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中途採用トレンドと採用成功の秘訣【小売り・消費財​​​】2021

Posted by en world Japan

8ヶ月前

「守りの採用」に一転​
マーケティング人材のニーズは過去最大​

コロナショックにより、様々な意味で消費そのものが変化した2020年、小売り・消費財業界への影響も少なからず、採用動向にも変化がありました。​

昨年までは「攻めの採用」として販路拡大・新製品販売に先駆けた即戦力採用が目立ち、営業およびマーケティングの両領域でバランスの良い動きがありましたが、2020年の3月以降は「守りの採用」が目立ちました。
その背景には、万全の『対策』が組めないまま新型コロナウイルス禍に陥り消費者の消費動向が不確かになったことで、ECを含めた販路を地固めする動きや、消費者の既存の動線を確保する競合他社とのパイの取り合いのような動きが見られました。​

その結果、採用案件としては、ECマネージャーを含むデジタルマーケティング、マーケティングコミュニケーション(Marcom)のニーズが過去最大となり、下半期に最終面接に進んだ転職希望者の80%以上がマーケティング領域という結果になりました。


ポストコロナを見据えたインフラへの投資が加速

DXやeCRMを始めとするインフラへの、ポストコロナに向けた中長期的な対策とした「経営企画チームの編成」というコンフィデンシャル案件も数多く発生しています。

新型コロナウイルス流行開始直後に早めの対策を講じた企業も多く、食品や飲料の消費動向の変化(飲食店、コンビニ、自動販売機 からスーパー、GMSなどへシフト)による事業構造改革に踏み切ったり、従来O2O(Online to Offline)戦略を重視するアパレル企業がオンラインのみで完結できるような仕組み作りにシフト、従業員にデジタル部門への異動要請を行ったりするなど、企業内での変化も見られました。


VUCAの時代、企業戦略や事業内容をよく理解した転職を

2021年は「魅力的な企業」の条件自体が新しくなっていくと考えています。
同時に、転職希望者の企業選びには、今まで以上にプロフェッショナルなアドバイスが必要になってくると感じています。

その理由の1つには、不安定なVUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代における企業の戦略や事業内容が今後どのようにシフトしていくのか、新型コロナウイルスの影響も相まって不透明さがより増していること、また、各企業でニューノーマルの概念や新型コロナウイルス対策、働き方改革の捉え方が変わってきていることが挙げられます。

もう1つの理由は、資金繰りや投資といった企業の体力がより露わになっていくことです。
昨今目立つのは、海外市場へのビジネス展開やローカライズされた商品のカテゴリーロンチ計画が見直されており、2021年以降のプランも変化すると見られていることです。​

背景を深く理解しないまま、ブランド力などの表面的な企業認知度だけで転職を決めることはリスクとなります。
人材紹介会社など、企業の内側を理解するプロフェッショナルの目線を活用し、しっかりとした対策を組むタイミングが今訪れています。
また、SDGsに関連した取り組みとしてサステナビリティをテーマにした活動や商品施策も増えており、転職希望者から「魅力的な企業」の条件の1つとして挙げられています。​


EC・デジタルマーケティングマネージャーの需要が増加​

2021年以降においても、どのポジションでも最低限のデジタルの知識や経験が必要とされ、ECマネージャーやデジタルマーケティングマネージャーなどの領域の需要が一層高まります。

一方で、トラディショナルなマーケティングや営業の本部交渉経験などの需要も一定水準を維持しており、春に向けたブランドマネージャーやキーアカウントマネージャーの採用案件もすでに発生しています。​

今後求められるスキルは、領域やポジションに関わらず、基礎的でありながらも重要な「分析力」「企画力」「マネージメント力」の3つが挙げられます。
これらはすべて、新型コロナウイルス禍で競合に打ち勝つための『対策』というキーワードに関連しています。
企業では、営業、マーケティング、PR、オペレーションチームなどを含めたクロスファンクション(社内横断)のプロジェクトにより、強固なビジネス対策を組む意識が高まっています。

新型コロナウイルス禍での転職者は、これらのスキルを柔軟に生かし、効果的なプロジェクト運営に携わることが “入社後活躍”のために必要不可欠であると考えています。


企業側も、採用活動にしっかりとした『対策』が必要

採用成功のキーワードとして、企業側の『対策』が挙げられます。​

1つ目は、事前の書類選考の時点で転職希望者の「転職理由」「志望動機」「企業への評価点/懸念点」「キャリアプラン」などをしっかりと理解し、​面接官が対策を組んだ上で面接に臨むことです。
事前準備を行うことで、限られた時間でもしっかりと候補者の不安を払拭することが可能になります。
そのために、情報提供者となる人材紹介会社・人材コンサルタントとの密なコミュニケーションが重要になります。

2つ目は、ポストコロナ施策を可能な限り開示していただき、中長期目線で企業の魅力や安定性をアピールしていくことです。
新型コロナウイルスの影響を受けた消費者に合わせた新製品の発売や、今後の販路展開に対する考えなど、ビジネス上での対策がきちんと組まれている企業であることが転職希望者にとっての安心材料になることは間違いありません。

これら2点を意識しながら、今後の採用対策に力を入れていただければと考えています。


求人数の推移(小売り・消費財)​


小売り・消費財部門​ セールスチームマネージャー
高橋 敏行


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2021年新型コロナ禍で中途採用に成功する方法(日本語)

How to succeed with mid-career recruitment with COVID-19 pandemic in 2021 (English)

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