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ミドル世代の転職事情とは?求められるミドル人材や転職成功ポイントも紹介

Posted by en world Japan

1年以上前

ミドルと呼ばれる年代になり、さらなるキャリアアップを求め転職を検討していても、転職市場での自身の位置をどう考えればよいのかとまどう人も多いのではないでしょうか。


この記事では、転職活動を始めたいミドル世代に向けて、ミドル世代の定義や求人傾向などを紹介します。企業が求めるミドル世代像についても解説しますので、転職の成功に向けて役立ててください。


■ミドル世代の転職事情とは?

ここでは、ミドル世代の定義や転職市場におけるシニアとの違いなど、ミドル世代の転職事情について解説します。


|ミドル世代とは?

年齢層別に求人案内を行う「東京しごとセンター」で規定されている「ミドル世代」とは、30歳から54歳です。一方では、「ミドル世代」を35歳から44歳としている求人媒体もあり、定義には多少の差が見られます。人材市場における媒体を概観すると、おおよそ35歳から54歳をミドル世代と呼んで差し支えないでしょう。


|転職事情での「ミドル」と「シニア」

一般的に、「シニア世代」とは定年退職を迎える60歳以上を指すことが多いです。しかし、転職市場での認識は異なり、55歳以上を「シニア世代」と呼ぶ傾向にあります。ただし、この定義も求人媒体によって異なるため、50代前半で転職活動を行う場合はシニア向け求人にも目を向けるとよいでしょう。


ミドル向けと、シニア向けでは求人内容が異なります。シニア向け求人では、フルタイムの求人が少なく、軽作業と専門的な職種とに二極化しているのが特徴です。自分の希望条件や年齢に即した働き方ができるよう、求人情報を得る手段を狭めないことが大切です。


|ミドル世代の求人数の傾向

有効求人倍率は、リーマンショック後の2009年の0.42倍を底に、その後ずっと右肩上がりの状態です。20代、30代の求人数は順調に増加していますが、それに伴い、ミドル世代の採用枠も増加傾向にあります。今後もミドル世代の求人は増える傾向にあると考えられており、転職を検討するミドル世代の追い風になっています。


|ミドル世代の転職率

一般社団法人・日本人材紹介事業協会によると、2010年と2015年との比較では、36歳から40歳で転職に成功した人の数は208%に、41歳以上では233%にものぼっています。さらに、総務省統計局が発表した「平成30年(2018年版)平均(速報)結果の概要」によると、35歳から44歳での転職者割合は4.5%、45歳から54歳は3.6%です。


転職に関する「35歳限界説」はほぼ崩壊したといっても過言ではないでしょう。


■ミドル世代の転職理由とは?

そもそも、ミドル世代は何をきっかけに転職を望むようになるのでしょうか。ここでは、ミドル世代ならではの転職理由を紹介します。


☑社風が合わない

ミドル世代ともなると、仕事に関する自分なりの信念があり、会社の方向性などにも目が向くようになります。会社のあり方や社風、上層部の考え方などと自分の考えの違いに気がつき、転職を考えるようになることがあります。


☑人間関係

定年までの期間を想定した場合、今後10年前後を同じ職場で働くことを考えると、人間関係のいざこざは避けたいものです。職場の人間関係がごたついていたり、職場に合わない同僚がいたりする場合、転職理由につながるケースが多いといえます。


☑会社の将来性に不安

社会人として長年の経験を積み重ねてきたからこそ、ミドル世代は、会社の先行きに対してもシビアな眼をもっています。周囲の状況がクリアに見える年代ともいえるでしょう。会社の将来性が見えるがゆえに不安を抱き、転職を検討するようになったケースも少なくありません。


☑キャリアアップ

専門的な知識と経験を積み上げてきたミドル世代が、経験やスキルを活かしたキャリアアップを望むのは自然な流れといえるでしょう。より活躍できる場や自己成長の場を求め、転職を検討するケースもあります。


☑給与や待遇面への不満

ミドル世代は、家計の収支の先行きが見える年代です。子どもの教育費や、現在の会社での生涯年収などが推測できるようになります。現在の給与や待遇面とのギャップに不満をいだくようになり、年収アップのために転職を考えるようになります。


☑プライベートな理由

ミドル世代は、自分や家族の体調面で何らかの不調が見つかったり、体力に自信が持てなくなったり、自分や配偶者の親の介護など、人生の節目を迎える年代でもあります。さらに、配偶者の転勤など、プライベートな理由で転職が必要になるケースもあります。


■転職希望者必見!企業が求めるミドル世代とは?

求人する企業が転職希望者に求めるものは、世代ごとに異なります。ここでは、ミドル世代の人材に対する企業の要望を解説します。


|仕事観が明確

企業が求めているのは、これまでに積み上げてきたキャリアや仕事観などを明確に言語化できるミドル世代です。より高い専門性が求められる世代だからこそ、長年の経験がどんな強みにつながっているのか、どういったかたちで仕事に取り組んできたのかをはっきり認識しておくことが大事です。


言語化する際には、応募する企業側に伝わりやすいよう、具体的な数字を盛り込んでおくとよいでしょう。


|スキルやキャリアを明確にアピールできる

自分のスキルやキャリアを把握・整理し、明確な言葉でアピールできることも重要です。自分の経験・スキルを棚卸したうえで、どのように応募先の企業に貢献できるのか、自分の強みが何なのかをポジティブにアピールできるようにしましょう。


|柔軟性な思考と謙虚さがある

ミドル世代は、これまでの豊富な経験から自我を確立しており、それを守り抜こうと考えがちです。しかし、企業が求めるのは環境に応じて自分を変化させられる人材です。そのため、さまざまな事柄に柔軟に対応できる臨機応変さ、豊富な経験を持ちながらも新しい環境で学んでいこうとする謙虚さが求められます。


|「専門性」+「現場力」がある

ミドル世代には、全体を見ながら部下を統率するマネジメント能力や高度な専門性が求められます。一方で、マネジメント力や専門性だけに特化し、現場でのプレーヤーになれない場合、活躍の場が狭まってしまう可能性もあります。面接時には具体的なエピソードとともに、専門性と現場力を兼ね備えている点をアピールできるとよいでしょう。


■ミドル世代の転職成功のポイントとは?

ミドル世代が転職を成功させるためには、以下の4つのポイントを踏まえる必要があります。


☑転職市場での自身の価値を把握する

まず重要なのは、転職市場における自分の市場価値を正確に把握しておくことです。業種を問わず役立てられる「ポータブルスキル」はもちろん、自分がこれまでに磨いてきたスキルや知識、不足しているスキルを分析できていると、市場価値を上げるために必要なものがはっきりします。人脈構築や見識を広めておくことも大切です。


☑情報収集

ミドル世代は、自分の将来像について明確なビジョンをもつ世代です。職種や業務内容、給与などにもある程度の目標値がある一方で、転職後にギャップを感じるケースも少なくありません。その原因は、事前の情報収集不足にあります。


長く勤められる転職先を見つけるためにも、インターネットや口コミなどを活用し、情報収集もしっかり行いましょう。


☑同業種・同職種への転職をめざす

ミドル世代の強みは、これまでに磨いてきたポータブルスキルに加えて、長年の経験や知識に裏打ちされた専門性をもっていることにあります。転職先が未経験業種の場合、専門性に関してはゼロからのスタートとなり、即戦力としては評価されません。一方で、同業種・同職種に転職すれば、高評価を受けやすく年収も上がる傾向にあります。


☑転職エージェントを利用する

ミドル世代の転職を大きくサポートしてくれるのが、転職エージェントです。企業や求人に関する情報収集をすべて一から自分で行うのに比べて、転職エージェントを活用した転職は効率的です。自身のスキルや企業サイドの視点を把握しやすく、専門性を活かせる転職先を探しやすいのもメリットです。自分の今後を考えるうえで重要なキャリアプランの相談もできます。


■まとめ

この記事では、ミドル世代の転職の傾向などを解説しました。ミドル世代の転職では、自分のゴールや市場価値をはっきり見定め、自分のスキルや目的をきちんと言語化することが求められます。今までの経験をしっかり棚卸しし、転職活動を行いましょう。


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※参考:人材協、職業紹介会社大手3社 2010 年度上期転職紹介実績を発表│日本人材紹介事業協会

※参考:人材協、職業紹介会社大手3社 2010 年度下期転職紹介実績を発表│日本人材紹介事業協会

※参考:人材協、職業紹介会社大手3社 2015年度上期転職紹介実績を発表│日本人材紹介事業協会

※参考:人材協、職業紹介会社大手3社 2015年度下期転職紹介実績を発表│日本人材紹介事業協

※参考:労働力調査 平成30年(2018年版)平均(速報)結果の概要│総省統計局