人材派遣の仕組みやメリットを解説!派遣・契約社員として外資系企業で活躍しよう

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2020.07.17
人材派遣の仕組みやメリットを解説!派遣・契約社員として外資系企業で活躍しよう

働き方の多様化により、人材派遣は広く知られる働き方となりました。この人材派遣ですが、働き方にはいくつか種類があることをご存知でしょうか。また、グローバルに活躍したい場合は、派遣社員として外資系企業に入社できるのか、気になる人もいるでしょう。

この記事では、人材派遣の仕組みだけでなく、人材紹介との違いや人材派遣として外資系企業で働くキャリアについても解説します。人材派遣の利用や派遣社員の働き方に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。

人材派遣とは

人材派遣とは、文字通り「人材」を「派遣」することで、雇用契約先と就業先が異なります。人材派遣を利用して就業する場合、人材派遣会社と雇用契約を結び、給与も人材派遣会社から支払われます。しかし、実際に働くのは派遣先の企業です。そのため、業務上の指示や規則は派遣先企業から受けることになります。

  

正社員やパートとして働く場合は、雇用契約先と就業先が同じになります。そのため、働く企業から給与が支払われます。

派遣の種類

人材派遣には、3つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴や働き方について解説します。

 

☑ 紹介予定派遣

就業先で一定期間、派遣社員として働いた後、就業者と派遣先企業の合意により正社員などの直接雇用になる働き方です。基本的に直接雇用が前提であり、派遣社員として働く期間は3ヶ月や6ヶ月が多いようです。

働く側は派遣期間中に自分にあう企業かどうかを見極めることが可能で、派遣先企業は自社にマッチする人材かを検討できるでしょう。

 

☑ 登録型派遣

人材派遣会社から、企業に派遣されて就業する働き方です。就業者は、まず人材派遣会社と雇用契約を結び、その後、派遣期間の間だけ派遣先企業で働くことになります。

登録型派遣には、自分のライフスタイルやキャリアに応じて仕事を選べるというメリットがあります。

また、派遣先企業側は必要な期間だけ人材を登用することが可能です。

 

☑ 常用型派遣

派遣会社の正社員として雇用契約を結び、派遣先企業で就業します。登録型派遣は派遣期間が終われば仕事自体が終了するため、収入もなくなってしまいます。

一方、常用型派遣は派遣期間が終了しても派遣会社との雇用契約が継続するため、給与の支払いや福利厚生は継続します。ひとつの仕事が終了するたびに派遣先は変わりますが、安定した収入を得られるというメリットがあります。

 

外資系企業やグローバル企業に強いエンワールドでは、正社員以外にも派遣や契約社員としての働き方のご提案も可能です。外資系企業に転職して活躍したいとお考えであれば、何でもご相談ください。

 

人材派遣で働くメリット・デメリット

ここでは、人材派遣で働くメリットとデメリットを解説します。人材派遣を利用するときの参考にしてください。

 

メリット

☑ ワークライフバランスが保てる

人材派遣で働く場合、職種や勤務地、給与だけではなく、勤務時間や曜日、など、自分が希望する条件で仕事を探すことが可能です。家事や育児、介護、資格取得の勉強など、プライベートな時間もしっかり確保しながら働けるため、ワークライフバランスを保ちやすいでしょう。

 

☑ 専門知識やスキルを活かせる

これまでに培った専門知識やスキルがあれば、外資系企業や官公庁で働くチャンスを得られる可能性もあります。また、専門性の高い職種は給与が高いなど待遇も良いことが多いようです。

専門的なスキルがなくとも、ポータブルスキルやマネジメント経験があれば、未経験の業界でも働くことも期待できるでしょう。

 

☑ さまざま職場で経験が積める

人材派遣は契約期間ごとに派遣先の企業が変わるため、さまざまな職場で経験を積むことが可能です。未経験の業界にチャレンジしたり、短期間の中でいろいろな働き方を経験したりできることもメリットのひとつでしょう。多様な職場、職種を経験してスキルを磨けば、さらなるキャリアアップにも繋げられるのではないでしょうか。

 

☑ 仕事の悩みは派遣会社に相談できる

仕事の悩みや相談は、人材派遣会社の担当者に相談できるようになっています。職場の上司や同僚には言いづらいことでも、気軽に相談できる環境が整っているのも人材派遣のメリットといえるでしょう。

また、人材派遣会社は契約期間中だけでなく、契約満了後のキャリアアップについても相談に乗ってくれるなど、一般的な企業にはない中長期的なサポートもあります。

 

デメリット

☑ 派遣期間は3年が上限

派遣社員として同じ職場で働けるのは上限3年と、法律によって決められています。就業期間が3年を超える場合は、派遣先企業による直接雇用、新たな派遣先への就業、派遣会社での無期雇用などへの切り替えが必要となるのです。

気に入った職場があっても契約満了で業務は終了となり、契約満了後に新たな派遣先が見つからなければ収入がないなど不安定な面があるのも事実でしょう。

  

☑ 正社員との待遇差がある

派遣社員には、基本的に正社員のようにボーナスやインセンティブの支給はありません。仕事内容は限られた範囲内で行うため、業務上の決定権や裁量権が与えられることもほとんどないと考えてよいでしょう。

成果に見合った待遇を求める人、自分の判断を仕事に反映させたい人には、物足りないと感じることもあるのではないでしょうか。

  

☑ 派遣期間ごとに契約更新がある

派遣期間は3ヶ月や6ヶ月ごとに更新するケースが多く、最長で3年です。また、派遣期間が満了となっても、必ずしも契約が更新されるわけではありません。

長期的な契約を予定していても、企業の事情で契約が更新されない可能性もあります。また、就業者の能力や成果がマッチングしないと判断された場合も契約終了となるなど、雇用の安定性にかけるところはデメリットといえるでしょう。

 

外資系企業やグローバル企業に強いエンワールドでは、正社員以外にも派遣や契約社員としての働き方のご提案も可能です。外資系企業に転職して活躍したいとお考えであれば、何でもご相談ください。

  

人材派遣で働くまでの流れ

人材派遣で働くには、これから解説する3つの流れがあります。ここでは、登録から就業まで大まかな流れを解説します。

 

1. 派遣会社に登録する

人材派遣で働きたいと考えたら、まずは派遣会社への登録からはじめます。登録は派遣会社に出向いて手続きすることもあれば、Webで完結できるところもあるようです。登録の際には担当者との面談や、PC操作などのスキルチェックが実施されることもあります。

 

2. 派遣会社から仕事を紹介される

登録時に希望した職種や勤務地、勤務時間などの条件をもとに、派遣会社からマッチする仕事が紹介されます。紹介された仕事でも、自分に合わないと判断した場合は辞退することも可能です。また、派遣会社が提供する求人情報で気になる仕事があれば、相談することもできます。

 

3. 派遣先での仕事が始まる

希望する仕事に応募して、派遣先との合意に至れば就業開始となります。就業開始までは、派遣会社から仕事をするうえでの注意事項やアドバイスを受けるケースが多いようです。その際、不安なことを事前に担当者に相談することも可能です。仕事が始まっても、担当コンサルタントに相談できるなど、継続してサポートが受けられます。

 

派遣社員として外資系企業で働くキャリアとは

外資系企業であれば英語などの語学力も求められるでしょうが、派遣社員の場合は仕事の内容や期間が限定されているため、正社員ほどの語学力がなくても働ける可能性があります。

外資系企業ではジョブ型雇用を採用している企業も多く、ポジション、役職において職務や個人目標が明確化されている傾向にあります。自身のと結果を発揮、そのため、やったらやった分だけ成果を認識してもらいやすい環境といえるかもしれません。また、成果次第ではそのまま直接採用をもちかけられる可能性もあるでしょう。ただし優秀な社員も多いので、期待通りの成果が出せなければ派遣期間は更新されない可能性もあります。

 

外資系企業やグローバル企業に強いエンワールドでは、正社員以外にも派遣や契約社員としての働き方のご提案も可能です。外資系企業に転職して活躍したいとお考えであれば、何でもご相談ください。

  

働き方の多様性と人材派遣

働き方改革の推進により、現代の労働スタイルは多様化してきています。内閣府が発表した「経済財政政策」では、有給休暇の取得や長時間労働の是正を中心とした柔軟な働き方が訴えられており、そのような働き方は生産性の向上につながるといわれています。

正社員だけでなく、派遣社員や契約社員、フリーランスといった働き方が認知される中で、大切なのは自分がどのようなスタイルで仕事に就きたいかというビジョンを持つことでしょう。

 

外資系企業やグローバル企業に強いエンワールドでは、正社員以外にも派遣や契約社員としての働き方のご提案も可能です。外資系企業に転職して活躍したいとお考えであれば、何でもご相談ください。

  

まとめ

働き方の多様性が受け入れられつつある現代日本において、理想的な労働スタイルを実現するためにも、自己分析とキャリアプランをしっかりと見つめ直し、不安や不明点は転職のプロに相談するようにしましょう。

外資系企業や日系グローバル企業での就業を考えているのであれば、派遣社員からスタートするのもひとつの手段といえるでしょう。特に外資系企業は派遣社員から正社員へ移行するケースもあり、成果主義でもあります。自分のスキルを活かして成果を上げられれば、正社員として登用される可能性も考えられます。

  

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