インフラエンジニアへの転職|注意点・必要スキル・資格を解説

お役立ちコラム 職種別 エンジニア
2020.08.08
インフラエンジニアへの転職|注意点・必要スキル・資格を解説

近年、ITシステムの導入によって業務効率化を進める企業が増えており、インフラエンジニアの需要も高まっているようです。

この記事では、インフラエンジニアに転職したいと考えている人向けに、インフラエンジニアとは何か、どんな仕事内容なのかなどを解説します。インフラエンジニアへの転職に必要なスキル・資格なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニアとは

インフラとは、インフラストラクチャ(infrastructure)の略で、「基盤」という意味があります。そして、インフラエンジニアとは、ネットワーク機器などITインフラの設計・構築・運用保守を担当する人のことを指します。

 

未経験でも転職できるのか?

未経験でもインフラエンジニアへ転職することは可能です。インフラエンジニアの需要は増えており、そのための研修制度を実施している大手企業も増加傾向にあります。未経験者の場合は、マニュアルに沿って行えるシステム運用に関する仕事からスタートすることが多いようです。

 

システムエンジニアとの違い

ネットワークやサーバーなどインフラ関連の仕事をするインフラエンジニアは、インフラの設計・運用のための知識が求められます。一方、システムエンジニアは、システムの開発を行う際にプログラミングに関する知識やマネジメントスキルなどが必要となります。

 

インフラエンジニアの将来性

近年では、社内インフラをやめてインターネット上で必要なサービスを利用するクラウドへと移行する企業が増えています。しかし、クラウド上にあるサーバーの管理・運用を行う際にインフラエンジニアが必要となるため、今後の将来性も期待できる職種といえるでしょう。

 

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インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアは、仕事内容によっていくつかの種類に分けられます。その中でも、代表的な種類を紹介します。

 

サーバーエンジニア

サーバーの設計・構築などを行うインフラエンジニアです。ネットワークやセキュリティに関する知識、WindowsやLinuxなど、OSに関する知識が必要になるでしょう。

 

ネットワークエンジニア

ネットワークやケーブルなどの構築・整備を行うインフラエンジニアです。インターネット利用に必要なLANなどのネットワーク関連の知識と、ルーターなどの機器関連の知識が求められるでしょう。

 

インフラ保守エンジニア

日々の業務において起こる、ネットワークやサーバーに関連したトラブルへの対応を行うインフラエンジニアです。トラブルの原因が複雑に絡み合っていることも多く、インフラ全体に関する深い知識と経験が求められるでしょう。

 

インフラ運用オペレーター

稼働中のネットワークやサーバーが問題なく稼働するように、運用・監視を行うインフラエンジニアです。大規模な障害を引き起こさないために、小さな不具合も素早く察知できる能力が求められるでしょう。

 

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インフラエンジニアに転職するメリット

ここでは、インフラエンジニアに転職するメリットを解説します。

自分のペースで作業ができる

企業にもよりますが、インフラエンジニアは、サーバールームなどにこもって一人で作業をすることが多くあります。自分のペースで仕事を進められるため、仕事の予定を立てやすいでしょう。

 ​

知識があれば学歴は関係ない

インフラエンジニアは、学歴よりも経験・実績が認められる傾向にあります。即戦力が重視されるため、実力のある人を欲しがる企業が増えてきているようです。

 

大きなやりがいを感じられる

システムのIT化が進んだことで、企業ではインフラの管理が不可欠となりました。ネット環境を運用・管理し、常に社員が快適なネットワークを利用できるシステムを構築することは、大きなやりがいとなるでしょう。

 

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インフラエンジニアに転職するデメリット

ここでは、インフラエンジニアへ転職するデメリットを解説します。

休日・深夜でもトラブル対応することがある

インフラにおけるトラブルは、休日や深夜に発生するケースもあるため、予想外の時間に対応しなければならないこともあります。インフラエンジニアの人数が少ない場合は、休日・深夜でも出勤しなければならない可能性があります。

 

企業の通常業務終了後の仕事となることが多い

インフラエンジニアは、メンテナンスや設定変更作業といった仕事が多い職種です。そのため、作業は全社員の通常業務終了後に行うことも多く、残業が発生する可能性があります。

 

閉塞空間での孤独な作業が多い

インフラエンジニアの仕事は、閉塞空間での作業も多いようです。サーバールームに閉じこもって何時間も一人で作業をしなければならないこともあるため、一人でいることを孤独と感じる人にとってはデメリットといえるでしょう。

 

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未経験者がインフラエンジニアに転職をする際のポイント

ここでは、未経験からインフラエンジニアへ転職する際のポイントについて解説します。

ネットワークの基礎知識を事前に身につけておく

LAN(建物内のネットワークに関する知識)・WAN(離れたコンピュータをつなぐ知識)・インターネット通信の知識など、ネットワークに関する基本的な知識は身につけておきましょう。自ら学ぶ意欲があることをアピールでき、転職の際に評価してもらえる可能性があります。

 

企業情報を十分に収集しておく

前述のとおり、インフラエンジニアは、深夜や休日に業務が発生することもあります。その分の給与が支払われるのか、振替休日を取得できるのかなどは、事前に確認しておく必要があるでしょう。企業の情報を十分に収集し、自分の働き方にあった企業を選ぶようにしましょう。

 

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インフラエンジニアに転職する際の会社選びのポイント

ここでは、インフラエンジニアとして転職する際の会社選びのポイントを紹介します。

大手と中小のどちらがよいのか?

大きなプロジェクトを担当したいなら大手企業を、即戦力として幅広い業務を担当したいなら中小企業を選ぶとよいでしょう。

大手企業では、大きなプロジェクトに携われる可能性が高い分、その際にはチームで取り組むことが多く、個人の裁量はそれほど大きくないようです。

一方、中小企業では、大企業ほどの大きなプロジェクトはないかもしれませんが、経営者との距離が近く、さまざまな要望を聞きながらプロジェクトを進めることになり、ある程度の裁量も得られるでしょう。

 

研修制度は充実しているのか?

未経験から転職する際は、研修制度が充実している会社を選ぶとよいでしょう。研修制度が充実している会社であれば、入社後の育成を視野に入れて採用を行っている可能性が高いといえます。

 

福利厚生は十分にあるのか?

繰り返しになりますが、インフラエンジニアは、他の職種に比べて夜間残業や休日出勤が多い仕事であるため、残業手当・休日出勤手当・振替休暇の有無などの福利厚生について、事前にしっかりと確認した方がよいでしょう。

 

国内企業と外資系企業のどちらがよいのか?

インフラエンジニアが転職先を選ぶ際は、国内企業にこだわらず、外資系企業も選択肢に入れるとよいでしょう。なぜなら、人事評価基準として成果主義を採用していることの多い外資系企業は、年齢や勤続年数にかかわらず責任のある仕事を任せてもらえる可能性があるからです。

その結果として、年収が上がりやすかったり、最新のIT技術に触れられたりする機会もあるため、入社後のキャリアアップをより期待できるでしょう。

 

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インフラエンジニアに必要なスキル

ここでは、インフラエンジニアに必要なスキル・知識について解説します。

ネットワークに関する知識

インフラエンジニアには、ネットワークを構築するための知識やサーバーを管理するための知識などが必要となります。また、ネットワーク環境には、オンプレミス型とクラウド型の2種類があるので、両方の知識が必要となるでしょう。LANの仕組み(建物内のネットワークに関する知識)やWANの仕組み(離れたコンピュータをつなぐ知識)などに関する知識も、身につけておきましょう。

 

プログラミング知識

システムに問題が発生した際には、修正作業を行うのもインフラエンジニアの仕事です。最近はシステムのクラウド化が進んでいるため、修正作業はネットワークを通じて行うことが多くなりました。修正作業を行う際には、プログラミング知識が必要となります。まず、PythonやRubyなどから習得するとよいでしょう。

 

論理的な思考

インフラエンジニアは、インフラ設定に関する希望を実現したり、トラブルが発生した際にはそれに対応したりすることが主な仕事となります。そのため、ネットワーク全体を把握した上で、筋道を立てて論理的に思考する能力が必要となるでしょう。

 

難題に取り組む向上心

業務を進める中では、難しい要求を出されることもあるでしょう。そのため、高度で複雑な作業でもあきらめず、ポジティブに取り組もうとする向上心が大切となってくるでしょう。IT技術は目覚ましい進歩を遂げているので、常に最新技術を学ぶ姿勢も求められるでしょう。

 

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インフラエンジニアに必要な資格

ここでは、インフラエンジニアの仕事をするにあたって、持っていると役立つ資格を紹介します。

オラクルマスター(ORACLE MASTER)

オラクル社が認定する、オラクル製品に関する知識があることを証明する資格です。データベースの運用とSQLの取得を認定するもので、BronzeからPlatinumまで4つのレベルがあります。未経験の場合、まずはデータベース管理のための最低限の知識を身につけ、Bronzeの取得を目指しましょう。

 

Linux技術者認定 LinuC レベル1

サーバーを動かすための基本的なソフトウエア(OS)として、オンプレミス・クラウドともにシェアの高い、Linuxに関する知識や技術力を認定する資格です。世界共通基準で認定されるため、外資系企業への転職にも役立つでしょう。

 

シスコ技術者認定 CCNA

ネットワーク機器開発の大手であるシスコシステムズが実施する、ネットワークエンジニアの技能を認定する資格です。5種類のグレードがあり、最も人気の高いものがCCNAです。CCNAはネットワーク設計を始めとした9つの資格があり、「Routing & Switching」が最も人気のある資格です。取得には、LAN・WAN・ルーティングなどの知識が必要です。

 

情報処理技術者試験

経済産業省が認定する、情報処理に関する知識や技能についての国家資格です。「ITパスポート」を始めとして、12種類の資格があります。ネットワークやデータベースに精通している証明になります。

 

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インフラエンジニアとして外資系・グローバル企業に転職するためにできること

最新のIT技術に触れられる可能性の高い外資系企業でインフラエンジニアとして働くためには、最低限のIT技術と英会話力を身につけておくことが大事だといえます。プログラミング言語は世界共通であり、IT業界に国境はありません。しかし、外資系企業は即戦力を求めていることが多いため、基本的なIT技術は身につけておく必要があるでしょう。

英会話力は、ネイティブレベルに達していなくても、ボディランゲージも含め、円滑なコミュニケーションが取れるレベルであれば十分といえるでしょう。

 

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まとめ

企業のシステムのIT化が進んだことで、インフラエンジニアの需要は高まってきている傾向にあります。きちんとした研修制度があり、未経験者を含む多くのエンジニアを採用している企業も増えているようです。また、IT関連の知識については、プログラミング言語を始めとして世界共通なので、外資系企業においても十分に活躍が期待できます。

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※参考:インフラエンジニアの年収給料|平均年収.jp

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