた状況や業界を俯瞰的に捉え、将来について明確なビジョンをもつことが求められるためです。また、CIOの評価は売上や競争力の強化など、ビジネス成果で測られることが多々あります。

 

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CIOの需要・将来性

次に、CIOの需要や将来性も確認しておきましょう。

需要

近年において、企業が他社との競争に勝ち残っていくためには、IT・デジタル戦略は欠かせません。日本ではまだCIOの普及率は低いものの、ITの深い知識を持ち、情報デジタル戦略の立案・推進を担えるCIOが、今後必須の存在になっていくことは明白でしょう。

 

将来性

今後もITの進化は続くことが予想されるため、CIOが活躍する場は益々増えていくといってよいでしょう。

また、これからのCIOには、AI関連の知識が不可欠とされています。さまざまな新技術を組み合わせて有効活用する積極性がCIOには求められているといえます。

 

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CIOへのキャリアパス

幅広い領域を管轄しているCIOには、確固としたキャリアパスはありませんが、社内での昇格と中途採用・ヘッドハンティングの2つについて例を紹介します。

 

昇格

社内でのCIOへのキャリアパスの王道は、4年制大学・大学院を卒業して企業に入り、社内SEなどとして情報システム部門に配属後、昇格していく方法です。

そのため、情報技術などに関する高度な知見やプロジェクト推進経験が重要となるでしょう。

また、プロジェクトマネジメントなどSIer(システムインテグレーター)で得たスキルや知識をそのまま必須条件として提示する企業も多いため、SIerのキャリアを積んだ後、 CIOに抜擢されるというケースもあるようです。

 

中途採用・ヘッドハンティング

CIOは経営層クラスの求人となるため、通常の転職ではなく、ヘッドハンティングによる採用がほとんどです。事業会社の情報システム部門やSI・コンサル企業でのIT推進経験のある人材を召喚するケースが多いようです。

 

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まとめ

繰り返しになりますが、CIOなどのハイクラスの転職は、非公開で人材を探しているケースが多くあります。そのため、CIOやハイクラスエンジニアを目指す方には、非公開求人も取り扱う転職エージェントの利用がおすすめです。

 

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