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「金融人の転職事情」金融経済新聞連載コラム(全12回)

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Posted by en world Japan

9ヶ月 前

昨今の金融業界の転職事情・トレンド、転職希望者に求められるスキル・心構えや転職成功のためのポイント、企業の経営者・人事採用担当者に求められる従業員エンゲージメントの高め方や組織として成長するための採用などについて、2020年4月より『金融経済新聞』にて連載しています。


■第1回「金融人の転職事情」退職希望者との対話を

今回から連載を担当させていただく玄間と申します。私は、グローバル人材に特化した人材紹介会社エンワールド・ジャパンで、金融業界専門の転職コンサルタントをしています。エンワールドは、人材大手エン・ジャパンのグループ会社で、昨年創業20周年を迎えました。  

当社の定義する「グローバル人材」とは、英語ができることはもちろん、日本国内だけでなく、世界中の優秀な人材と競争できる、高い専門性やスキルを持った人材であり、現在はミドル~ハイクラスの方々の採用・転職のご支援を中心としています。  

金融業界の転職は、一昔前は40~50代の方々が中心でしたが、昨今20~30代の若い方々の転職も増えてきています。

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■第2回「金融人の転職事情」6割異業種に、自分へ投資を

金融業界におけるグローバル人材は数年前から一定の需要を高いレベルで保っている傾向にあります。

昨今の転職トレンドとして、銀行、証券などの金融業界から転職を考える方の6割ぐらいが異業種へ転職されています。特にITに関わる技術者としての知識・経験をお持ちの方や財務・会計の経験をお持ちの方が、IT企業やコンサルティング業界、事業会社へ転職するケースが多く見受けられました。 

フィンテック業界ではインターネットとスマートフォンを通してのオンライン決済、ペイメント、スマホだけで投資を行えるお手軽な資産運用を提供する企業などで多くの人材を必要としています。金融の在り方について常に変化を求められる昨今、柔軟に対応できる人材が各方面で求められています。

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■第3回「金融人の転職事情」個性を生かせるプラットフォームを

全国で緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの状況も少しずつ落ち着きを見せてきていますが、このまま収束に向かう事を願うばかりです。​​

この様な不安定な状況の中、社員は新型コロナウイルスの感染対策に対する企業の対応や、リモートワーク中のマネジメントのフォローなど、様々な側面から企業を見るようになってきています。

現状の在宅勤務や平常時の勤務形態にかかわらず、経営やマネジメント層、人事などの管理部門は、部下に伸び伸びと仕事をしてもらえる環境整備や、上限関係なくフラットな関係で意見交換できる関係を構築することが理想だと考えています。求職者に転職を考え始めたきっかけを伺うと20%が「職場の人間関係が良くない」と回答していました。(※2019年9月当社調査結果) 

人材定着のために、管理職の方々が気を付けることは先ず、部下との信頼関係の構築だと思います。

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■第4回「金融人の転職事情」フレキシブルな適応力が必要

新型コロナウイルスの流行を受け、デジタル化やテクノロジーに精通した人材に対する需要は、これまで以上に加速傾向にあります。

対面での業務が難しくなった今、集客はもちろん、様々なサービスをオンラインへと移行させるニーズが急速に浮上しており、社内のクラウド化やデジタル化をサポートできるような人材が求められています。

金融業界でもデジタル人材への採用強化は必須であり、更にニーズが高まると予測されています。

業務における知識と経験が求められる金融業界において、これまで転職先といえば金融業界内がほとんどでしたが、最近では金融の知識を活かしてIT関連の企業に転職されるケースが増えています。

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第5回「金融人の転職事情」オンライン面接のリテラシー

今回は金融業界が置かれているグローバル人材環境についてお話をしていきたいと思います。 

最近の金融業界の求人数は増加傾向にあります。緊急事態宣言の解除とともに、採用凍結を解除する企業なども増え、6月の求人数は昨年同月比でプラスとなりました。

求人数が昨対比でプラスとなったのは5か月ぶりとなります。

職種としては、デジタルトランスフォーメーション、アプリケーションサポート、エンジニアなどのIT関連のポジションや会計関連、アセットマネージャー、商品企画などが、銀行、証券会社、不動産、保険、資産運用業界で求められています。 

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■第6回「金融人の転職事情」不動産投資ファンドの採用は堅調

今回は不動産業界におけるコロナ禍の影響と採用動向、転職希望者の傾向についてお話しさせていただきます。

2020年初頭から不動産業界でも採用に関して慎重な姿勢が見受けられていましたが、現在、採用需要は戻りつつあります。採用の傾向としては、企業が新型コロナによる社会の変化に適応するために必要な人材へ需要が高まっています。

新型コロナ以前は、バイリンガルの会計士、不動産投資ファンドのアナリスト、不動産企業のアクイジションマネージャー、昨今のデジタルトランスフォーメーション化の流れに必要なIT人材の需要が高まっていましたが、新型コロナの影響を受け多数のグローバル企業が急ピッチでデジタル化のプロジェクトを進めているため、それに伴うIT関連人材の外部からの採用需要がより一層高まっています。 


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■第7回「金融人の転職事情」証券業界の採用動向

今回は金融業界の中でも特に経済状況に強い影響を受けやすい証券会社の採用動向についてお話をさせていただきます。

コロナ禍における変化は非常に気になる部分ではあるかと思いますが、企業の戦略、事業のどの部分の強化に向けて動いているかに基づき、採用動向に違いが見られています。 

外資系証券業界は非対面で業務を行うための、IT部門によるインフラ、アプリの強化、オンライン業務の地固めを課題としており、グローバル体制のIT化プロジェクトに対応を進めるためのプロジェクトマネージャーやビジネスアナリストなどの採用が多い傾向にあります。

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第8回「金融人の転職事情」資金運用業界スペシャリストの採用増

2020年も早くも11月を迎えました。やや出足の遅かった金融業界でも、在宅勤務を推奨する企業が以前と比べて増えており、ニューノーマルが浸透し始めてきていることを実感しています。

今月は「資産運用業界」の採用動向についてお話しさせていただきたいと思います。

2019年はETF(上場投資信託)や確定拠出型年金制度向けのファンド、ラップファンドなどの公募投信の売上増が支えとなり、各社の採用も、機関投資家営業、ポートフォリオマネジメント、クライアントサービスなどの職種で安定した需要がありました。

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第9回「金融人の転職事情」コロナ禍の保険業界採用動向

今年1年にわたり、世界中が新型コロナウイルスの影響を受け続けているという事実はにわかには信じがたいことですが、世界中が喜びを共有することができるワクチン開発のニュースは、本当に喜ばしいことだと思います。今回は新型コロナウイルス禍での、保険業界の採用動向についてお話しさせていただきます。

外資系保険業界も他の金融機関同様、例年に比べ採用数が減少しました。しかし、3月に5割程度まで減少した求人数も、秋以降は昨対で8割程度の水準まで回復しています。

グローバル規模で新型コロナウイルスの影響を受けている企業では、早期退職プログラムなどを実施して組織を縮小し、経営改善や大規模組織変革を行っている一方、今後のビジネスの変革を担うような重要なポジションにおいては引き続き採用を行っている企業が多く見られます。

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第10回「金融人の転職事情」フィンテック業界の動向は

今回は、フィンテック業界の採用動向についてお話しします。

2020年、フィンテック業界における仮想通貨、キャッシュレス、モバイル決済などは、新型コロナウイルス禍にありながら、採用に前向きに取り組んでいました。 

外資系フィンテック企業は、顧客管理を含めた、顧客獲得に向けた営業系の採用ニーズが高くなりました。ポジションにもよりますが、外国人の採用も積極的に行われています。ITエンジニア関連のポジションについては、日本語能力の必要性は限りなく低くなってきています。

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■第11回「金融人の転職事情」金融IT化の波と採用

企業やビジネスのDX化が叫ばれて久しいですが、金融業界におけるIT化の波も同様です。今回は金融業界におけるIT化の変化と採用についてお話しさせていただきます。 

2020年に起きた新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、多くの企業でリモートワークが導入され、日本全体における働き方が一気に変化しました。そして、ビジネスにおいても、スマートフォンを使用したキャッシュレス決済や、オンライン通話を用いた非対面での営業、リモートでの商談・面談など、急激なIT化が進んでいます。 

金融業界では大規模な社内プロセスのデジタル化、または、クラウド化を行うプロジェクトが多く見受けられ、そのために必要な新規の人材採用が、コロナ禍においても多く行われていました。数多くの企業からDX関連のプロジェクトマネージャーや技術職採用の需要があるため競争率は非常に高く、企業が優秀な人材を獲得するために、現職から年収を15%以上アップした採用事例もありました。また、中には小売り業界の経験を活かし、金融業界への転職に成功している転職者の事例も見られました。  

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■第12回「金融人の転職事情」新型コロナが転職の追い風にも

今回は、2020年の金融業界における転職市場の総括と、2021年度の採用見通しについてお話しさせていただきます。 
昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行が、転職市場全体に大きな影響を与えました。

新型コロナが金融業界にどのような影響を及ぼすかの予測が難しかったため、企業は採用の見送りや採用凍結などを行いました。
また、採用を継続していた企業においても、採用目線が従来よりも厳しくなる、採用を注力ポジションのみに絞るなど、様々な変化が見られました。 
転職希望者は、新型コロナにおける市場の変化を良い機会として捉え積極的にキャリアアップを目指す方と、転職のリスクを懸念する方で二極化しました。 

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