ITエンジニアとは?ITエンジニアの7つの職種と役割を解説

お役立ちコラム 職種別 エンジニア
2020.12.08
ITエンジニアとは?ITエンジニアの7つの職種と役割を解説

近年、日本国内の多くの業界で業績が低迷していると言われる中、IT業界は依然として成長を続けている業界のひとつです。そのため、ITエンジニアの需要は高く、求人数も多いことから、IT業界への転職を検討する人もいるのではないでしょうか。

この記事では、ITエンジニアの求人が増加傾向にある背景や、さまざまな職種とその仕事内容について解説していきます。転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ITエンジニアとは

ITエンジニアとは、情報技術(Information Technology)の技術者を指す総称です。エンジニアというと理系出身者の仕事というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではなく、ITエンジニアとして活躍している文系出身者も多数います。

 

一口にITエンジニアといってもさまざまな職種があり、求められるスキルや資質がそれぞれ異なります。必要なスキルを身につけていれば、未経験でも比較的希望する職種に転職しやすい業界でもあるようです。

 

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ITエンジニアの求人が多い背景

前述のとおり、ITエンジニアとは求人が増加傾向にある職種のひとつです。それには、主に3つの背景が考えられます。

 

第4次産業革命によるIT業界の市場拡大

まずは、IT業界そのものの市場規模が拡大しているということです。第4次産業革命と呼ばれる、IoTやAI(人工知能)を用いることで起こる製造業を中心とした産業構造の革新によって、あらゆるデジタル化・コンピューター化が進んでいます。

これにより、これまでITを導入していなかった分野にも、ITを活用する事例が増加しつつあり、ITエンジニアの需要を高めているようです。

 

ITエンジニアの需給ギャップの増大

次に挙げられるのは、ITエンジニアの需給バランスが崩れているということです。 経済産業省が2019年3月に実施した「IT 人材需給に関する調査 」によれば、今後のIoT、AI、ビッグデータ等の先端 IT 技術の利活用の活発化を踏まえると、ITエンジニアの需要と供給の差(需給ギャップ)は増大するだろうと予想されています。

例えば、このままいくとAI を扱えるITエンジニアの需給ギャップは、2030年に12.4万人となるだろうと予想されており、これは現在の約4倍の数値に当たります。

 

少子高齢化によるITエンジニアの二極化

最後は、IT業界の慢性的な人手不足です。日本国内において、IT業界がひとつの産業として成長し始めた時期にはITエンジニアを志望する人が多かったものの、時代の変化や少子化の影響でその数は減少傾向にあります。

また、当時のITエンジニアは既に高齢化しつつあり、技術革新のスピードが速すぎるために、ITエンジニアの供給が間に合っていないという現状から、業界におけるITエンジニアは高齢層と若年層とに二極化していると言われています。このことは、先の経済産業省の調査でも触れられています。

 

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ITエンジニアとは?|代表的な7つの職種と役割

それでは、ITエンジニアとは具体的にどのような業務を行うのでしょうか。ITエンジニアといっても、さまざまな職種があります。ここでは、その中でも代表的な7つの職種と仕事内容について解説していきます。​

システムエンジニア

システムエンジニアはシステムの設計や開発、テストという一連の工程に携わる職種で、プログラム制作の管理を行います。主な業務は、クライアントが必要としている機能を明確にして、プログラムの仕様を定義することです。

 

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの指揮をとるエンジニアのリーダーで、システムの仕様に応じた予算やスケジュールを組み、開発メンバーの選定を行います。主な業務は、プロジェクトがスケジュールどおりに進行するように、進捗を管理することです。

 

ネットワークエンジニア(NE)

ネットワークエンジニアは、システムの運用に必要なネットワークの設計や構築、運用を行う職種です。OSやサーバ、セキュリティなど、ネットワークに関する幅広い知識を駆使して、その設計を行います。また、ネットワークに障害が発生した際に、原因を見つけ出して復旧するのもネットワークエンジニアの大事な役割のひとつです。

 

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書にもとづいて、プログラムを作成する職種で、ソフトウェアエンジニアとも呼ばれます。同じプログラマーであっても、開発するシステムによって、アプリケーションプログラマー、組み込み系プログラマーなど、専門とする領域がそれぞれ異なります。

 

サーバエンジニア

サーバエンジニアは、サーバシステムの設計や構築、運用、保守を専門とする職種です。設計業務では、システムの負荷に耐えられるサーバのスペックを見積もり、費用対効果も考慮しながら、効率的なサーバシステムを設計する必要があります。

運用業務では、効率的に運用できるようにシステムの見直しを定期的に行うほか、サーバに障害が発生した際には、原因を特定して復旧作業を行います。

 

Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやECサイトなどのWeb上で動作するシステムの構築、Webサイトの作成、保守などを行う職種です。

 

Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられ、前者は商品ページなどのユーザーの目に見える部分の動きやデザインのコードを担当し、後者は、ユーザーが購入したデータの処理やその結果の出力など、ユーザーの目に見えない部分のシステムの開発を担当します。

 

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計や構築、運用を専門とする職種です。担当する業務ごとに、ソフトウェアエンジニア、ハードウェアエンジニア、運用系エンジニアの3つの職種に分類できます。

 

ソフトウェアエンジニアはデータベースの設計開発を行い、ハードウェアエンジニアはデータベースを運用するためのサーバやストレージなど、ハードウェアを管理し、運用系エンジニアは、データベースの運用やバックアップを担当します。

 

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ITエンジニアの魅力

それでは、ITエンジニアとは、どのような魅力を持った仕事なのでしょうか。そのひとつは、業務を通じて最新の技術やプログラミング言語に触れ、日進月歩で発展している技術を学びながらスキルアップできることでしょう。

また、一般企業の総合職と比べると平均年収が高い傾向にあり、実力主義の業界でもあるため、年齢や経験年数に関係なく、実力次第で高い年収を目指せる可能性があります。

IT業界は人材の流動性が非常に高く、転職のハードルがほかの業界と比較して低いとされているため、転職で年収アップを実現する人も珍しくありません。自身のスキルを高めることで、企業に所属するのではなくフリーランスのエンジニアとして働いている人も少なくありません。

外資系企業へ転職できる可能性がある点も、ITエンジニアとして働く魅力のひとつと言えるでしょう。外資系企業で最も募集が多い職種はIT系や通信系の職種であり、ITエンジニアの需要が高まっていることが伺えます。

 

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まとめ

ITエンジニアとは、どれくらい需要があり、どのような職種があるのかを解説してきました。IT業界は人材が不足しているため、比較的転職しやすい業界といえますが、簡単に転職できるというわけではありません。特に、他の業界からIT業界への転職を検討しているのであれば、転職エージェントを利用して、プロによるサポートを受けてみてはいかがしょうか。

 

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