プラントエンジニアの仕事とは?必要なスキルやプラント業界の将来性まで徹底解説

お役立ちコラム 職種別 エンジニア
2020.07.02
プラントエンジニアの仕事とは?必要なスキルやプラント業界の将来性まで徹底解説

プラントエンジニアの仕事というと、どんな内容を想像するでしょうか。実はプラントエンジニアは専門分野が分かれており、分野ごとに仕事内容も異なります。

ここでは、プラントエンジニアの仕事内容や求められるスキル、今後のプラント業界の見通しなども解説します。

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プラントエンジニアの業務内容とは

プラントとは、工場設備一式を指します。発電所や石油コンビナートなどの大掛かりな設備はもちろん食品や化学製品、医薬品などそのジャンルや規模に関わらず、工場設備一式のことをプラントと呼ぶのです。

  

プラントエンジニアにはそれぞれの専門領域が分かれており、分野ごとに業務内容は異なります。

  

機械系プラントエンジニア

   

プラントそのものの基本設計や詳細設計、その構築を行い、オペレーションやメンテナンスまでも手掛けます。また機械装置の設計・開発も機械系プラントエンジニアの仕事です。

  

化学系プラントエンジニア

  

鉱物などの原料から製品にするためのプロセスを構築・マネジメントするのが主な業務です。

  

電気系プラントエンジニア

  

プラント各所への電力供給システム・制御システムを構築します。また、プラント全体の制御システムを構築することも業務内容に含まれます。

  

土木系プラントエンジニア

 

プラントに付随する道路設備や港湾施設の設計・施工管理を担当します。

  

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プラントエンジニアに必要なスキルとは

プラントエンジニアになるために、取得が義務づけられている資格はありません。そのため、医師のように医師免許がないと医師として働けないというタイプの職業ではなく、その視点から見れば極端ではありますが誰もが目指せる職業であるといえるかもしれません。

  

しかし、プラントエンジニアは高度な専門知識が必要な職業です。機械系、化学系、電気系、土木系の各分野で求められる知識は異なりますが、いずれにしても大学の理工学部の学士以上の知識が必要であると考えてください。

  

資格が必要ないとはいえ、こういった知識を身につけていないと、どの分野であってもプラントエンジニアとして働くことは極めて難しいといえるでしょう。実際に現在プラントエンジニアとして活躍している方々は修士・博士の学位をもつ方が少なくないようです。

  

プラントエンジニアを目指すのであれば、大学の理工学部を卒業後さらに大学院に進学するのが理想的だといえるでしょう。

  

また、プラントエンジニアは海外勤務も多いため、一定の語学力があると重宝される傾向にあります。帰国子女や留学経験があると有利になるほか、TOEICのスコアなども役立つでしょう。

  

加えて、海外勤務になってもすぐに環境に順応し、現場に溶け込める適応力やコミュニケーション能力も必要です。

  

プラントエンジニアには資格は必要ではないと先に述べましたが、取得していると役立つ資格は存在します。専門分野によって資格の種類は異なりますが、機械設計技術者、CAD利用技術者試験はどの分野でも有利になるため、ぜひチャレンジしたい資格です。

  

機械設計技術者

   

一般社団法人 日本機械設計工業会が認定する民間資格で、機械設計技術者の技術力を証明する試験です。1級、2級の取得には実務経験が必要ですが、3級では受験資格が設けられていないのでどなたでも受験することができます。

  

CAD利用技術者試験

  

今では、設計・製図にはCAD(Computer Aided Design)というコンピュータ設計支援ツールを使用するのが一般的です。そして、プラントエンジニアの仕事にもCADは欠かせないといえます。

  

CAD利用技術者試験は、CADを扱える技術を持っていることを証明する資格で、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が認定する民間資格です。

  

試験は2次元CADと3次元CADとに分かれており、2次元CADには基礎と2級に加えて建築、機械、トレースの3分野に分かれた1級、3次元CADには2級と準1級、1級があります。

  

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プラントエンジニアの将来性について

日本は土地面積が狭く、さらに先進国であるため現在は産業が成熟期に入っていることから、プラントの建設数にも限界が見えてきているというのがプラント業界の現状だともいわれています。

  

そのため、現在ある施設のメンテナンスや改修などが日本におけるプラント業界の主な業務になりつつあるようです。

  

しかし、日本ほど産業が成熟しておらず発展段階にあり、インフラ設備が十分ではない東南アジアや南米、石油資源が豊富なことでよく知られている中東などでのプラントの建設需要が高く、今ではこうした海外の国々におけるプラント建設プロジェクトを受注することが多くなっています。

  

そのため、プラントエンジニアは海外業務も多く、経験を積んで将来的にはグローバルに活躍することも可能だといえるでしょう。

  

また、今後景気が回復し、日本でのプラント需要が増える可能性もあります。加えて1950年代~1970年ごろまで続いた高度成長期に建設されたプラントが寿命を迎え、新たに立て直す必要も出てくることも予想されます。

  

そうしたことから、日本国内では成熟産業であるとはいえ、プラントエンジニアは今後も需要があり、一定の求人数も維持される職業であるといえるでしょう。

  

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まとめ

プラントエンジニアはモノづくりに欠かせないプラントの建設に関わる仕事です。専門性が高く求められるスキルもハイレベルですが、それだけやりがいのある仕事であるともいえるでしょうし、海外勤務のチャンスもあります。

  

海外での活躍を視野に入れて転職するのであれば、エンジニアの転職に強い転職エージェントを利用するといいでしょう。

  

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