外資系の会社に転職するなら~メリットや人気企業ランキングまで詳細に説明~

外資系転職アドバイス 転職時のポイント・注意点
2019.01.07
外資系の会社に転職するなら~メリットや人気企業ランキングまで詳細に説明~

外資系の企業に転職したいがどういう人が向いているのか、外資系の企業とはどういう会社なのか、実はよく知らない人も多いのではないでしょうか。外資系は給料が高い、実力を活かせるとよく聞きますが、果たして本当なのか、疑問を持つ人もいると思います。

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本記事では、外資系企業の企業とはどういうものか、メリット・デメリット、人気の企業ランキングまで紹介します。転職の際にはぜひ参考にしてみてください。

外資系企業とはどういう会社を指すのか


外資系企業動向調査(経済産業省)では、3分の1以上の資本を海外の企業が出資している場合、外資系企業であると定義されていますが、明確な定めがあるわけではありません。しかし、出資の方法により大きく3つに分けられるので、以下で、それぞれについて解説します。

 

海外企業の子会社(日本法人)


外資系企業の中で最も一般的なのが、外国の企業が日本で子会社を設立する場合で、主に海外の企業が出資しています。資本が安定しており、多くの場合日本に進出する前から名が知られている場合が多いです。また、本社の経営方針がそのまま取り入れられるケースが多くあります。

 

海外企業との共同出資会社


日本にすでにある企業の協力を得て海外企業が日本に会社を設立する場合です。出資比率が海外企業のほうが高い場合に「外資系企業」と呼ぶことが多いです。経営方針の決定権は、出資額の多い企業側にあります。

 

買収による海外資本での運営


海外の企業が日本の企業を買収した場合です。買収されたその時から既存の日本企業は「外資系企業」となります。外国資本で運営することになるため、経営方針は買収した海外企業に従います。最近はグローバル化を目指す日本企業が増えてきており、自ら買収を希望することも多くあります。

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外資系企業のメリットとは


外資系企業で働くメリットを3つ紹介します。

 

給料が高い傾向がある


外資系企業は成果主義なので、年齢・性別に関係なく、実力があれば高い給料をもらえることが多いです。その点が強調されやすいので、給料が高い傾向にあると見られがちですが、成果が上がらなければそうでない場合もあることも理解しておく必要があります。また、外資系企業には退職金制度がなかったり、福利厚生による手当がなかったりする場合も多く、その分が月々の給料として支払われていることも、給与が高い一因です。

実力で評価してもらえる


外資系企業では、自分の考えを持ち、意見を積極的に言える人が評価されやすいです。その結果、成果が出れば、年齢・性別に関わらず給料が上がったり、日本企業に比べ比較的早く昇格できるなどの可能性があります。

プライベートを大事にできる


外資系企業は、「仕事は仕事、休みは休み」とオン・オフがはっきりしている傾向があります。そのため営業時間外に仕事をする必要が少なく、私生活を大事にすることができます。

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外資系企業のデメリットとは


外資系企業で働くデメリットを3つ紹介します。

 

成果主義で競争が激しい


「実力で評価してもらえる」ことをメリットとしてあげましたが、そのため結果が常に求められます。成果が出せない場合には、降格・減俸・解雇などの可能性もあるので、常に自分自身のスキルアップに努める必要があります。

 

人事評価がシビアで不安定さも


外資系企業では直属の上司が人事評価をすることが多く、自分に与えられた職務をこなし、きっちりと成果をアピールできていれば高く評価されます。半面、成果を上げられなかった際の評価は下げられてしまうことも多く、また上司との関係性などで、給与の減額・解雇の可能性もあったりと、雇用の将来性についての不安定さは否めません。

 

福利厚生などあまり期待できない場合も


外資系企業は社員の待遇が充実していると思われがちですが、福利厚生がない場合が多いです。家賃手当、退職金制度、子育て支援制度などを取り入れていない外資系企業が多い傾向にあります。福利厚生分は給与に反映するという考え方が強くあります。

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外資系企業の業種別人気ランキングベスト5


業種別の外資系企業の平均年収を比較し、上位5つずつ紹介します。転職を考える際の参考にしてみてください。

外資系金融


外資系金融は「投資銀行部門」「マーケティング部門」「リサーチ部門」「アセットマネジメント部門」の4つから構成されています。年収は部門ごとにさまざまです。また、インセンティブ給(自分の成果によってもらえる給料)が高いことが外資系金融の特徴です。外資系金融企業の平均年収ベスト5を以下で紹介します。

企業名 企業の説明 平均年収 残業時間
ゴールドマン・サックス 世界の政府機関・金融機関・投資家が顧客の投資銀行。資産運用業務・証券業務を中心に手掛ける。ニューヨークに本社をもつ。 1,300万円 77.1時間
シティグループ 政府機関、法人、個人を対象とし、世界160か国以上に拠点をもつ総合金融機関。日本では投資銀行サービスと法人向け金融サービスを中心に手掛ける。ニューヨークを拠点とする。 1,100万円 85.5時間
UBSグループ 資産運用業務、証券業務、投資銀行業務など手掛ける総合金融機関。チューリッヒなど、世界50か国以上に拠点あり。 1,100万円 86.0時間
クレディ・スイス証券 富裕層向けの資産運用業務、証券業務、投資銀行業務などを手掛ける。世界50か国に拠点をもつ金融コングロマリット。チューリッヒを拠点とする。 1,000万円 66.8時間
バークレイズ ロンドンを拠点とする最古の外資系総合金融機関。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、中東などでサービスを展開。世界規模の投資銀行。 1,000万円 64.3時間

外資系コンサルティングファーム


外資系コンサルティングファームには、一般的に「アナリスト」「アソシエイト」「プロジェクトマネージャー」「プリンシパル」「パートナー」という5つの役職があり、それぞれの年収は大きく異なり、昇進のスピードが比較的速いことも特徴です。外資系コンサルティングファームの平均年収ベスト5を以下で紹介します。

企業名 企業の説明 平均年収 残業時間
マッキンゼー・アンド・カンパニー 世界60か国に拠点をもち、世界中のトップ企業にコンサルティングを行うトップファーム。アメリカに本社をもつ。 890万円 101.3時間
ボストン コンサルティンググループ 世界50か国に拠点をもち、政府や民間企業を対象に幅広いコンサルティングを行う外資系戦略コンサルティングファーム。アメリカに本社をもつ。 870万円 103.5時間
ベイン・アンド・カンパニー 徹底した「結果主義」を掲げグローバル展開する外資系戦略コンサルティング会社。世界36か国に拠点をもち、ボストンを本拠地とする。 840万円 106.7時間
アクセンチュア 電子情報システムの開発と統合を支える業務のコンサルを行う。世界53か国に拠点をもつ。 800万円 82.2時間
ローランド・ベルガー 「業種別」「機能別」という2つの専門グループによってコンサルティングサービスを提供。ミュンヘンに本社がある。 780万円 171.1時間

外資系IT


外資系ITはベース給が入社当時とほとんど変わらず、昇進の機会は少なめな傾向があります。その代わり、インセンティブ給が年収に占める割合が高く、成果を出せば出すほど高収入が望めます。外資系ITの平均年収ベスト5を以下で紹介します。

企業名 企業の説明 平均年収 残業時間
グーグル 40か国以上に拠点をもつ。アメリカシリコンバレーを拠点とする世界規模の外資系IT企業。 800万円+ストックオプション 42.2時間
日本オラクル 主にビジネス用ソフトウェアの製作を手掛ける外資系ソフトウェア企業。アメリカを本拠地とする。 500万円 46.6時間
日本マイクロソフト ソフトウェアのみならずクラウドサービス、デバイスのマーケティングなども行うソフトウェア企業。アメリカに本社がある。 600万円+ストックオプション 57.3時間
アマゾンジャパン 書籍のみならず家電、食料品、文具など幅広い商品を販売、世界13か国にECサイトを展開。アメリカシアトルを本拠地とする。 450万円+ストックオプション 38.0時間
ブルームバーグ 外資系通信会社・放送事業会社。世界に176の拠点をもち、ニューヨークに本社がある。 500万円 18.9時間

外資系メーカー


外資系メーカーは、インセンティブ給の割合が少なく、ほかの外資系に比べ給料の差はそれほどありません。一見日系の大手メーカーと年収が変わらないように見えますが、外資系メーカーのほうが比較的早く昇進する可能性が高く、長い目で見ると外資系メーカーの方が高年収を期待できるとも言えます。

以下で外資系メーカーの平均年収ベスト5を紹介します。

企業名 企業の説明 平均年収 残業時間
P&G Japan 世界70か国以上に拠点をもち、9万人以上の従業員が働いている。マーケティング力のある外資系メーカー。 600万円 40.0時間
日本ロレアル 世界第1位の外資系化粧品メーカー。フランスに本社がある。 550万円 37.3時間
ユニリーバ・ジャパン 「リプトン」や「Dove」など多くのブランドで知られる消費財メーカー。オランダ・イギリスに本社がある。 550万円 43.9時間
フィリップ モリス ジャパン 世界第1位の外資系タバコメーカー。ニューヨークを本拠地とする。 550万円 46.0時間
スリーエムジャパン 5万5千種以上の製品を取り扱う世界最大級のコングロマリット企業。 500万円 35.9時間

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外資系企業ではどのくらい英語が必要なのか


その企業や業種などによって英語の必要性の有無は異なります。メールでのやりとり・インターネットや書籍からの情報収集・電話対応などであれば、日常会話レベルの英語力があれば対応可能です。一方、会議や打ち合わせ・外部との商談・プレゼンテーションなどの場面では、ビジネスレベルの英語力が求められます。

 

外資系企業の中には、英語力があまり求められない場合もあります。従業員のほとんどが日本人であったり、取引先が日本企業であったりする場合などです。ただし、メールでの対応など、英語力が全く不要ということではないので、英語を身に着ける努力は求められます。

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外資系企業に転職するには


外資系企業は完全な実力主義で競争が激しい一方で、オン・オフの切り替えができており、給料が高い傾向にあります。実力で評価されたい人、プライベートを大事にしたい人、高収入を望む方には向いていると言えます。

 

外資系企業への転職を考えているなら、外資系企業に強い人材紹介会社を利用し、熟練のアドバイザーに相談することをおすすめします。外資だけでなく日系も含むグローバ企業に幅広く対応可能な人材紹介会社エンワールドは、自分に合った転職先を紹介してくれるだけでなく、転職の過程、採用後もしっかりサポートしてくれます。この機会にぜひご利用ください。

 

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