海外の人が驚く?日本と海外の文化・マナーの違いまとめ

お役立ちコラム 海外の文化・ビジネス・マナー
2020.03.01
海外の人が驚く?日本と海外の文化・マナーの違いまとめ

日本と海外とでは、文化の違いが多くあります。代表的なものでは、日本では家の中で靴を脱ぐことや、ホテルやレストランでのチップ制度がないことなどが挙げられます。仕事や旅行で海外を訪れた際に、当たり前だと思っていたことが、日本固有の文化だったと知って驚くことがあるかもしれません。

今回は、日本と海外との文化やマナーの違いについて解説していきます。

日本と海外との違い|日常生活編

まずは、日常生活におけるマナーや生活習慣の違いについて解説します。日本と海外とでは異なる習慣が多くあるため、意外な発見があるかもしれません。

食事の前に「いただきます」と言う

食事の前に「いただきます」と言うことは、実は日本固有の文化です。この言葉は、食事を作ってくれた人や食材を育ててくれた人、食材そのものに対する感謝を表する言葉です

また、食事の後に言う「ごちそうさま」は、心をこめたもてなしや、おいしい食事に対する感謝を表する言葉です。

 

キリスト教信者は食前に祈りを捧げることが有名な話ですが、こちらは神様に対して感謝を表しているので、日本の「いただきます」「ごちそうさま」とは異なります。

毎日、湯船につかる

湯船に毎日つかる習慣も、日本固有の文化です。隣国の韓国や台湾などでも湯船につかることはしますが、毎日おこなうことは少ないようです。

 

欧米でも湯船(バスタブ)にお湯を張ることはありますが、その際には湯船の中で全身を洗うケースが多いようです。

親と子が一緒にお風呂に入る

欧米でも子どもが幼いうちは入浴を手伝いますが、日本のように、親と子が一緒にお風呂に入るということはしません。たとえ同性であっても、お風呂に入るのは別々です。そのため、日本制作のアニメや映画などで、親子が一緒にお風呂に入っている描写に驚いたという海外の人は多いようです。

 

トイレ(バスルーム)のドアを閉める

日本では、使用後はトイレ(バスルーム)のドアを閉めておくのが一般的ですが、海外ではトイレのドアが閉まっていると、それは誰かが使用しているというサインになります。

渡米した日本人留学生が、普段のようにトイレのドアを閉めておいたところ、ホストファミリーは使用中だと思って、しばらく使えなかったというエピソードもあります。

食器を手に持って食べる

日本では、お椀や取り皿などを使って食事を食べる際に、食器を手に持って食べないとマナー違反だと思われるケースがあります。

しかし、海外では食器を持って食べていると、がっついているように見えるため、食器を持って食べることはかえってマナー違反だとされてしまいます。

また、汁物(スープ)を飲む際にはスプーンを使って口に運ぶことがマナーとされる欧米に対し、日本は器に口をつけて飲むのがマナーとされています。

 

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日本と海外との違い|仕事編

次は、海外出張へ行くときなどの「仕事」という観点から、日本と海外との違いについて解説します。日本で働いているときは当然だと思っていたことが、海外では当然ではないかもしれません。それぞれについて解説するので、参考にしてください。

交通費が支給される

日本では労働者への待遇の一環として、アルバイトなどの非正規労働者にも交通費が支給されることがあります。しかし、欧米諸国では交通費が出ないことが当たり前だと認識されているようです。そのため、職場から遠いところに居住した結果、交通費の負担が大きくなってしまったということもありえます。

 

交通費が支給されるいう面では、日本の労働環境は労働者にとって優しいといえるかもしれません。

 

解雇通知から解雇までに猶予がある

日本では、解雇通知を出されてから解雇に至るまでに、30日以上猶予を設けると法で定められています。しかし、海外ではプロジェクトの途中で突然解、雇通知を出されることもあり、通知後は基本的に猶予なく退職という流れとなるようです。

 

女性の社会進出が遅れている

近年になって、日本でも徐々にダイバーシティが推進され、女性の社会進出にスポットが当たるようになりました。それでも欧米を中心に比べてみると、日本社会では女性の社会進出が遅れています。昭和以前からの「男は仕事、女は家を守る」という考え方が残っていたことがひとつの背景でしょう。

 

「上司より先に帰りづらい」という理由で残業する

日本では、「上司より先には帰りづらい」という理由で残業する人たちもいます。また、「残業している人は仕事に対して熱意がある」という考え方もあります。働き方改革などでその風潮を是正しようという動きはあるようですが、労働者の残業や長時間労働は問題になっています。

 

海外では、家族や友人と過ごすプライベートの時間が尊重されることが多く、上司への気遣いなどで残業するという文化はないようです。

職場の人たちとの飲み会がある

「飲みニケーション」という言葉のとおり、日本では職場の人たちとのコミュニケーションを図るために飲み会を開くことは珍しくありません。

 

海外では、この文化に対して生産性が見いだせず、そしてプライベートな時間を圧迫しているという認識を持つ人が多いようです。そのため、職場の人たちと終業後に飲み会を開く頻度は高くありません。また、歓迎会などを開く際には、ウェルカムランチとし、お昼の時間を利用することなどが多いようです。

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日本と海外との違い|コミュニケーション編

ここでは、コミュニケーションにおける日本と海外の文化の違いについて解説します。日本では当たり前のことが海外では当たり前ではなく、ときには気づかないうちに相手を不快な気持ちにさせてしまう可能性もあります。気をつけましょう。

あいづちをうつ

日本人は「話をきちんと聞いている」という気持ちを伝えるために、話の合間にあいづちをうつことがあります。しかし海外では、話の合間にあいづちをうたれると、話を妨害されているように感じる人もいるようです。あいづちをうつのは、日本人固有の配慮の文化なのかもしれません。

 

空気を読む

日本では、相手に全てを伝えなくても、相手が意図を汲み取ってくれるだろうという「暗黙の了解」の文化があります。一方で海外では、自分の意志や思ったことをはっきりと言葉にして伝えます。

たとえば、日本人は、相手に気を遣って「はい」と返答していても、実は遠回しに「いいえ」と拒否している、というケースもあります。海外では、はっきりと「Yes」なら「Yes」、「No」なら「No」と伝えるため、空気を読むという文化には困惑してしまうようです。

「すみません」と言うことが多い

「すみません」という言葉には、謝罪をはじめ、声かけや御礼の意味があり、些細な時にも、そうでない時にも使うことができます。そのため、日本では「すみません」という言葉を口にしたり聞いたりする場面がよく見られます。

ちょっとした世間話や雑談をすることが少ない

日本人は、相手に用事があるとき以外に他人に声をかけることは滅多にありません。しかし、欧米ではバスの待ち時間やエレベーターの中などで、見ず知らずの人と世間話や雑談をしている風景がよく見られます。

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まとめ

日本と海外では、様々な場面で文化の違いが見られます。日常生活でも仕事の場でも、根付いている慣習は異なります。違いを把握してコミュニケーションに役立ててみましょう。

 

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