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経営学修士(MBA)とは?難易度から取得するメリット、キャリアパスまで解説

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Posted by en world Japan

約2ヶ月 前

キャリアアップに有利に働く資格にはさまざまなものがありますが、そのひとつが経営学修士(MBA)です。この記事では、MBAの基本的な情報や取得するための方法、取得するメリットや取得後のキャリアパスまで解説します。

MBAの取得を検討している方は参考にしてください。

 

■経営学修士(MBA)とは

MBA(Master of Business Administration)は日本語で経営学修士、あるいは経営管理修士と呼ばれます。専門職大学院に通って専門職学位課程を修めた場合は「経営管理修士(専門職)」の学位が、大学院の修士課程を修了した場合は「経営学修士」の学位が得られ、MBAホルダーを名乗れるようになります。

 

MBAの学位を授与する大学院はビジネススクールと呼ばれることも多く、多くの学校では純粋な経済学的研究よりも、企業活動の前線で活躍する実務家の育成を重視した教育を行っています。

 

■経営学修士(MBA)プログラムの種類

MBAの学位を取得するためには、国内、あるいは海外のビジネススクールに通う必要があります。それぞれにメリットがあるため、個別に解説していきます。

 

| 日本国内のMBA

国内のビジネススクールの多くが、会社に勤めながらMBAを取得できるように夜間や休日に講義を開講したり、サテライトキャンパスやインターネットで講義を配信したりしています。また、国内のビジネススクールは海外のビジネススクールよりも比較的授業料が安価に設定されていることが多いです。

 

会社を退職、あるいは休職せずに学校に通えるため収入を途絶えさせず、かつ比較的安価にMBAを取得できる点が国内でのMBA取得のメリットです。

 

| 海外のMBA

特に著名な海外のビジネススクールは、世界中から優秀な学生が集まってきます。ハイレベルな学生たちと一緒に講義を受け、討論をかわせる高水準の学習環境が得られます。世界的に活躍する人材とのネットワークを築ける点も大きなメリットです。

 

ただし、海外でのMBA取得は、勤めている会社を退職、あるいは休職しなければなりません。授業料や生活費などの費用が多額になってしまうなど経済的な負担も大きい点がデメリットです。

 

■経営学修士で学べること

MBAプログラムでは、ビジネスリーダーに必要とされる、経営に関する実践的な知識を学べます。大まかに分類すると、経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報に加え、経済学(マクロ経済学・ミクロ経済学)や法律学(企業法務や知的財産権法)などの隣接する分野の講義も受けられます。

 

多くの学校で開講されているのが、組織行動論や人的資源管理(リーダーシップ・マネジメント)、マーケティングや経営戦略、ファイナンス、統計学などの講義です。その他、論理思考力や分析力、問題解決能力を高めるためのゼミ形式でのさまざまな事例研究なども行われます。

 

■経営学修士(MBA)の取得方法

MBAの学位を取得するためには、ビジネススクールに通い、所定の単位を取得しなければなりません。学校によっては修士論文の執筆を必須としているところもあります。MBAを取得するための流れを以下で解説します。

| 経営学修士を取得するには

国内ビジネススクールは、大学卒業、あるいは大学卒業と同等の学力を有し、かつ企業での実務経験を受験資格として求める学校が多いです。企業や団体から派遣されて入学する場合は派遣元が発行する推薦書が必要です。

 

欧米のビジネススクールを受験する場合はGMAT(ビジネススクールへの入学希望者が受ける適性テスト。英語や数学、論理的思考力を計る)やTOEFLスコア、会社や大学教授などの推薦書を求められることが多いです。

 

入学後は必修科目と任意の選択科目を履修し、修了に必要な単位と必要年限を満たすとMBAを取得できます。

 

| 経営学修士の難易度

国内MBAの場合は、入学以前に特別な対策や知識をつけておく必要はありません。ただし、勤務を続けながら国内のビジネススクールに通う場合は、業務と学業を両立させなければなりません。通常の勤務に加えて授業時間や予習復習に必要な時間、プレゼン資料を作るための時間なども捻出しなければならず、会社や家族の理解と協力が必要な場合もあります。

 

海外のビジネススクールでは入学以前の段階でGMATやTOEFLの対策が必要です。授業は現地語で行われるため高い語学力が求められるほか、世界中から人材が集まってくるような学校では講義や討論のレベルも高く、国内MBAと比較すると相対的にMBA取得の難易度は高くなります。

 

| 取得にかかる時間と費用

国内のビジネススクールの多くが夜間や休日に授業を行って履修期間を2年間としていますが、フルタイムで講義を行って1年制としている学校もあります。自宅から国内ビジネススクールに通う場合、必要な費用は300~500万円程度になることが多いです。

 

海外ビジネススクールも1年から2年を履修期間としている学校が多いです。海外のスクールに通う場合、授業料に加えて生活費も必要になるため、必要な費用はおおむね1000万円を超えます。

 

■経営学修士(MBA)を取得するメリット

ここではスキルアップやキャリアアップなど、MBAを取得するメリットを解説します。

 

☑ 経営に関する知識が身につく

ビジネススクールでは、いかに経営資源を活かして収益を最大化させるかなど、経営幹部に求められる知識を習得できます。また、企業統治(コーポレートガバナンス)やリスクマネジメントなど、損害やリスクを低減させる知識も学べます。

 

☑ 転職が有利になる

MBAを取得したからといって、必ずしも転職に有利になるとは限りません。プライベート・エクイティ・ファンド(投資ファンド)やコンサルタント会社など、MBAとしての知見を活かせる企業などでは有利に働く可能性があります。

 

外資系企業のほうがMBAを比較的高く評価し、外資系企業に管理職として登用してもらう際にはMBAの学位が有利に働くことがあります。

 

☑ 収入アップにつながる

勤めている企業の中で経営幹部として登用されて収入アップにつながる場合や、転職によってキャリアアップを実現して年収が上がる場合もあります。また、自分で起業して成功すれば大幅な収入アップが見込めるでしょう。

 

☑ 人脈が広がる

ビジネススクールは高い志をもったビジネスパーソンが多く集まる場です。さまざまな業界、業種、国籍の人々と講義やゼミなどで顔を合わせ、討論を交わす機会が多くあります。ビジネススクールに通うことで、普段の業務であれば知り合うことのなかったような層の人々と出会い、人脈を広げる機会を得られます。

 

■経営学修士(MBA)を取得する際の注意点

ここではMBAの取得を考えた際に注意しておきたいポイントを解説します。MBA取得の際は、メリットだけでなく、デメリットも考慮したうえで取得を検討してください。

 

☑ 多額の費用と時間がかかる

国内のビジネススクールには企業に勤めながら通うこともできますが、海外のビジネススクールに通う場合は会社を退職、あるいは休職しなければなりません。

 

会社を辞めてMBAを取得する場合は、授業料や生活費の負担があることに加え、収入が途絶えてしまうことも考慮する必要があります。また、IT業界など変化の早い業界では、学校に通っている間に生じたブランクを取り戻すために多大な労力が必要になる場合もあります。そのほか、1年ないし2年間のキャリアの断絶が転職に不利な影響を及ぼしてしまう恐れもあります。

 

■経営学修士(MBA)の取得がおすすめな人

MBAは取得することに価値があるわけではなく、MBAを取得してどのように活かすかという視点が重要です。ここではどのような人にMBA取得がおすすめかを解説します。

 

| 外資系企業・コンサル系企業へ転職したい人

特に海外の有名ビジネススクールで取得したMBAは、外資系企業から高く評価してもらえる傾向にあります。外資系企業への転職を希望する場合は、MBAの取得を検討してみてもいいでしょう。

 

そのほか、俯瞰的に企業を見て課題を発見したり解決法を策定したりするコンサルティング業にもMBAの知見は有効に働きます。コンサルティングの企業へ転職したい方にとってもMBAの取得は検討する価値があるでしょう。

 

| 経営層へのキャリアアップを考えている人

企業によっては、MBAの取得が経営幹部へのキャリアアップの近道になることもあるでしょう。特に大手グローバル企業などの中には、経営陣になるための必須条件としてMBAの取得をあげているところもあります。社内でのキャリアアップを目指している方はMBA取得を検討してみる価値があるでしょう。

 

| 起業を目指している人

ビジネススクールでは企業経営に関する広範な知見が得られ、また人脈の形成が可能です。MBAの取得は起業家としての下地を作る意味で有益です。ビジネススクールの中にはアントレプレナー(起業家)の育成に主眼を置いている学校もあり、起業を視野に入れてMBAを取得するならば起業へのサポート体勢が充実している学校を選んでも良いでしょう。

 

■経営学修士(MBA)のキャリアパス

MBA取得後は、元々勤めている企業でのキャリアアップや起業も選択肢のひとつですが、転職によるキャリアアップも検討する価値があります。

 

MBAを取得した後のキャリアは、MBAを取得した年齢や経歴を考慮して決めるべきです。20代でMBAを取得した場合、外資系のプライベート・エクイティ・ファンドやベンチャーキャピタルなどに転職して海外に活躍の場を求めてもいいでしょう。

 

30代以上でMBAを取得した場合は、まったく未経験の業界や業種に飛び込んでいくと、これまで積み重ねてきたキャリアや経歴を活かせなくなる恐れがあります。20代と比べると、やや転職のリスクが大きくなってしまいます。MBAはこれまでのキャリアを補強するものと位置づけ、より条件のいい会社を目指して転職活動を進めていくべきでしょう。

 

■まとめ

MBAの取得には費用と時間を要します。ただ、経営戦略や問題解決能力などが身に付くことで、外資系企業や国内グローバル企業への転職に比較的有利に働くこともあります。これからMBAを取得する方の中には、MBA取得を機としたキャリアアップを思い描いている方も多いでしょう。

 

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