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【人事用語FAQ】エバンジェリストとは

Posted by en world Japan

2ヶ月前

​IT業界では「エバンジェリスト」という新しい職種が登場し、注目を集めつつあるようです。この記事では、「エバンジェリスト」の役割やメリット、起用する際の注意点などをFAQ形式で解説します。​

|Q. エバンジェリストとは

​IT業界において比較的新しい職種として登場した「エバンジェリスト」は、もとはキリスト教の「伝道者」を意味する言葉です。

​現在では、IT業界のトレンドや新しい技術をわかりやすく説明し、それらを啓蒙することを仕事とする職種を指しています。新しい技術やそれを用いた自社商品を広く浸透させ、社会によい影響を与えることが期待されています。

​|Q. エバンジェリストの役割は?

​前述の通り、IT業界のトレンドや新しい技術を社内外に説明したり、啓蒙したりする役割を担っています。主な仕事は、イベントやセミナーで講演したり、営業に同行し中立的な立場で顧客に説明したりすることです。

​|Q. エバンジェリストの必要性は?

​新しい技術やトレンドを搭載した自社の商品・サービスの説明は複雑になりがちです。専門的な知識や経験が豊富なエバンジェリストは、交渉相手にそれらを的確に伝える上で重要な存在です。

​急速に変化するIT業界において、企業が最新の情報を常にアップデートしていくためにも、各分野に精通しているエバンジェリストを積極的に起用していくことは、今後も求められていくと考えられます。

​|Q. エバンジェリストが登場した背景とは

​エバンジェリストというポストを最初に採用したといわれているのはApple社ですが、その目的は、当時まだ一般的でなかったパソコンを自宅で使うメリットや、競合と比較した自社商品の優位性を消費者に伝えることでした。

​その後、Microsoft社もエバンジェリストを設置したことで、徐々にIT業界の中でエバンジェリストという役割が広まって行きました。

​Apple社のスティーブ・ジョブズ、Microsoft社のビル・ゲイツも、エバンジェリストのひとりです。

​それに習い、現在はエバンジェリストのポストを設置する企業が増えてきています。

​|Q. エバンジェリストを活用するメリットとは?

​エバンジェリストを活用するメリットの一例として、次のようなものが挙げられます。​

企業やサービスの認知度や信頼度が高まる

​エバンジェリストには、専門性に加えて中立性も求められる傾向にあります。

​業界全体に精通しているエバンジェリストが、自社商品の価値を客観的かつ説得力を持って伝えると同時に、公平性を持って自社商品の短所や他社技術の利点についても説明することで、結果的に認知度や信頼度が向上すると考えられています。

​企業やサービスの価値向上が期待できる

​エバンジェリストが持つ専門性の高い技術や最新の情報が活用できれば、イノベーションや既存商品の改善などに繋がり、企業やサービスの価値向上が期待できるでしょう。

​従業員の育成・啓発に繋がる

​他の従業員は、エバンジェリストとの接点を通じて、知識レベルや説明スキルを向上させることができます。また、自社商品の価値を正しく理解したり、事業としての目指すべき姿や課題点などを従業員全体で共有することで、業務に対する意識向上も期待できるでしょう。

​|Q. エバンジェリストを起用する際の注意点とは?

​エバンジェリストを起用する際に注意すべきことがらの例を次に説明します。

営業ではないことを周知させる

​エバンジェリストは顧客に自社商品の説明をする場面も多いことから、他の従業員から営業と混同されるケースもあるようです。

​前述の通り、エバンジェリストは専門家として中立性を保つことで価値を発揮するため、組織に対しても営業とは異なる存在であることを周知させるようにしましょう。

​人材戦略を描いて活用する

​エバンジェリストは、個々によって専門分野や知識レベル、強みなどが異なります。よって、エバンジェリストを起用する際には、それぞれの個性や実績を踏まえ、最大限にエバンジェリストとしての価値が発揮できるように意識した戦略的な活用法を考えるとよいでしょう。

​今回はエバンジェリストについて解説しました。エンワールドは、企業のグローバル人材に関する採用課題をあらゆる方面からサポートいたします。