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無期雇用派遣とは?登録派遣や正社員との違いやメリット・デメリットを知る

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Posted by en world Japan

2ヶ月 前

働き方のひとつとして「無期雇用派遣」があることを知り、詳しい内容を知りたいと思う人もいるのではないでしょうか。この記事では、無期雇用派遣とはどのようなものなのか、登録型派遣や正社員との違い、就業へのハードル、メリット・デメリットなどを解説します。無期雇用派遣について把握し、自身の働き方の選択に役立ててください。

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■無期雇用派遣とは?

無期雇用派遣とは、契約期間の定めがない派遣契約のことです。派遣には、派遣期間の終了とともに派遣元の会社との契約も終了する「登録型派遣」と、派遣元の会社に正社員として雇用されたうえで、派遣先で働く「常用型派遣」があります。無期雇用派遣は、平成30年4月に始まった新しい働き方で、常用型派遣の一種です。

| 無期雇用派遣で働くには?

無期雇用派遣で働くためには、「無期転換申込権」が必要です。さらに無期転換申込権を得るためには次の3つの条件を満たさなければなりません。

 

・同一の使用者での有期労働契約期間が通算5年を超えている

・有期労働契約の更新が1回以上ある

・通算5年以上の契約がある使用者と、現在も有期労働契約を結んでいる

 

無期転換申込権をもった人であれば、使用者に申し込みするだけで無期転換することができます。申し込みを受けた使用者は断ることができません。

 

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■無期雇用派遣と登録型派遣の違いとは?

無期雇用派遣と登録型派遣の違いについて解説します。

無期雇用派遣も登録型派遣も雇用主は派遣会社です。無期雇用派遣は、給料が月給制で派遣会社によっては賞与も発生します。雇用期間に定めがなく、派遣されていない間(待機期間中)でも給与を得られます。

一方、登録型派遣は時給制で賞与がなく、派遣期間が限定されます。派遣期間終了とともに派遣会社との契約が終了するため待機期間中は給与を得られません。

 

■無期雇用派遣と紹介予定派遣の違いとは?

また、登録型派遣や常用型派遣とは別に、紹介予定派遣というものも存在します。

紹介予定派遣というのは、一言でいえば、登録型の派遣社員として働いた後に、一定期間を経てから正社員として雇用してもらえるという派遣形態のことです。契約期間は基本6ヶ月間で、その後に離職するか正社員として就職するかを選ぶことになります。

一方の無期雇用派遣では、契約期間というものがありません。

また、雇用主も派遣会社のままです。紹介予定派遣は一定期間後に派遣先の社員となるため、6ヶ月間の間は見習い、または試用期間のようなものだと見なすこともできます。

それと同時に、6ヶ月の契約期間を過ぎた後は、派遣先の会社の正社員となれるため、その後の昇給も期待できます。この点も、無期雇用派遣とは異なっている点です。

 

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■無期雇用派遣と正社員との違いとは?

無期雇用派遣と正社員の違いについても見てみましょう。無期雇用派遣は派遣会社と雇用契約を結んで派遣先で勤務しますが、正社員は勤務先に雇用されます。しかし、どちらも雇用期間に定めがなく、正当な理由なく解雇することはできません。また、給与は月給制で、会社によっては賞与が発生します。

無期雇用派遣と正社員の大きな違いは、雇用主が派遣会社か勤務先か、であるため「無期雇用派遣は正社員と同等」という見解もあります。

 

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■無期雇用派遣と雇用安定措置の関係

働き方改革の一環として、派遣社員として仕事をする場合の働き方も、年々変化してきています。

現在では、派遣社員の地位を向上させるという目的で、労働期間制限と雇用安定措置というものが導入されています。

まず労働期間制限ですが、ひとつの企業に対して派遣会社から派遣社員として出向して働くことができるのは、3年が限度となっています。それ以上長期間働く場合には、派遣先の正社員になるか、派遣会社が新たな派遣先を用意しなくてはいけません。

また、雇用安定措置というのは、派遣先で3年以上の雇用が見込まれる者に対して、3年を過ぎた後でも派遣先での勤務を継続させるための努力を派遣元の会社が負わなくてはいけないという制度のことです。

これによって、一旦登録型派遣の派遣社員として働き始めた人でも、その後に安定的な働き方ができるようになりました。

しかし、無期雇用派遣ではこのような雇用安定措置を取らなくてはいけない義務がありません。これは、初めから契約期間なしの労働条件で契約を結んでいるためです。

どちらの働き方がよいというのは即断できないのですが、それぞれの派遣形態によって雇用期間やその後の就労条件に違いが出てくるということは、あらかじめ知っておいたほうがよいでしょう。
 

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■無期雇用派遣のメリット

無期雇用派遣で働くにはどのようなメリットがあるのか解説していきます。

| 給与が月給制

無期雇用派遣の場合、月給制で働くことが可能です。そのため、時給制のように働いた時間数による給与の変動がなくなり、派遣されていない待機中の期間も給与を受け取れるようになります。派遣会社によっては、賞与の支給も見込めるでしょう。収入の変動がなくなるため、生活の安定が見込めます。

 

| 交通費の支給

派遣会社から月給とは別で交通費が支払われるのも無期雇用派遣のメリットです。派遣先の条件にもよりますが、登録型派遣の場合は交通費を上乗せした高めの時給になっているため、交通費の支給がありません。時給に交通費が含まれている場合、交通費も給与になるため税金が課されます。しかし、給与と別で交通費の双方が支払われれば課税対象が減り、手取りが増える可能性があります。

 

| 福利厚生が利用しやすい

派遣会社が、家賃手当や家族手当、健康診断補助、フィットネスクラブや保養所の利用、社員旅行などを福利厚生として定めている場合、無期雇用派遣なら正社員と同じ待遇で利用することが可能です。社会保険や有給休暇、産休など、法律で定められている福利厚生を利用する権利は、登録型派遣でも発生します。

 

| 研修やキャリアアドバイスを受けられる

無期雇用派遣の場合、派遣就労の有無にかかわらず給与を支払う必要があるため、派遣会社は待機期間を減らそうと努力します。その一環として、研修やキャリアアドバイスを無料で受けられたり、資格取得サポートがあるケースも見受けられます。これらのサポートを利用してスキルを身につけることで、就労先の選択肢が広がるというメリットがあります。

 

| キャリアップがしやすい

同一組織で長く仕事を続けられるため、キャリアが築け、キャリアアップが見込めます。また、待機期間が短いということは、その分スキルを磨くチャンスがあるということです。無期雇用派遣は派遣期間に定めがないため長く働け、求人職種が絞られていることも多いです。そのため、派遣であってもキャリアに一貫性をもたせることが可能です。

 

| 雇用に対する安心感がある

無期雇用派遣社員の場合、待機期間中も給与が発生します。待機期間を減らせるよう、派遣会社が積極的に派遣先を見つけてくれるようになります。また、派遣期間にかかわらず雇用は継続され、派遣会社は正当な理由なく解雇することができません。そのため、雇用に対する安心感が得られるようになるでしょう。

 

| 同一組織で3年以上働ける

無期雇用派遣なら、3年以上同じ組織で働くことが可能です。これまで派遣社員は、労働者派遣法によって「同一の職場で働けるのは3年まで」と定められていました。しかし、無期雇用派遣は派遣期間の制限がありません。3年でキャリアが途切れてしまったり、契約終了によって無給になったりする心配がなくなります。

 

| 首都圏の勤務先が多い

無期雇用派遣の勤務先は首都圏が多いです。地方への転勤の可能性もないため、首都圏での勤務を希望する人にとっては大きなメリットといえるでしょう。

ただし、首都圏以外に無期雇用派遣がないわけではありません。首都圏以外でも無期雇用派遣を取り扱う派遣会社はありますので、希望するエリアがある人は探してみるとよいでしょう。

 

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■無期雇用派遣のデメリット

無期雇用派遣には、メリットだけでなくデメリットもあります。主なデメリットについて解説します。

 

| 契約満了になる可能性がある

無期雇用派遣は、「契約期間に定めのない派遣」です。そのため、派遣会社の経営状態が悪化した、不景気のあおりを受けたなど、正当な理由があれば契約満了となる可能性もゼロではありません。登録型派遣やアルバイトに比べて契約満了になる可能性は低いですが、正社員ほど安定していないのが現実です。

 

| 選考による採用

登録型派遣は労働者派遣法で選考が禁止されているため、誰でも登録後、希望する仕事へのエントリーなど複数の手続きを踏むことで就業できます。しかし、無期雇用派遣は選考が可能なため、選考によって働く意欲やスキルを確認されることで採用が決まります。

 

| 昇給が見込めない

月給制である無期雇用派遣は、昇給がほぼ見込めません。同一組織で長く働けても、正社員のように業務の幅を広げたり、昇給したりということはないでしょう。また、登録型派遣なら契約ごとに条件を変えることも可能ですが、無期雇用派遣は、派遣先や業務内容が変わっても派遣会社と最初に結んだ条件で働くことになります。

 

| 自由な働き方ができない

待機期間中も給与が発生する無期雇用派遣は、ブランクなく働くことが求められます。基本的には週5日勤務で残業が発生した場合には対応しなければならないなど、働き方は正社員とほぼ変わりません。子育て中は仕事をセーブしたいなど、プライベートを重視した働き方を希望する人にとってはデメリットといえるでしょう。

 

| 派遣先に関して選択肢がない

無期雇用派遣は、派遣会社の指示にしたがって勤務しなければならず選択肢がありません。安定した月給をもらっているかわりに、短期間で派遣先を転々としなければならなかったり、職場を変えたいと思っても同じ派遣先で同じ仕事を続けなければならなかったりする可能性もあります。

 

| 地域によっては募集がない

無期雇用派遣の採用は、東京・名古屋・大阪などの主要都市がメインです。そのため、地方で無期雇用派遣として働きたいと思っても、募集がないため登録型派遣しか選択できない場合があります。ただし、派遣会社によって対象都市が異なり、今後はより広域となる可能性もあります。

 

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■外資系企業で無期雇用派遣として働くことは可能?

無期雇用派遣は、外資系企業やグローバル企業を派遣先として扱っている派遣会社でも比較的よく扱われている雇用形態です。先述のように、派遣先の企業に勤務する人の雇用元は、派遣会社になります。

無期雇用派遣で働く場合、勤務先が決まっていない状態や、転職先がまだ未定である段階でも給与が支払われることが特徴ですが、無期雇用派遣については取り扱っている派遣会社とそうでない派遣会社とがあるため、あらかじめどのような派遣形態が用意されているのかを調べておくこと必要があります。

また、一般的にいって外資系企業では即戦力となるような、一定のスキルを持った人材を雇いたいと考えているため、無期雇用派遣の派遣社員として働く場合でも、完全な未経験ではなく、ある程度の実績や経験を積んでおかなくてはいけない場合が多いです。

逆にいえば、高いスキルや経験、特技を持っている人は外資系企業であっても無期雇用派遣の派遣社員として働きやすいです。

 

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■外資系企業で無期雇用派遣として働くメリットはある?

では、外資系企業で無期雇用派遣として働く際には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

│周囲の環境に刺激される

外資系企業は日系企業とは企業風土が違います。よく挙げられる特徴として、給与が高いことや能力主義であることを知っている人も多いと思います。日系企業で経験を積んできた人は、新しい環境で刺激されることも多いでしょう。

外資系企業は一般的にいって優秀な人材が集まりやすく、自分自身も刺激されてスキルアップの機会につながったり、国際的な感覚を身に付けられるようになります。

 

│語学力が磨かれる

語学力が磨かれるというのも、メリットのひとつです。社内のレポートやメールひとつ取っても、英語で記述をしなければいけない場合があります。同僚にも外国人が勤務している場合が多いです。

ある程度の語学力を有していれば、新たに外資系企業で働く場合にも有利です。上司や部下、海外にいる上役などとのコミュニケーションもうまく行きやすいでしょう。

 

│成果主義のため雇用形態による評価の差はない

外資系企業というのは、能力主義、成果主義です。

成果を出した分だけ評価されるといった企業風土が根付いています。高い能力を持っている人材や、結果を残せた人材は、その後の昇給やキャリアアップなどもしやすいわけです。雇用形態による評価の差は少ないといってよいでしょう。

外資系企業では、インセンティブと呼ばれる歩合給が高いことも、その理由のひとつです。なかには、派遣社員に対してもインセンティブを支払っている外資系企業もあります。

 

│直接雇用への道が開かれる可能性もある

外資系企業では、優秀な人材には常に正社員に登用される可能性が用意されています。

派遣先となる企業側でも、優秀な人材にはそれだけ長く働いてもらいたいと考えているわけですから、常用派遣や無期雇用派遣で働いている場合でも、正社員になれる可能性は比較的高いといえます。

ただし、派遣社員として外資系企業で働くにあたっては、自分自身を必要としてもらえるようなポジションを確保しておくこと、その後のキャリアパスを明確にしておくことが必要です。

派遣社員としての雇用が安定しているからといって、普段の業務を疎かにしないように気を付けましょう。

 

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■まとめ

無期雇用派遣にはメリット・デメリットの双方があります。転職の際に働き方のひとつとして検討している人は、将来をよく考えたうえで雇用形態を選びましょう。考えたうえで転職する場合は、プロの転職エージェントの利用が効率的です。

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