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外資系企業のビジネス文化のリアル

Posted by en world Japan

約1ヶ月前

外資系企業のビジネスにおける文化は、日本企業とは異なり、自由な働き方ができるというイメージが大きいでしょう。その一方で日本企業の習慣との違いがストレスやプレッシャーになるケースも少なからずあるようです。

そこでエンワールドでは、直近5年以内に外資系企業への転職を経験した20代〜50代の男女400人を対象に「外資系企業ならではのビジネス文化」についてアンケート調査を実施しました。

外資系企業のビジネス文化における「満足しているところ・不満なところ」

◎満足度が高いのは給与などの待遇面と公平性

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外資系企業への転職を経験した20代〜50代の男女400人に、外資系企業に入社して「満足している(していた)こと」を聞いたところ、1位は「給与などの待遇面」(49.0%)で、全体の半数近くの回答率となっています。続く2位は「年齢・性別による待遇の差がない」(32.3%)という結果です。

給与などの待遇面

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「今まで働いた会社の中で最も給与が良かった」(女性・27歳/北海道)​​

「希望の額を叶えてくれる」(男性・54歳/東京都)

「評価と給与が明確」(男性・50歳/東京都)

「やったらやった分だけサラリーで返ってくる」(女性・39歳/東京都)

「途中入社でも給与に差がない」(男性・59歳/兵庫県)

待遇の差がない(評価の公平性)

「若い女性でも管理職に就いている」(男性・38歳/鳥取県)

「ハラスメント行為が起きない」(女性・34歳/福岡県)

上記のようなコメントからも、1位「給与などの待遇面」(49.0%)と2位の「年齢・性別による待遇の差がない」(32.3%)は外資系企業の満足度を測るうえで切り離せない要素と言えるでしょう。

また、「年齢・性別による待遇の差がない」ついては、不満に感じていると回答したのはわずか7.3%(10位以下)という結果です。このことからも外資系企業の

実力主義

男女差や年齢による差別がない

という特徴を外資系企業のメリットとして感じている人が多いことが分かります。

満足度の第3位となった「仕事の進め方に決まった枠がない」(28.8%)についても、外資系企業の特徴があらわれています。

仕事の進め方や裁量権について

「フレキシブルに仕事の段取りが決められる」(女性・48歳/神奈川県)

「役職が低くてもビッグプロジェクトを任してくれる」(男性・48歳/兵庫県)

働き方について

「会議などでダラダラと時間を延長せず、時間内で物事を決めようとする意識が大きい」(男性・53歳/神奈川県)

「残業がほとんどない」(男性・43歳/埼玉県)

個人個人のパフォーマンスを引き出すことを重視され、自分の裁量で業務を進められることに満足していることがうかがえます。

◎要求される高い英語力は表裏の関係 - 実務の高い英語力がプレッシャーにも

「不満に感じていること」については、全体的に突出した回答はないものの、「契約や交渉などの高い英語力が求められる」(22.0%)、「仕事の進め方に決まった枠がない」(20.0%)が上位となりました。

1位となった「契約や交渉などの高い英語力が求められる」については、「満足している」の回答では第4位(17.8%)という結果も出ています。

このことから、契約や交渉など実際の業務で自分の英語能力が追い付かないと感じている場合、外資系企業が求める英語力がプレッシャーとなり、不満に感じる人が多いです。

反対に、自分の英語力を存分に発揮できていると感じている人には満足したビジネス環境がえられるということがうかがえます。

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契約や交渉などの高い英語力の要求が不満に感じる場合

「一定の英語力はあったうえで入社したものの、実際の現場で専門的な用語を英語で使いこなすことは難しかった」(男性・50歳/岐阜県)

「聞き取れないことが多い」(男性・54歳/岐阜県)

「ネイティブではない以上、常に英語力向上のための勉強をしなければならない」(女性・38歳/東京都)

契約や交渉などの高い英語力の要求が満足に感じる場合

「外国の従業員が多いので、自分の英語力が必要とされている」(男性・47歳/神奈川県)

「身につけた英語力を現場で実践することができる」(男性・45歳/千葉県)「自身の英語力が試される」(女性・37歳/愛知県)

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外資系企業で、英語力を発揮し、満足できる環境かどうかは、企業や職種によっても異なります。外資系企業で求められる英語力について、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみましょう。

​>「外資系企業で求められる英語スキルはどのくらい?」

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不満として挙がった2位の「仕事の進め方に決まった枠がない」(20.0%)は、満足度では第3位になっており、こちらについても個人が外資系企業の業務の執行の自由度が合うか、自由がゆえに戸惑うかによって分かれるようです。

仕事の進め方に決まった枠がないことへの不満

「自分のやり方でやれば良いと突き放される」(女性・33歳/東京都)

「慣れるまではどのようにすればいいか判断に苦しむ」(男性・57歳/東京県)

「自分自身で決められることが多い反面、やり方を自分で決めなければならないことが多い」(男性・50歳/埼玉県)

「個人によって進め方がバラバラなため、チームプレーがしづらい」(男性・38歳/鳥取県)

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また、「不満に感じている(感じていた)ことはない」(18.0%)が3位にランクインしており、外資系企業で不満がなく働いているという人が、一定数いることも今回の結果で分かりました。

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外資系ならではのビジネス文化エピソード

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外資系企業で働く人の満足度をより詳しく知るために、ビジネス文化にまつわるエピソードを聞いてみました。​​

多様な人々と一緒に働ける、浸透するダイバーシティ

「いろいろな国やバックグラウンドの人がいて、女性の比率も高い」(男性・42歳/東京都)」

「多種多様な価値観に出逢える」(男性・28歳/愛知県)

「異文化交流できることが楽しい」(女性・48歳/神奈川県)​​​

年功序列や職位にとらわれない風通しの良さ

「誰に対しても屈託なく発言できる」(女性・33歳/埼玉県)

「立場に関係なく自由に意見を言い合える」(男性・38歳/鳥取県)

「肩書きの有無など気にせず意見交換できる」(男性・42歳/東京都)

成果主義がもたらす働きがい・モチベーションアップ

「パフォーマンスがよければどんどん上にいける」(男性・48歳/兵庫県)

「成果と給料とが結びついていて、モチベーションにつながっている」(男性・50歳・埼玉県)

自分のペースで働ける柔軟な働き方

「自分の仕事をうまくコントロールすれば、有給取得についてとやかく言われない」(女性・45歳/愛知県)

「自分の業務分配が作りやすい」(女性・46歳/東京都)

まとめ

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日本企業とは異なる外資系企業ならではの企業文化がアンケートから見えてきたと思います。男女差や年齢差などがなく、個人の能力が重視される実力主義のため、働き方は日本企業よりも柔軟で、裁量権が与えられているのは外資系企業の共通した特徴と言えるでしょう。

しかし、日本企業でも言えることですが、外資系企業だからと一括りにすることはできません。それぞれの企業の社風や経営方針は異なりますし、何より個人にマッチしているかが重要です。

転職してから「イメージと違った」と後悔しないためにも、外資系企業文化だけでなく社風や福利厚生など細かい情報を事前に知ることが大切です。

エンワールドの転職サポートでは、外資系企業の企業文化・個々の社風など様々な情報を提供し、アドバイスを行っています。あなたにマッチする外資系企業を探すために、まずは専門家に一度相談してみましょう。