Event Report on Leaders of Japan

January 31, 2012

「Leaders of Japan」イベントリポート

スピーカー:グループセブジャパン/マネージングディレクター/Per Rasmussen日時:1月19日(木)
場所:マンダリンオリエンタル東京/オークルーム

今 回で5年目になるWall Street Associates主催のCEO、Japan Country Managers、APAC leadersなどエグゼクティブのための交流イベント「Leaders of Japan」。同イベントは、近しい業界の様々な会社の方々で交流を図っていただき、新たなビジネスヒントを得ていただくとともに、皆様のビジネス拡大に 寄与するために開催されています。

会場はマンダリンオリエンタル東京のオークルーム。本イベントは、ごく限られた招待を受けた方々で構成さ れ、伝統と格式・豪華さを兼ね備えた空間で、マンダリンオリエンタルの美味しいコース料理(前菜、メイン、デザートの3品)に舌鼓を打ちながら、アット ホームな雰囲気のなか行われます。今回は消費財・小売がテーマとなっており、全部で25名が参加しました。

2012年に入って初めてのス ピーカーはPer Rasmussen氏。在日歴20年、現在ではマネージングディレクターとしてT-falを担当されています。また1998年にグループセブジャパンに入 社以前は、レゴやブラウン/ジレットを担当されるなど、皆様ご存知のヨーロッパの消費財のマーケティングに長年携われた方です。

今回は日本市場がヨーロッパ市場とどのように違った嗜好を持っているのか、機能面にフォーカスをあて、T-falが日本で成功した理由をユニーク且つ情熱的にお話しいただきました。

Rasmussen氏は、
「外資系コンシューマ企業にとって、日本製品が多くの市場を握っている中で、新たに参画し、価格競争が厳しい中で市場を勝ち取るのは非常に厳しいことです。新たに市場を創りだすほかにありません。

一 昔前は、日本ではお湯を沸かすには薬缶(やかん)か魔法瓶を使う方法が一般的でした。しかし魔法瓶は常に電気を消費し、またお湯を沸かすのに時間がかか る、水を入れたままにしがちなので水の鮮度が落ちる等の不都合な点がありました。その中で当社は日本において電気ケトル市場という新たな市場を創出しまし た。これは日本においてマーケティング活動を熱心に行った賜物です。

例えば、日本でヒット商品となった、『アプレシア』という電気ケトル があります。この商品は、若い独身女性を想定した商品であり、800mlと従来よりも少ない容量で、軽く、ほこりが入りにくい設計になっています。また手 で食器を洗うことを想定して内側を洗いやすいデザインに改良しました。またピンクというカラーリングも日本市場向けにヒットした要因です。

このように私たちは市場に適したカラーと形を見つけ出す必要があったのです。この商品は日本でベストセラーになり、今では『Mini』という名前で他の市場においても、発売されています」と実際の商品を手にしながら説明されていました。
同氏の具体的かつ楽しい説明に、皆様熱心に質問をされ、お話に聞きいっておりました。

さて次回開催は2月16日(木)、テーマはライフサイエンスです。
次回イベントの詳細はこちらをご覧ください。

※本イベントのプレゼンテーションは全て英語で行われます。何卒ご了承ください。