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CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストとは|取得するメリット・年収などを解説

Posted by en world Japan

約2年前

証券関連の企業で勤める方の中には、資格をとってキャリアアップをしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

そんな方にはCFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストの取得がおすすめです。

この記事では、CFA協会認定証券アナリストの資格取得を検討している方向けに、資格の概要や取得するメリット、取得した場合の仕事内容や年収などを解説します。
CFA協会認定証券アナリストの取得を検討するうえで、ぜひお役立てください。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストとは

CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストとは、投資の専門家であることを証明できる、各国の金融業界で通用する国際資格です。米国のChartered Financial Analyst Institute(CFA協会=旧AIMR)が主催・認定しており、CFAという名称が使用されています。

 

日本の資格でいうと、証券アナリスト(日本証券アナリスト協会が試験を実施する)に相当します。

認定試験は世界の92ヶ国・地域で実施されており(2019年6月試験)、2018年9月時点で、世界で約15万9,000人の取得者がいる、世界最大規模のグローバルな資格です。

日本での資格取得者は同時点で約1,300人となっています。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストの試験概要

| 受験料

CFAを受験するにはCFAプログラムへの加入が必要となり、登録料は450ドルです。それとは別に、650ドル〜1,380ドルの受験料を支払います。受験料に幅があるのは、早く申し込むほど受験料が安くなるためです。

 

(2019年12月試験の場合)

・早期期限(2019年3月27日)→650ドル

・標準期限(2019年8月14日)→950ドル

・最終期限(2019年9月11日)→1,380ドル

 

| 受験資格

4年制大学卒業(または卒業見込み)という要件があります。4年制大学を卒業していない場合でも、実務経験などで代替できる場合がありますので、詳しくは公式ホームページで確認してください。

 

| 試験地

CFAは、2019年6月時点で、世界92の国と地域で実施されています。日本では東京で受験できます。

 

| 試験内容

試験にはLevel1〜3があり、全て英語で実施されます。Level1・2はマークシートのみ、Level3ではマークシートに論述式も加わります。

 

試験範囲は10の分野(財務報告および分析/株式投資/債権/職業倫理/経済/計量分析手法/コーポレート・ファイナンス/デリバティブ/オルタナテイブ投資/ポートフォリオマネジメントとウェルス・プラニング)から出題されます。

Level3では、財務報告および分析、計量分析手法、コーポレート・ファイナンスの3つの分野は含まれません。

 

| 試験日

Level1は年2回(6月と12月)、Level2・3は年1回(6月)受験できます。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストを取得するメリット

CFAを取得するメリットは、資格の勉強によって、投資や金融についての高度な専門知識を習得でき仕事に活かせることです。また、そのような専門的知識や英語力を備える国際的な人材であると、社内や転職市場などでアピールできます。

 

また、CFA協会では受験者間の勉強グループを編成しており、合格後もセミナーやパーティーなど各種イベントを開催しています。そうした場を活用して、機関投資家や運用業界など多種多様な人脈を築いたり、ときにはビジネスに直結する機会を得たりすることも可能です。

こうした点は、日本の「証券アナリスト」資格の取得では実現できない大きなメリットです。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリスト取得者の主な仕事内容

CFAは投資に関連するファイナンス分野について深く体系的な知識を学ぶため、証券会社や銀行などの金融機関でのアセットマネジメント業務はもちろん、コンサルティング会社や事業会社でのM&Aなどにも役立ちます。

 

証券会社においては、たとえば、有価証券のポートフォリオ管理における理論価格の算定や、投資信託におけるリスクの測定などの業務に活かせたとの体験談があります。

 

また、日本の「証券アナリスト」に比べて、より実務的な内容や最新の業界知識などを扱っているのと、英語による知識のインプットとなるため、外国での証券・運用業務やM&A業務などにもダイレクトに活用可能です。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリスト取得者の年収

CFAを取得した場合、どれくらいの年収が想定されるのでしょうか。

 

米国CFA協会が、米国で約2,800人のCFA取得者に対して、2016年度に実施した調査によると、上位25人の平均は約3,000万円、中間層が約1,900万円、下位25人でも約1,200万円(1ドル=110円換算)と、高い年収を得ている結果が出ています。

このことからも、取得の努力に報いてくれる資格といえるのではないでしょうか。

 

■CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストの勉強方法

CFAに合格するための勉強方法には、いくつかの方法がありますので、自分に合うものを見つけましょう。各方法について、詳細を解説します。

 

☑ 専門学校に通う

自分で計画を立てて勉強するのが苦手な方には、ペースメーカーとして日本の専門学校を活用する方法があります。テキストは、後述するKaplan Schweserのテキストを使っているケースが多いですが、手始めに解説を日本語で聞いて、じっくり理解してからインプットしたい方にはおすすめです。

 

☑ 教材を活用する

教材を読んで勉強したい方は、米国のCFA受験指導校であるKaplan SchweserやWileyのテキストをオンライン上で購入することができます。
​いずれも英語テキストである点に注意しましょう。

また、フリーマーケットサイトなどで中古品を買う方法もあります。経験者によると、テキストの内容は例年9割以上は前年とほぼ同じで、新規の試験項目がないかを確認すれば、型落ちのテキストでも使用可能とのことです。

 

☑ サイトを活用する

前述のSchweserやWileyなどが、オンライン上で勉強できる有料講座を開設しています。どちらも米国CFA協会からPrep Providerに指定され、不合格時には割引価格や無料で再受講が可能です。

それ以外にも、有志による情報掲示板やYoutubeでの講座動画(いずれも英語)などがありますので、検索して活用できそうな情報は参考にするとよいでしょう。

 

■まとめ

CFA協会(旧AIMR)認定証券アナリストは、投資のプロフェッショナルであることを証明できる国際資格です。取得すれば、投資・金融の専門知識や英語力を証明でき転職市場で注目されるほか、CFA協会への加入によりそこでしか得られない人脈を構築することもできます。金融業界でのさらなるキャリアアップを希望する方は、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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