外資系コンサルティング業界へ転職する際に気を付けたいポイントとは?メリットや注意点を解説

お役立ちコラム 業界別 外資系コンサルティング
2020.03.20
外資系コンサルティング業界へ転職する際に気を付けたいポイントとは?メリットや注意点を解説

転職で外資系コンサルティング業界に興味があるものの「外資系コンサルティング業界に転職するメリットは何だろう」「どんな点に注意して転職活動すればいいのだろう」と、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。転職活動を成功させ、転職後も後悔することなく働くためには、外資系コンサルティング業界の特徴について理解を深めておくことが必要といえます。

本記事では外資系コンサルティング業界の主な特徴、メリットや注意すべきポイントについて解説します。外資系コンサルティング業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

外資系コンサルとして活躍したいあなたへ-プロの目線から理想のキャリアを実現するためのノウハウを伝授します

転職市場において高い人気を誇る業界のひとつである外資系コンサルティング業界は競争も激しく、狭き門になりがちです。エンワールドは外資系企業とのリレーションシップを活かし、非公開求人を含む豊富な求人からあなたのキャリア活かせる求人をご紹介いたします。何でもご要望をお聞かせください。

外資系コンサルティングファームとは

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​外資系コンサルタントの仕事は、一言で言えば「クライアント企業の事業や経営のサポート」です。クライアント企業が抱えている課題に対し、情報やノウハウなどを教示することにより、クライアント企業の課題を解決に導きます。 

外資系コンサルタントの仕事にはいくつか種類があり、業務内容や規模もそれぞれ違いがあります。以下で外資系コンサルティングファームの種類を5つ紹介します。

 

1.総合系コンサルティングファーム

文字通り、様々な面からコンサルティングを行うファームです。M&A、企業の経営戦略、ITシステム、財務など、総合的にクライアント企業のサポートを行います。

総合系コンサルティングファームには、各分野に精通した専門家が集まり、案件次第では専門家同士で共同して案件を進めることもあります。

網羅的に企業の課題を解決するので案件の規模も大きく、グローバルな案件にも挑戦できるのが総合系コンサルティングファームの魅力といえるでしょう。

 

2.戦略系コンサルティングファーム

業務オペレーションの改善、組織改革など、企業の経営戦略に特化したコンサルティングファームです。企業に対して解決策の提案をすることもありますが、それに加えて経営戦略の実行にも介入する場合もあります。 

戦略系コンサルティングファームでは、少人数精鋭でプロジェクトを遂行することが多く、その分一人ひとりにかかる責任感も大きいです。 

経営に関するファームなので経営者と面識を持てること、案件ごとの報酬が高い傾向にあるのが、経営系コンサルティングファームの強みです。

 

3.医療・ヘルスケア系コンサルティングファーム

医療・ヘルスケア系コンサルティングファームが携わる分野は、病院経営、医療政策、医療機器、医薬品など多岐に渡ります。 

仕事内容は、医療機関に対するコンサルティングであれば、開業のサポート、経営戦略の立案などです。医療機器などのメーカーに対するコンサルティングであれば、新規事業の立案やシステムの導入などを行います。 

医療業界の実務経験があればその経験を活かせますし、コンサルティング業務未経験でも募集している企業もあるのが特徴です。

 

4.IT系コンサルティングファーム

IT系コンサルティングファームでは、ITシステムによる企業の課題解決の提案から、ITシステムの構築と導入までを行います。 

ITの技術は日々進歩しており、サービス提供の質を高めていくためには常にITについて学び続けることが求められます。 

ITとは言っても求められるのはITのスキルや知識だけでなく、クライアントに対する課題のヒアリング能力なども求められるので、幅広く業務を遂行していくスキルが必要といえます。

 

5.シンクタンク系コンサルティングファーム

シンクタンクの業務を活かしたコンサルティングを行うファームです。 

シンクタンクは本来、官公庁や地方公共団体から依頼を受けてリサーチや経済調査をする業務でした。しかし社会の変遷につれてコンサルティング業務にも重点を置くようになり、シンクタンク系コンサルティングファームが誕生しました。 

上記のような背景から、リサーチや研究を活かしたコンサルティングができるのが、シンクタンク系コンサルティングファームの強みといえるでしょう。

 

エンワールドでは、業界職種専任のコンサルタントがあなたの理想の転職をサポートいたします。外資系コンサルティング業界への転職に不安に感じていることがありましたら、無料面談にてお悩みをお聞かせください。

 

外資系コンサルティング業界は他の業界に比べて転職が多い​

実は外資系コンサルティング業界は、他の業界に比べても転職する人が多く、4〜6年で辞めてしまう人も多い傾向にあります。ここからは外資系コンサルティング業界で転職が多い理由を紹介します。 

外資系コンサルティング業界に転職してから「思っていたのと違った」「自分には合わない業界だった」と後悔することがないよう、転職が多い理由を把握した上で転職を進めていきましょう。

 

1.案件によって業務負荷が高いケースもある

外資系コンサルタントの抱える案件は、クライアント企業が利益をアップできる適切なサポートを行うものです。 

そのため、プロジェクトメンバーひとりひとりにのしかかる責任感もより重いといってよいでしょう。

案件によっては多くの企業分析や多岐にわたる改善策の考案を要する場合もあるので、外資系コンサルタントとして活躍していくためには、いかに効率よく仕事を捌いていけるか、プレッシャーを抱えながらも滞りなく業務を行えるかが大事になるといえます。 

このようなプレッシャーを自身のモチベーションに繋げらえられずに、他の業界に転職する方もいるのが実情です。

 

2.実力主義の業界

これは、外資系コンサルティング業界に限らず、多くの外資系企業にいえることですが、特に外資系コンサルティング業界は、実力主義の色合いが強い業界といえます。国内の企業だと年功序列で給料がアップしていく企業もありますが、外資系コンサルティング業界は年俸制を採用しており、勤務年数や年齢関係なく実力次第で給料が変動します。 

実力さえあれば転職もしやすく、年収の面でも安心ですので、より高収入を得られる企業へ転職する人もいます。逆に思うように結果を出せず、収入が伸びなくて他の業界に転職する方もいるのが実情です。 

外資系コンサルティング業界で収入を伸ばしていきたいのであれば、入社後も勉強や自己研鑽に努めることが求められるでしょう。

 

3.ボーナスがない

一般的な外資系企業と同様に、外資系コンサルティングファームにはボーナスがないところも多くあります。

ボーナスがある企業だと「ボーナスが出るまでは転職できない」と思う方もいるかもしれませんが、外資系コンサルティングファームのようにボーナスがないところであれば、ボーナスの時期などを気にせず好きなタイミングで転職可能といえます。

 

4.入社したては、実務作業が多い傾向にある

外資系コンサルティングファームに入社してすぐは、多くの場合、資料作成やリサーチ業務が中心となります。グラフやデータなどは正確さが求められますし、細かい部分も指摘されるでしょう。 

経歴次第では資料作成などを担当する期間が長引くこともあり、面白みを感じられず転職をする人もいるようです。 

「せっかく外資系コンサルに入社したのに、やりたい仕事ができない」と後悔することがないよう、入社したては上記のような業務を行う場合があることを念頭に入れた上で、転職活動に臨みましょう。

 

エンワールドでは、業界職種専任のコンサルタントがあなたの理想の転職をサポートいたします。外資系コンサルティング業界への転職に不安に感じていることがありましたら、無料面談にてお悩みをお聞かせください。

 

■外資系コンサルティング業界に転職するメリット 

外資系コンサルティング業界は転職が多いところではあるものの、そこに転職することには様々なメリットがあります。外資系コンサルティング業界に転職するとどんなメリットがあるのかについて解説します。

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1.高収入を目指せる

外資系コンサルティング業界は実力主義の世界であり、実力と結果に応じた年収アップが期待できる業界といえます。 

外資系コンサルタントは「アナリスト」「アソシエイト」「プロジェクトマネージャー」「プリンシパル」「パートナー」などの役職があり、企業によっても異なりますがアソシエイトから年収が1,000万円を超える傾向にあります。 

入社したての時期は、残業などにより時給換算すると給与が低いと感じるかもしれませんが、実力がついて役職が上がっていけば高収入が期待できるでしょう。

パートナークラスでは年収5,000万円を超えることもありますので、実力を伸ばして給料をアップさせていきましょう。

 

2.大幅なスキルアップが可能

外資系コンサルタントは求められるスキルや結果も大きいので、仕事を続ければ大幅なスキルアップが可能といえます。 

例えば、外資系コンサルタントの仕事は「クライアント企業の抱える課題を解決すること」ですが、それを実行するためには論理的思考力が必要となるでしょう。 

そして、課題に着目する際は「どんな課題を抱えているのか」「その課題が発生している原因は何か」を突き詰めて考えます。次に「どうすればその課題を解決できるか」を順序立てて考え、クライアント企業に対してわかりやすく筋道立てて解決策を提案します。 

このように、外資系コンサルの仕事では一貫して論理的思考力が求められるといえます。 

こうした論理的思考力は他の業界においても仕事の遂行に役立つので、外資系コンサルティング業界から転職する際にも有利に働く可能性があります。

 

3.社会的な信用もアップ

外資系コンサルティングファームに勤めていれば、社会的な信用もアップするといえます。何故ならば、外資系コンサルティング業界は他の業界に比べて年収が高めに設定されているためです。実力次第では、年収1,000万円を超えることも期待できるでしょう。 

社会的な信用がアップすると、クレジットカード、不動産ローンなどの審査が通りやすくなるのも嬉しいポイントのひとつではないでしょうか。「クレジットカードを作っておきたい」「家を購入したい」と将来を見据えているのであれば、外資系コンサルティング業界に転職することはおすすめです。

 

4.豊富な人脈を築ける

外資系コンサルティング業界に転職すれば、人脈を築ける機会も豊富にあるでしょう。仕事の性質上、クライアント企業の方と面識を持つことも可能です。 

また、外資系コンサルティング業界では他の業界に転職をする人もいるので、転職した人経由で他の業界の人とのコネクションも築ける可能性があります。人脈を多く築くことは、ビジネスにおいては大きなアドバンテージとなり得るでしょう。

 

5.コミュニケーション能力が身に付く

「クライアント企業の抱える課題を解決する」ためには、クライアント企業から課題を上手く聞き出すことが求められます。そのためには、コミュニケーションを通じてクライアント企業からの信用力を高めることが必要となるため、業務を通じて高いコミュニケーション能力が培われるでしょう。 

また、良好なコミュニケーションが取れれば、クライアント企業から継続的に依頼される可能性も高まることから、外資系コンサルタントにとって高いコミュニケーション能力は重要なスキルのひとつとされています。

 

エンワールドでは、業界職種専任のコンサルタントがあなたの理想の転職をサポートいたします。外資系コンサルティング業界への転職に不安に感じていることがありましたら、無料面談にてお悩みをお聞かせください。

 

外資系コンサルティング業界に転職するために覚えておきたいポイント

​外資系コンサルティング業界は、選考がシビアな業界のひとつです。外資系コンサルティング業界への転職を成功させるためにも「選考ではどのような点に注目されるのか」「どのような応力が求められるのか」などについて解説していきます。

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1.英語のスキルを身につける

外資系コンサルティングファームはグローバルな案件を受注することもあるので、英語力が求められるでしょう。グローバルな案件では連絡なども英語で行うことがあるため、入社する前にビジネスレベルの英語力を備えていることが理想といえます。 

もちろん入社前では英語力をあまり求めない企業もありますが、仕事を進める上では大きな利点になるので、余裕があれば英語力を身につけておきましょう。

 

2.論理的思考を身につける

外資系コンサルタントは論理的思考力が仕事する上で必要ですので、面接でも論理思考力がチェックされる傾向にあります。 

外資系コンサルティングファームの面接では「フェルミ推定」「ケース面接」で論理的思考力を試す問題が出されることが多く、事前の対策が必要となるものなので、事前に参考書などで学習しておいたほうがよいでしょう。

 

3.コミュニケーション能力を身につける

繰り返しになりますが、外資系コンサルタントは仕事の性質上高いコミュニケーション能力が求められるので、面接では質問に対して面接官の意図に沿った回答をする、回答に時間をかけないようにするなどを心がけましょう。 

「社内で円滑なコミュニケーションが取れそうか」「クライアントに対して好印象なコミュニケーションが取れるか」が見られますので、その点を意識して受け答えをしましょう。

 

4.学歴

外資系コンサルティング業界への転職は、学歴がある方が有利に働くケースが多いです。もともと高学歴な人が志望しやすい業界ですので、学歴があれば他の志望者の中に埋もれる心配はないでしょう。 

一方で、過去の仕事において経営戦略やコンサルティングなどの経験があれば、学歴以外の面でアプローチすることも可能です。学歴以外でのアピールポイントを見つけた上で面接に臨みましょう。

 

エンワールドでは、業界職種専任のコンサルタントがあなたの理想の転職をサポートいたします。外資系コンサルティング業界への転職に不安に感じていることがありましたら、無料面談にてお悩みをお聞かせください。

 

まとめ​

今回は外資系コンサルティングファームの種類、転職が多い理由、転職するメリット、ポイントについて解説しました。外資系コンサルティングファームと言っても様々な種類があり、転職する人も多い業界ですので、自分の実力と適性を見極めた上で転職活動することが重要といえるでしょう。 

エンワールドではあなたの理想のキャリアを実現するために、最大限のサポートをいたします。個々人にあったコンサルティングを行いますので、まずは無料面談にご応募ください。

 

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