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ニューノーマル時代の女性活躍~「手に職つける」ソフトウェアエンジニアとは?~

Posted by en world Japan

1年以上前

当日のウェビナーはYoutubeでご覧いただけます。

 

 

今回はCode Chrysalis Japanから新徳雅隆さん、木寺絵厘子さんを迎え、「ニューノーマル時代の女性活躍~「手に職つける」ソフトウェアエンジニアとは?~」をテーマにお話を伺いました。 

 

なぜ、今「ソフトウェアエンジニア」か? 

en worldでは、結婚や出産などのライフイベントを予定・検討している女性からのキャリア相談を受けることが多くあります。
営業や技術職からアシスタントや事務職などのサポート職への転職を希望される傾向がありますが、実はサポート職は人気ゆえにデメリットもある職種です。

その観点からも、ソフトウェアエンジニアは女性にとって非常に魅力的な職業と言えるでしょう。 

 

サポート職 

・倍率が高く就職が難しい 

・給料やスキルが上がりにくい場合もある

・代替が利くためポジションがクローズになりやすい 

 

ソフトウェアエンジニア 

・一度スキルを身につければ、出産や育児休暇後の復職がしやすい 

・フルリモートや時間の自由が利くため、ニューノーマルの時代に合っている 

 

「ソフトウェアエンジニア」が叶える4つの自由 

ソフトウェアエンジニアは住む場所や働く場所を選びません。特にフリーランスなら働く時間も自由に決めることができます。
また、経済産業省によると2030年までにソフトウェアエンジニアなどのIT先端人材は50万人不足すると言われています。つまり、給与は高くなっていく傾向にあるということです。 

 

4つの自由 

・住む場所 … インターネット環境とPCさえあれば仕事ができる 

・働く場所 … カフェや図書館、レンタルオフィスなどでも仕事ができ、一つの場所に縛られない 

・時間 … 1日3時間または10時間など、ライフスタイルや給与目標に応じて決めることができる 

・経済 … 簡単なウェブサイト作成からアプリ開発まで、できることによって報酬が変化する 

 

ソフトウェアエンジニアになるまで 

そもそもソフトウェアエンジニアとはどのような仕事なのか、システムエンジニアとの違いと併せて見ていきましょう。 

 

ソフトウェアエンジニア 

・アプリやサービスの設計を行い、プログラミングも自分たちで行う 

・サービスを考えてリリースし、ユーザーの声を取り入れて改善していくというサイクルを自分たちで回すスキルを持っている 

 

システムエンジニア 

・お客様の要望に合わせてサービス仕様を考え、要件定義や設計という上流工程を扱うため、プログラミングは行わない場合も多い 

・システム全体を把握し、時には予算や人員、進捗管理などのプロジェクトマネジメントを行うこともある 

 

ソフトウェアエンジニアへのキャリアチェンジは、自分の興味のある領域や行きたい会社が求めるスキルを考え、学ぶことから始まります。しかし独学には限界があり、特に中級から上級へのレベルップは難しいものです。 

 

独学の課題 

課題1:何から手をつけていいか、どのプログラム言語を選べば良いか分からない 

→世界でも人気が高いJavaScriptがおすすめ 

課題2:自分が成長しているのか、いつ働けるレベルに達するのか不安になる 

→プログラミングコースの受講や、女性ソフトウェアエンジニアのコミュニティなどでメンターを見つけることが大事 

 

では、ソフトウェアエンジニアになるにはどのくらいの時間が必要なのでしょうか。

初心者がゼロから始めてCode Chrysalisのイマーシブプログラムを受けたと想定すると、フリーランスや一流企業で働くために必要な即戦力・対応力を身につけるまで最短で半年ということです。 

現在のIT業界内では新型コロナによりリモートワークが必要とされている影響もあり、ソフトウェアエンジニアのニーズが増加傾向にあります。

SE(システムエンジニア)やPM(プロジェクトマネージャ)等の従来型技術職のニーズは変わらない一方で、IoTやAI、セキュリティなど、何かに特化したサービスのニーズは全ての業界で増えています。
また、自社でサービス開発をしたいという企業が増えているため、ソフトウェアエンジニアのニーズは今後さらに増加する見込みです。 

 

では、企業が求めるソフトウェアエンジニアのスキルとは何でしょうか。 

やはり未経験よりも業務経験豊富で即戦力になる人材が求められているようです。

しかし、ソフトウェアエンジニアの人材が枯渇している現状では、SEやPMからキャリアチェンジした人材にも需要があります。
これは、特に大きい企業ではアーキテクチャという全体の設計を見る力が必要となるため、SEやPMの経験が企業の求める即戦力・応用力に繋がるからです。

一方、新興企業に求められるのは最新の技術にキャッチアップできるかということですが、これはフリーランスにも言えることです。 

 

ソフトウェアエンジニアになってから 

ソフトウェアエンジニアには正社員、派遣社員、フリーランスなど様々な業務形態があります。フルリモートという働き方も珍しくなく、与えられたタスクさえこなせば時間の使い方は自由というワークスタイルの会社も多くあります。 

子どもが寝た後や空き時間に仕事をするという働き方もできるため、ソフトウェアエンジニアはワーキングペアレンツとの両立に適しているとも言えます。 

企業も女性のワークフォースに非常に注目しており、ダイバーシティという観点からもワーキングペアレンツというカテゴリの需要は増えると思われます。 

 

ワーキングペアレンツが求められる事例 

事例1:ソフトウェアエンジニアの人材不足に伴い、産休・育休でキャリアを離れた方を対象に復職向けの研修を行う企業もある 

事例2:おむつ交換ができるトイレの場所を表示するアプリなど、アプリの開発にもワーキングペアレンツの視点が役立つ 

 

では、実際の給料はどれくらいなのでしょうか。

Code Chrysalisの卒業生でソフトウェアエンジニアになった初年度の平均年収は約600万円ということです。

これは元々PMなどの職種についていて、キャリアアップのために受講し、再びPMに戻るという方や起業家の方を除いた数字です。 
副業の場合の報酬は案件によってさまざまで、アプリ作成は一般的に報酬が高く、簡単なウェブサイトの作成は報酬が低くなるという傾向があります。 

ソフトウェアエンジニアとシステムエンジニアの働く環境には、時間やコミュニケーション、副業へのつながりやすさといった点で違いがあります。 

 

ソフトウェアエンジニア 

・メインの仕事はコーディングで非同期のコミュニケーションが多いため、時間の使い方や働く場所に自由が利く 

・実績を明確に人に伝えることができるスキルを手に入れることができ、副業に繋がりやすい 

 

システムエンジニア 

・仕事の一つにマネジメントがあるため、打ち合わせや定例ミーティングが多く時間に縛られる 

・マネジメントスキルは数値化できないため、人にアピールしづらく、副業に繋げることが難しい 

 

人生100年時代、今から始めても遅くはない 

最後のQ&Aセッションでは、「経理事務の経験や英語、中国語を活かすことはできるか」という質問が複数ありましたが、もちろんどのスキルも活かすことが可能です。 

「自分の際立ったスキルを3つ持つと100万人に1人の存在になれる」と新徳さんは言います。

ITはどの業界の基盤にもなっていますが、特定の分野のサービスを作るとなると、その現場の知識が必要となります。

経理事務や外国語、金融、法律、製造、ロボット工学など、どんな業界の経験も、ソフトウェアエンジニアにとっては強みになるのです。 

 

また、「始める年齢に限界はありますか?」という質問がありました。

答えは「ありません」。

人生100年時代、今から勉強して遅いということはありません。

皆さんのこれからの人生に、本ウェビナーの情報がお役に立てれば幸いです。 

 

最後に、お忙しい中ご参加いただいたCode Chrysalis Japanの新徳雅隆さん、木寺絵厘子さん、そしてご参加いただいた全てのリスナーの皆さま、本当にありがとうございました。