英文履歴書(英文レジュメ)の書き方|フォーマットから項目ごとのポイントまで紹介

外資系転職アドバイス 履歴書・職務経歴書・レジュメ作成
2019.03.18
英文履歴書(英文レジュメ)の書き方|フォーマットから項目ごとのポイントまで紹介

​外資系企業への転職を考えるならば、英文履歴書(英文レジュメ)の攻略は必須事項のひとつでしょう。なぜなら、たとえ企業にとって魅力的な経験やスキルがあっても、伝え方次第ではその魅力も半減してしまう可能性があるからです。

この記事では、英文履歴書(英文レジュメ)のフォーマットや項目の書き方について解説とともに、一般的に多く目にするフォーマットの一つであるChronological Resume(時系列)の書き方について重点的に解説します。

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英文履歴書(英文レジュメ)のフォーマット3種

英文履歴書(英文レジュメ)のフォーマットは主に「Chronological Resume(時系列)」「Functional Resume(スキル・業績・資格のみ)」「Combination Resume(業績・スキル+職歴・学歴)」の3種類となっています。

 

Chronological Resume(時系列)


ここでは、Chronological Resume(クロノジカル・レジュメ)について紹介します。

 

☑特徴


学歴や職歴を時系列でまとめた英文履歴書(英文レジュメ)のことです。

学歴や職歴の一貫性をアピールできる書き方で、新しい職歴から記入していき、最終学歴を一番下に記載したものが一般的です。

 

☑このフォーマットがおすすめの人


転職回数やブランク期間が少なく、同じ業界・業種に転職したいと考えている人の英文履歴書(英文レジュメ)として有効といえるでしょう。

これまでと同じ職種・業種へ転職を希望する人におすすめのフォーマットです。

 

Functional Resume(スキル・業績・資格のみ)


次に、Functional Resume(ファンクショナル・レジュメ)について紹介します。

 

☑特徴


持っているスキルや知識、業績をカテゴリーに分けて記載していく英文履歴書(英文レジュメ)のことです。

最もアピールしたいスキルから記入し、職歴や最終学歴は最後に簡単に記載するのが一般的です。

 

☑このフォーマットがおすすめの人


一貫性をアピールするChronological Resumeと違い、職歴にブランクがあったり、転職回数が多かったりする人や、異業種・異業界への転職を希望する人に向いている英文履歴書(英文レジュメ)です。

 

 

Combination Resume(業績・スキル+職歴・学歴)


最後に、Combination Resume(コンビネーション・レジュメ)について紹介します。

 

☑特徴


先に紹介した2つのレジュメを混合したスタイルで、業績・スキル・職歴・学歴の順にまとめた英文履歴書(英文レジュメ)のことです。

自分のスキルや業績などを先に記述するため、経験や知識などアピールしたいポイントを伝えやすいという特徴があります。

 

☑このフォーマットがおすすめの人


応募したい求人に関する知識や経験、実績などがあることをアピールできる英文履歴書(英文レジュメ)ですので、同業界・同業種はもちろん、異業種・異業界への転職を希望する人にも向いているといえるでしょう。

 

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英文履歴書(英文レジュメ)の項目とその書き方​​

英文履歴書(英文レジュメ)は、日本語の履歴書と違って枠が設けられているわけではなく、書き方は自由であり、自分で項目を選んで書くケースが多いようです。

自由に選べるとはいえ、英文履歴書(英文レジュメ)は簡潔さも大切といわれているので、できるだけA4用紙1枚に収まるようにまとめましょう。

ここからは、一般的に多く目にするフォーマットの一つであるChronological Resumeの項目別の書き方について解説していきます。

 

PERSONAL INFORMATION(個人情報)


レジュメの最初に氏名(敬称は不要)を記載し、住所、電話番号と続きます。

メールアドレスも記載しますが、「@」の前は自分の名前や誕生日など無難なものを使用したアドレスにし、携帯キャリアのアドレスも避けましょう。

フリーメールでも問題ありません。

 

OBJECTIVE(希望する職種)


英文履歴書(英文レジュメ)において、希望職種は必須項目ではありません。

ただし、経験が浅いと捉えられる可能性のある第二新卒や異業種を希望する転職の場合などは、自分の希望を明確にするためにも記入しておくとよいでしょう。

希望職種を記入する際は、日本語の履歴書と同じように志望理由を記述する方がよいでしょう。

「なぜ、この仕事がしたいのか」だけではなく、「自分がなぜ、この仕事やポジションにふさわしいのか」もしっかりアピールするとよいでしょう。

 

EXPERIENCE(職歴)


前述のとおり、職歴は新しい順から記述していきますが、すべての職歴を記入する必要はありません。

応募したい求人をよく読み、提示されている条件に合うような職歴を記入します。

職歴が浅い場合や長いブランク期間がある場合などは記入に工夫した方がよいでしょう。

 

QUALIFICATIONS(資格やスキル)


保有している資格やスキルは、応募する求人に関係のあるものに絞って箇条書きで記述し、具体的に表せる数字や実績なども、あわせて記入するとよいでしょう。

また、TOEICのスコアなどの語学スキルも、この項目でアピールするとよいでしょう。

 

EDUCATION(学歴)


英文履歴書(英文レジュメ)において学歴は、職歴の後に来るのが一般的です。

また、記入するのは最終学歴のみで「Master of ~(専攻)」「Doctor of~(専攻)」などといった取得している学位(専攻)に、卒業した大学名・大学の住所・学位取得年(卒業年)を記入します。

 

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Action Verbの活用で、英文履歴書(英文レジュメ)を魅力的に


1ここでは、英文履歴書(英文レジュメ)をより魅力的な内容にするための有効なポイントをひとつご紹介します。

英文履歴書(英文レジュメ)では、「主語」を省略した箇条書きで職歴などを書くのが一般的です。その際、文頭に来る「述語(=動詞)」は、読み手の印象を左右する要素といえるでしょう。

「Action Verb」とは、経験やスキルをより効果的に表現できるとされる動詞のことです。たとえば、頻出動詞とされる「Led(導いた)」や「Managed(管理した)」よりも、「Inspired(鼓舞した・奮起させた)」「Orchestrated(組織した・企てた)」といった表現の方が読み手に魅力的に伝わる可能性があります。これらの動詞を「Active Verb」と呼んでいるのです。

「Action Verbを使う」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、定型フォーマットや記入見本に登場しないような動詞を選ぶように心がけると、個性溢れる魅力的な英文履歴書(英文レジュメ)により近づけることができるでしょう。

  

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まとめ


​英文履歴書(英文レジュメ)のフォーマットや、魅力的な内容に仕上げるためのポイントなどを紹介しました。それらを元に、より自分にあった項目や表現を見つけて効果的なものにするため、専門家からのアドバイスを受けるのも手段のひとつでしょう。

エンワールドは、プロのコンサルタントが英文履歴書(英文レジュメ)を個別に添削するだけでなく、より充実した内容にするためのサポートもおこなっています。

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