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【人事用語FAQ】ニューノーマルとは

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約2ヶ月前

​新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「ニューノーマル時代」に突入し、企業のビジネスモデルや業務プロセス、働き方が多様化しました。

今回は、ニューノーマルとは何か、またWithコロナ時代の新しい働き方に関する人事関連キーワード、その課題についてFAQ形式で解説します。

|Q. ニューノーマルとは?

「ニューノーマル」とは、New(新しいこと)とNormal(正常、標準、常態)を合わせた造語で、直訳では「新しい生活様式・常態」という意味です。

近年における「ニューノーマル」とは、主に新型コロナウイルス感染症との共生が求められる中で生まれた生活様式を指します。

「ニューノーマル」は、我々の働き方にも大きな変化をもたらしました。

一例に、テレワークの台頭、柔軟な通勤方法や通勤時間の導入、オンラインツールを使った非対面コミュニケーションの増加、業務のオンライン化、ここ数年、人事、財務などオペレーション部門が導入に力を注いだペーパーレス化などが挙げられます。

 

|Q. 働き方改革とは

「働き方改革」とは、「1億総活躍社会の実現」を目指し労働者の多様な働き方を可能とするための政府主導の改革です。

例えば、元々テレワークは働き方改革の実現手法の一つとして推奨されていました。結果的に、Withコロナ時代のニューノーマルな働き方として、テレワークの導入率が飛躍的に高まることになりました。

新型コロナウイルス感染症の収束後も引き続き、ニューノーマル時代に適した働き方改革が重要となっていくでしょう。

 

|Q. ハイブリッドワークとは

「ハイブリッドワーク」とは、複数の働き方を組み合わせるワークスタイルを指すニューノーマルな働き方の一つです。具体的には、オフィスワークと自宅やコワーキングスペースなどでのテレワークを社員が柔軟に選択できる働き方です。

ハイブリッドワークを導入することは、社員のワークライフバランスを実現したり、オフィスワークとテレワークのそれぞれの利点を活かし生産性を向上させることにつながるでしょう。

 

Q. DX(デジタルトランスフォーメーション)とは[1] [2] 

「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したもので「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念です。企業におけるDXは、ビッグデータとAIやIoTをはじめとするデジタル技術を用いて、業務プロセスの改善だけでなく従来の製品やサービス・ビジネスモデルの変革や企業風土の改革を実現させることを意味します。

ビジネス環境や働き方が激しく変化するニューノーマル時代において、企業が市場における競争優位性を維持し続けるための重要なテーマとなっています。

 

|Q. ニューノーマルな働き方における課題は?

ニューノーマルな働き方であるテレワークにはたくさんのメリットもありますが、例えば次のような課題もあります。

 

モチベーション・生産性の低下

オンオフの切り替えが難しい、集中力が持続しにくいなど、モチベーションや生産性の低下につながる場合があります。また、テレワーク比率が高いと、会社への帰属意識の低下にもつながりやすいともいわれています。

モチベーションや生産性の低下を防ぐため、企業によってはオンラインツールを活用したバーチャルな交流企画を開催し、情報を共有しやすい環境を作るなどの取り組みを行なっています。

交流会など従業員同士が気軽に会話できる場を設け、アイデアやイノベーションを生み出しやすい環境を作るなどの工夫が重要と言えるでしょう。

 

コミュニケーション不足

対面でのコミュニケーションがなくなることで、気軽に雑談や相談ができなくなり孤独を感じやすくなったり、新しいビジネスにつながるようなアイデアやイノベーションが生まれにくくなったりする可能性があります。

そのため、従来の社員満足度調査の内容をニューノーマル時代に適した内容へ改訂することや、産業医による個別カウンセリングの機会を設けるなど、人事部門での取り組みにも工夫が求められるようになりました。

 

人材育成・管理などの現場負担の増加

企業は、非対面が前提の研修や教育プログラムなどの整備を行う必要がありますが、まだ整備段階の場合、マネジメント層は部下の勤怠管理や育成、評価などにおいて各自の工夫が求められるなど、現場の負担が増加することが考えられます。

例えば、業務マニュアルのデータ化やオンライン教育を導入、評価制度をオンライン上で共有・管理するなどの取り組みをいち早く整えることで現場の負担を抑えることもできるでしょう。

 

|Q. ワークワークライフバランスとは

「ワークライフバランス」とは、「仕事」と、育児や介護、自己啓発などの「仕事以外の生活」のトータルな調和が図れる状態をいいます。

ニューノーマルな働き方では、テレワークの導入や短時間勤務・フレックスタイム制度などにより、業務やライフスタイルに応じて時間や場所をよりフレキシブルに活用できるようになってきており、ワークライフバランスの向上へとつながっています。

ワークライフバランスが実現すれば、個人はより充実した生活をおくり、成長しながら働くことができ、企業は、生産性やエンゲージメントを向上することで持続的に発展することができるでしょう。また、ワークライフバランスに企業が取り組むことは、優秀な人材を確保し続けることにもつながるでしょう。

ワークライフバランスは、企業にとってニューノーマル時代を行き抜く上での重要なテーマの一つとなっています。