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外資系企業で転職回数が多いと不利になる?

Posted by en world Japan

1年以上前

外資系企業に転職したいと考えている人は多いと思いますが、国内企業と比べると外資系企業には大きな違いがいくつかあります。転職回数の許容範囲についてもその一つです。

 

中には、転職回数が多いと外資系企業への転職は不利になると考える人もいるかもしれませんが、これはケースバイケースだと言えます。では、なぜ転職回数が転職にとってケースバイケースになるのかをご説明します。


 

■外資系企業への転職における転職回数の関係とは

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まず外資系企業に転職したい場合、転職回数はどのように影響するのかをご説明します。

 

ご存じのように、日系企業と外資系企業では企業風土にかなりの違いがあります。日系企業は伝統や社風を重んじるのに対して、外資系企業は自主性や独自性を重んじます。そのため、日系企業の場合と外資系企業の場合とでは、転職回数が就職にどう影響するのかも変わってきます。

 

外資系企業に転職する際、年齢はあまり関係ありません。というのは、外資系企業は実力主義の世界であり、成果さえ出してくれれば年齢は問われないことが多いためです。しかし、一般的に言えば、日系企業と同様にあまりにも多すぎる転職回数は敬遠されがちです。

 

外資系企業の場合、ある人材を採用するにあたっては、その人がどのような経歴の持ち主なのかという点をまず見極めようとします。その人が会社に入って成果を出せるかどうかは、実際に入社してみなければ分かりません。そのため、外資系企業が候補者を採用する場合には、そのキャリアに一貫性があるかどうかに着目をします。

 

20代前半の若者であれば、転職回数はゼロで、初めての就職だというケースも多いでしょう。しかし、20代後半くらいの年齢になると、一回も就職した経験がないという人は稀です。そのため、転職するに当たってどのような事情があったのかを、採用する企業の側では知りたいと考えるわけです。

 

外資系企業は即戦力を重視するというのも、よく知られていることです。ですから、十分な知識や技術が身についていない人間を採用することはありません。そのための判断基準として、その人がどんな職場で働いてきたか、どのような目的で転職をしてきたかは要注目とされる材料になるのです。

 

20代前半~30代前半の若者に関して言えば、やはり転職回数は少ないほうが有利です。これくらいの年代ではまだまだスキルや知識が十分に身に付いていないことが多いですから、会社のほうでは将来の可能性を重視します。しかし、30代半ばくらいになると事情は変わってきます。

 

このころになると、候補者がどんな会社でどんな業務をこなしてきたか、という点がポイントとなってきます。とくに自らのスキルアップのために転職をしてきた人であれば、応募の際に有利に働く場合もあります。逆に考えて、あまり転職をしていない人だと、会社の企業風土に馴染んでくれないのではないか、と思われてしまう場合もあります。


 

■年代別にみる外資系企業での転職回数の目安

man and two women sitting beside table

 

外資系企業への転職と転職回数の関係は、年代によって変わってきます。参考までに、アメリカ合衆国での一つの企業への平均在位年数は4年~5年くらいだとされています。すなわち、アメリカでは転職というのは当たり前のものであるわけです。

 

しかし、いくら外資系企業とは言っても、その会社は日本にあるわけですから、当然本国との違いはあります。採用担当者は外国人ではなく日本人の場合もありますし、その会社の前身が日本企業だったというケースもあります。転職回数について軽く考えてしまうのは、NGだと言って良いでしょう。

 

新卒から第二新卒といった若者の場合、転職回数は少ないほうが有利です。第二新卒というと、大学を卒業してから数年間のことを指しますが、この間には自分とは合わない会社に入社してしまうことも多いです。こうした人たちが転職する分には、外資系企業は比較的転職しやすい業界だと言えます。

 

その理由は二つあります。まず一つ目は、外資系企業の世界では転職というものはキャリアアップのためにするものである、という土壌があることです。そしてもう一つは、外資系企業では現在人材難が続いていることです。20代前半~30代前半くらいの若い人材は、今は外資系企業への転職の好機だと言って良いでしょう。

 

30代半ば~40代くらいになると事情は少し変わってきます。この年代になると、外資系企業の採用担当者は、候補者が何のために転職をしたのか、という点に注目するようになります。当然ですが、異なる業界を渡り歩いてきたような人は、十分なスキルを身に付けてているとは考えにくいため、敬遠されがちです。

 

その反対に、同業他社にステップアップのために転職をしているようなケースでは、逆に転職に有利に働きます。と言っても、一年ごとに転職を繰り返しているような場合には、やはりあまり良い印象は得られません。一般的な目安としては、30代半ばくらいからの転職では、理想の転職回数は1回~3回くらいだとされています。

 

要するに、一つの会社で十分な経験を積んでいるか、そして別の会社に転職して、そのスキルをさらに向上させたか、という点が考慮されるわけです。もちろん、転職して責任者の地位に付いた経験があるような人であれば、転職には有利となってきます。また、外資系企業から外資系企業へと転職する人もいます。

 

いずれにしても、外資系企業に転職する際の転職回数は人それぞれなので、自分には無理かもしれない、と簡単に諦めてしまわないようにしましょう。


 

■外資系企業における転職回数の多さが不利になるケース

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候補者が勤めてきた業種や業界によっても変わってきますが、転職回数の多さが不利になってしまうケースも少なからずあります。

 

たとえば、異業種を渡り歩いてきた人の場合、転職回数が何回であっても就職にとっては不利に働きます。飲食業界に1年、製造業界に2年、営業に3年、といった転職をしていた場合、どの分野でも十分なスキルを身に付けているとは考えにくいでしょう。これは、外資系企業に転職する場合でも同じです。

 

金融業界であれば金融に関する知識やスキル、製薬業界であれば医薬品に関する知識やその説明スキル、コンサルティング業界であれば企業戦略を立てたり、人とのコミュニケーションを図るスキルなどが必要とされます。それぞれの分野で、必要とされるスキルや知識は異なってくるのです。

 

転職回数が不利に働いてしまう要件としては、次のような理由もあります。

 

それは、転職をしたのが会社の人間関係で問題があったからではないのか、と疑われてしまう場合です。ステップアップのための転職であれば良いのですが、社内でもめ事を起こした、上司との軋轢があった、といった理由で転職している場合、あまり良い印象はもたらしません。

 

採用担当官はそういったことを見抜く目に秀でていますから、ポジティブな理由での転職か、ネガティブな理由での転職か、面接ですぐに分かってしまいます。コミュニケーション能力に問題がある人は、外資系企業ではとくに避けられがちです。

 

ある調査では、転職回数が3回を超えると気になる、と回答している会社が多くなっています。その割合はおよそ4割にも上ります。4回、5回の転職を含めると、およそ7割近くの会社が応募者の転職回数が気になると答えています。ですから、外資系企業に転職したいからと言って、転職回数が全く問題にならないと考えるのは早計です。

 

応募者が20代前半~30代半ばくらいの年齢であれば、転職回数は多くても1回~3回くらいに抑えておきたいところです。40代を過ぎると、転職回数はそれよりも多くなってしまう場合もあります。その場合には、きちんとしたマネジメント能力があるか、業務上必要とされているスキルをマスターしているかどうか、などが判断基準となります。


 

■転職回数を増やさないために知っておきたい外資系企業の転職時のポイント

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外資系企業に転職する場合には1回~3回くらい、というのがベストとお伝えしてきましたが、それ以上転職回数が多くてもOKな場合もあります。ただし、転職回数については絶対にごまかさないようにしてください。

 

なぜなら、転職回数というのはいずれバレてしまうものですし、候補者がきちんとしたスキルを身に付けていなければ、実際に入社しても実力を発揮することはまず不可能だからです。外資系企業は専門性を重んじる職場が多いため、ある程度高いスキルを持っていなければ業務についていくことが出来ません。その場合、余計に転職回数を増やすだけという結果に終わってしまいます。

 

また、外資系企業への応募時には、自分がなぜ転職したのか、ということを明確に説明できるようにしておきましょう。通常、外資系企業への転職では、応募書類による一次審査を経て、面接の二次審査に進むことになりますが、その間に電話面接が入る場合もあります。

 

それぞれの審査において、自分がどうして会社を辞めたのか、辞めた後はどうしたのかをきちんと自分の言葉で説明するようにしてください。とくに、履歴書や職務履歴書の書き方は大事です。自分がステップアップのために転職した、ということが採用担当者に分かりやすいように、どの職場でどんな職務をこなしていたのかを、出来るだけ詳しく書くようにしましょう。

 

これは面接においても同じことが言えます。面接官から質問があった場合には、しっかりと転職理由を説明できるようにしておいてください。ある会社ではヒラの社員であったのが、別の会社に転職してマネージャーの地位についた、といった転職理由であれば、面接官にも良い印象を残すことが出来ます。

 

また、入社後の齟齬をなくすためにも、自分が入社したい会社の事前調査はしっかりと行っておくと良いでしょう。せっかくスキルアップのために転職しても、自分の知識やスキルが活かせない職場や職種であれば何にもなりません。転職して、自分のどんな部分を伸ばしたいのか、といった志望動機も明確にしておくようにしてください。

 

とくに事務などの裏方の仕事をしていた場合、採用担当者にはその業務内容が把握しにくいことも多いです。その場合にも、キャリアに一貫性があったこと、自分に問題があって会社を辞めたのではないことを積極的にアピールするようにしましょう。こうした点を踏まえておけば、転職回数の多さは必ずしも不利には働きません。


 

■まとめ

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外資系企業に転職したいと考えている場合には、転職することはステップアップのためだとポジティブに考えることが大切です。また、転職回数はあまり多くないほうが良いですが、何よりもキャリアに一貫性があったかどうか、という点が最も大事です。そうした点を踏まえて、履歴書の書き方や面接の仕方などを工夫するように心がけてください。

 

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