ミドル世代の転職事情とは?求められるミドル人材や転職成功のポイントも紹介

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2020.07.27
ミドル世代の転職事情とは?求められるミドル人材や転職成功のポイントも紹介

ミドルと呼ばれる年齢になり、さらなるキャリアアップを求めて転職を検討していても、転職市場での自身の位置をどう考えればよいのか戸惑う人もいるのではないでしょうか。

この記事では、転職活動を始めたいミドル世代に向けて、ミドル世代の定義や求人傾向などを紹介します。企業が求めるミドル世代像についても解説しますので、転職の成功に向けて役立ててください。

ミドル世代で転職を考えている方は、ぜひ外資系・日系グローバル企業に強いエンワールドにご相談ください。業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングし、あなたのキャリアプランを実現する最適な求人をご提案いたします。 

ミドルと呼ばれる年齢になり、さらなるキャリアアップを求めて転職を検討していても、転職市場での自身の位置をどう考えればよいのか戸惑う人もいるのではないでしょうか。 

この記事では、転職活動を始めたいミドル世代に向けて、ミドル世代の定義や求人傾向などを紹介します。企業が求めるミドル世代像についても解説しますので、転職の成功に向けて役立ててください。

    ミドル世代の定義と転職事情とは?

    ここでは、ミドル世代の定義や転職市場におけるシニアとの違いなど、ミドル世代の転職事情について解説します。 

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    ミドル世代の定義とは?

    年齢層別に求人案内を行う「東京しごとセンター」で規定されている「ミドル世代」とは、30歳から54歳です。一方では、「ミドル世代」を35歳から44歳としている求人媒体もあり、定義には多少の差が見られます。人材市場における媒体を概観すると、おおよそ35歳から54歳をミドル世代と呼んで差し支えないでしょう。 

     

    転職市場での「ミドル」と「シニア」

    一般的に、「シニア世代」とは定年退職を迎える60歳以上を指すことが多いようです。しかし、転職市場での認識は異なり、55歳以上を「シニア世代」と呼ぶ傾向にあります。ただし、この定義も求人媒体によって異なるため、50代前半で転職活動を行う場合はシニア向け求人にも目を向けるとよいでしょう。 

    ミドル向けと、シニア向けでは求人内容が異なる傾向にあります。シニア向け求人では、フルタイムのものが少なく、軽作業と専門的な職種とに二極化しているのが特徴です。そのため、自分の希望条件や年齢に即した働き方ができるよう、求人情報を得る手段を狭めないことが大切となるでしょう。 

     

    ミドル世代の求人数の傾向

    有効求人倍率は、リーマンショック後の2009年の0.42倍を底に、その後ずっと右肩上がりの状態です。2020年以降はコロナ禍の影響を受けて下落したものの、2021年の数値も1.16倍だったことから、企業は引き続き採用に積極的であると考えてよいでしょう。 

    20代、30代の求人数は順調な増加傾向にありますが、それに伴い、ミドル世代の採用枠も増加傾向にあります。今後もミドル世代の求人は増える傾向にあると考えられており、転職を検討するミドル世代の追い風になっているようです。 

     

    ミドル世代の転職率

    一般社団法人・日本人材紹介事業協会によると、2010年と2015年との比較では、36歳から40歳で転職に成功した人の数は208%に、41歳以上では233%にものぼっています。さらに、総務省統計局が発表した「令和230年(2020年版)平均(速報)結果の概要」によると、25歳から34歳での転職者割合は6.7%であるのに対し、35歳から44歳は4.4%、45歳から54歳は3.7%です。 

    このことから、転職に関する「35歳限界説」はほぼ崩壊したといっても過言ではないでしょう。 

     

    ミドル世代で転職を考えている方は、ぜひ外資系・日系グローバル企業に強いエンワールドにご相談ください。業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングし、あなたのキャリアプランを実現する最適な求人をご提案いたします。 

     

    ミドル世代の転職理由とは? 

    そもそも、ミドル世代は何をきっかけに転職を望むようになるのでしょうか。ここでは、ミドル世代ならではの転職理由を紹介します。 

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    経験やスキルを活かしたキャリアアップ

    専門的な知識と経験を積み上げてきたミドル世代が、自身の経験やスキルを活かしてキャリアアップを望むのは自然な流れといえるでしょう。より活躍できる場や自己成長の場を求め、転職を検討するケースは多いといえます。 

     

    会社の方向性と自身の価値観とのギャップ

    ミドル世代ともなると、仕事に関する自分なりの信念があり、会社の方向性などにも目が向くようになります。また、社会人として長年の経験を積み重ねてきたからこそ、会社の先行きに対してもシビアな眼をもっています。そのため、会社の下した経営判断や上層部の考え方、振る舞いなどと自分の価値観との違いに気がつき、転職を考えるようになることもあるようです。 

      

    周囲の人間関係に対する物足りなさ

    定年までの期間を想定し、今後10年前後を同じ職場で働くことを考えた時、職場の人間関係に物足りなさを感じるケースもあるようです。また、これはミドルに限った話ではありませんが、周囲の人間関係がごたついていたり、職場に合わない上司や同僚がいたりする場合にも、転職理由につながることがあるようです。 

     

    より良い給与や待遇を志向

    ミドル世代は、家計の収支の先行きが見える年代でもあります。子どもの教育費や、現在の会社における生涯年収などが推測できるようになるため、現在の給与や待遇と自身の抱くライフプランとの間にギャップを感じることもあるでしょう。そのため、年収アップや好待遇を得ようとして転職を考えるようになるケースもあるようです。 

     

    プライベートな理由

    ミドル世代は、自分や家族の体調面で何らかの不調が見つかったり、体力に自信が持てなくなったり、自分や配偶者の親の介護など、人生の節目を迎える年代でもあります。さらに、配偶者の転勤など、プライベートな理由で転職が必要になるケースもあるようです。 

     

    ミドル世代で転職を考えている方は、ぜひ外資系・日系グローバル企業に強いエンワールドにご相談ください。業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングし、あなたのキャリアプランを実現する最適な求人をご提案いたします。 

     

    転職希望者必見!企業が求めるミドル世代とは? 

    企業が求人の応募者に求めるものは、世代ごとに異なるといってよいでしょう。ここでは、ミドル世代の人材に対する企業の要望を解説します。 

     

    自身の仕事観を明確に言語化できる

    企業は、これまでに積み上げてきたキャリアや仕事観などを明確に言語化できるミドル世代を求めている傾向にあります。より高い専門性が求められる世代だからこそ、長年の経験がどんな強みにつながっているのか、どういったかたちで仕事に取り組んできたのかをはっきり認識しておくことが大事だといえます。 

    言語化する際には、応募する企業側に伝わりやすいよう、具体的な数字を盛り込んでおくとよいでしょう。 

     

    スキルやキャリアを明確にアピールできる

    自分のスキルやキャリアを把握・整理し、明確な言葉でアピールできることも重要となるでしょう。それらを棚卸したうえで、どのように応募先の企業に貢献できるのか、自分の強みが何なのかをポジティブにアピールできるようにしましょう。 

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    柔軟な思考力と謙虚さがある

    ミドル世代は、これまでの豊富な経験から自我を確立しており、それを守り抜こうと考えがちだとされています。しかし、企業が求めるのは環境に応じて自分を変化させられる人材です。そのため、さまざまな事柄に柔軟に対応できる臨機応変さ、豊富な経験を持ちながらも新しい環境で学んでいこうとする謙虚さが求められるでしょう。 

     

    「マネジメント力」+「現場力」がある

    ミドル世代には、全体を見ながら部下を統率するマネジメント能力や、高度な専門性が求められます。一方で、マネジメント力に長けてはいても現場でプレーヤーになれなかったり、専門性だけに特化していてリーダーシップが発揮できなかったりする場合、活躍の場が狭まってしまう可能性もあります。 

    面接時には具体的なエピソードとともに、マネジメント力と専門性の高い現場力の双方を兼ね備えている点をアピールできるとよいでしょう。 

     

    ミドル世代で転職を考えている方は、ぜひ外資系・日系グローバル企業に強いエンワールドにご相談ください。業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングし、あなたのキャリアプランを実現する最適な求人をご提案いたします。 

     

    ミドル世代の転職成功のポイントとは?

    ミドル世代が転職を成功させるために、以下の3つのポイントをおさえておくとよいでしょう。 

     

    転職市場での自身の価値を把握する

    まず重要なのは、転職市場における自分の市場価値を正確に把握しておくことではないでしょうか。業種を問わず役立てられる「ポータブルスキル」はもちろん、自分がこれまでに磨いてきたスキルや知識、不足しているスキルを分析できていると、市場価値を上げるために必要なものもはっきりします。人脈構築や見識を広めておくことも大切といえるでしょう。 

     

    事前の情報収集を十分に行う

    ミドル世代は、自分の将来像について明確なビジョンをもつ世代です。そのため、職種や業務内容、給与などにもある程度の目標値がある一方で、転職後にギャップを感じるケースも少なくないようです。 

    長く勤められる転職先を見つけるためにも、インターネットや口コミなどを活用して事前の情報収集を十分に行うようにしましょう。 

     

    同業種・同職種への転職をめざす

    ミドル世代の強みは、これまでに磨いてきたポータブルスキルに加えて、長年の経験や知識に裏打ちされた専門性をもっていることにあります。転職先が未経験業種の場合、専門性に関してはゼロからのスタートとなるため、即戦力としては評価は期待できないでしょう。一方で、同業種・同職種に転職すれば、高い評価を受けやすく年収も上がる傾向にあります。 

     

    ミドル世代で転職を考えている方は、ぜひ外資系・日系グローバル企業に強いエンワールドにご相談ください。業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングし、あなたのキャリアプランを実現する最適な求人をご提案いたします。 

     

     

    まとめ 

    この記事では、ミドル世代の転職の傾向などを解説しました。ミドル世代の転職では、自身の市場価値を正確に見定め、転職の目的や自分の強み・スキルを明確に言語化できることが求められます。今までの経験をしっかり棚卸しし、転職活動を行いましょう。 

     

    ミドル世代の転職を大きくサポートしてくれるのが、転職エージェントです。エンワールドでは、各業界に精通したコンサルタントが一人ひとりに合わせてアプローチし、転職活動中はもちろん、転職後のサポートも行っています。外資系企業や日系グローバル企業の管理職案件も多く保有していますので、まずは気軽に無料面談にご応募ください。 

     

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