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【派遣・契約社員】

Posted by en world Japan

3年以上前

正社員の雇用難で派遣社員の雇用が増加。
子育て層、50代以上の再就業意欲もUP。

2019年は、優秀なグローバル人材の正社員採用が難航し、非正社員での採用にて充足を試みる企業が増えた1年でした。
そのため、非正社員の採用市場は例年以上に専門性の高い人材を求めるニーズが高く、採用予算は去年と比べ3%~5%程上昇した印象です。
傾向としては、経験が浅いポテンシャル候補者の採用、50歳を超える候補者の採用が増加しました。

業界や職種問わず、全体的に専門性と戦略性を求める傾向が強まりましたが、
特に、今まで少なかったフィンテック系ベンチャー企業やデジタルマーケティング関連の需要が増加しました。

候補者については、働き方改革による後押しやダイバーシティを推進する世間の論調が影響し、
ワーキングマザーや50代以上のセカンドキャリア層の再就業意欲が高くなったように感じます。
また、外国人人材の受け入れ企業も増えてきています。
 

非正社員のニーズは経済動向が影響。
“グローバル”に活躍できる人材の需要が高い。

2020年の非正社員採用の市場は経済動向に大きく左右されると考えています。

経済が堅調を維持すれば、非正社員で勤務する優秀な人材は他企業に正社員として採用される可能性が高くなるため、
現在の雇用主は人材流出を防ぐために派遣社員を自社採用する傾向が強くなると予測しています。
反対に経済が鈍化する場合は、正社員採用に慎重になる企業が増え、その反動で非正社員採用の割合が高くなると考えています。

企業が求める人材の要件については、経済動向に関わらず「グローバル」「実務ができる」「戦略を持てる」
というキーワードがより強くなると推測しています。
 採用意欲に関しては、テクノロジー企業(特にソフトウェアおよびデジタル関連)や、
メディカル関連企業からのニーズが高く推移
すると感じています。
しかし業界よりも個々の企業の取り組み方で意欲が分かれる印象です。

昨今、非正社員の活躍の場が広がり、正社員との報酬の差も縮まりつつあるため、非正社員を選択する候補者が増えると思います。
変化に柔軟な対応をする企業の多くは積極的かつ戦略的な非正社員採用を行うでしょう。
そのため、非正社員採用でも、語学力とグローバルマインドに加え、主体性と適応力を更に重視する傾向が強くなると考えています。

 



シニアチームマネージャー
中武 寛護

 

 

▼ホワイトペーパー ダウンロード

20191205_グローバル人材の採用市場における2019年の振り返りと2020年の展望

(英語版)Reflections on recruiting global talent for 2019 and prospects for 2020

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<本ニュースリリースに関する問合せ先>

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