IoT、AI、ロボティクスで求人数が堅調。
管理職採用や外国人採用も積極的。
製造業全般は分野によって偏りがあるものの、2018年以降、IoT、人工知能(AI)、ロボティクス分野の求人数は堅調です。
自動車業界は世界的な販売台数の減少や、米中貿易摩擦の影響で一時期求人数が低下しましたが、テクノロジー進化、自動運転、EV(電気自動車)の市場拡大、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)に向けてのニーズは増加しており全般で回復傾向です。
全製造業の共通した傾向として、特に技術分野においてバイリンガル人材だけではなく、日本語力を問わない外国人採用、海外からの技術者採用の動きも活発化しております。好景気により足元の資本が盤石な外資系、日系中小企業、また投資の機会を得たベンチャー企業では職種を問わず管理職の採用にも積極的です。
業務における権限や裁量の広さ、意思決定のスピードの速さ、事業立ち上げへの関与を魅力に感じ、大企業からの転職者数も年齢を問わず、増加傾向にあります。
次世代技術の成長で採用が加速。
IoT活用サービスでエンジニア雇用増加の見込み。
国内総生産(GDP)の20%シェアを持つ製造業は大手企業を中心に産業用ロボット導入、IoT化、AIの技術活用により、匠の技といわれた従来とは全く違ったものづくりが進んでおります。この流れは、日本の製造業を支える中小企業にも波及傾向にあり、2020年に向けてさらに加速が予想されます。
IT分野からスタートした柔軟なサービスは製造業にも展開されており、3Dプリンターのサブスクリプションビジネス、より安価なコンピューターや通信機器を活用したIoT化ツール、大手企業による中小企業向けサービスも充実してきております。
製造業全般がIoT化されることにより、データエンジニアや膨大なデータを処理する研究開発職など高スキルエンジニアの雇用はますます増加すると予想しております。
アソシエイトディレクター
永島 亜紀
▼ホワイトペーパー ダウンロード
20191205_グローバル人材の採用市場における2019年の振り返りと2020年の展望
(英語版)Reflections on recruiting global talent for 2019 and prospects for 2020
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