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アメリカの休日事情とは?有給休暇や祝日別に詳しく解説

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Posted by en world Japan

8ヶ月 前

「アメリカで働きたい」と考えたときに、アメリカではカレンダー上の休日がどのくらいあるのか気になりませんか。有給休暇の有無や祝祭日などの休日事情は働く上で重要なポイントです。


この記事では、アメリカの休日や祝日、有給休暇について解説します。

■アメリカの祝日は日本よりも少ない

アメリカは仕事と休日のオンオフがはっきりしており、日本よりもプライベートな時間が多いと思うかもしれません。しかし、アメリカの祝祭日は10日間しかなく、日本の祝祭日である15日よりも少ないのが現状です。

■アメリカの祝日は州ごとに異なる

日本とは異なり、アメリカの祝日は「Federal Holidays」と「State Holidays」の2種類あります。Federal Holidaysは、連邦政府が定める米国共通の祝日、State Holidaysは、各州政府が州法などで独自に定める祝日です。

上記で説明した10日間のアメリカの祝日とはFederal Holidaysを指します。


ただし、Federal Holidaysでも、すべての州が休日に設定しているとは限らないので注意が必要です。


| 例)カリフォルニア州

州独自の祝日の例として、カリフォルニア州のState Holidaysをご紹介します。

祝日名称備考
3月31日Cesar Chavez Dayシーザー・チャベス(公民権運動の指導者)の誕生を祝う祝日
5月19日Malcolm X Dayバークレーでのみ設定されている祝日
5月22日Harvey Milk Dayウェストハリウッドでのみで設定されている祝日
11月29日   

Day after Thanksgiving


感謝祭の翌日の金曜日を祝日扱いとして、4連休の感謝祭休日とした日。多くの州で設定されています


■アメリカならではの休日事情

次に、日本の休日事情とは異なるアメリカならではの休日事情について解説します。


| 公的に有給休暇の制度はない

日本とは異なり、アメリカの企業は有給休暇を与える法的な義務はありません。アメリカでは、企業が提供する福利厚生のひとつとして有給休暇を設定しています。そのため、公的な有給制度はありませんが、一般的には有給休暇を年間で2〜3週間程度で設定している企業が多いです。有給休暇がない企業もあります。


| 民間企業は意外と休まない

アメリカの民間企業は、休まず営業しているところが多くあります。例えば、新年の休みは1月1日のみの場合が多く、2日からは通常通り営業しているところがほとんどです。このように、公的機関以外は祝日であっても休めるとは限らず、流動的であるといえます。


■連邦政府の祝日の詳細

次に、連邦政府が定めている祝日の10日間がどのようなものか詳しく説明します。

☑New Year’s Day (1月1日)

日本とは異なりアメリカには正月がありません。アメリカでは2日からお店の営業や仕事が始まることが多いです。人によっては、クリスマスツリーを片付けたり、ゆっくりと過ごします。アメリカでは正月よりも、年越しのカウントダウンがメインイベントで、年が変わる瞬間に打ち上げ花火で祝います。


☑Birthday of Martin Luther King, Jr. (1月21日)

Martin Luther King. Jr Dayは、キング牧師の生誕記念の日です。キング牧師は、公民権運動に尽力し、1964年にノーベル平和賞を受賞したアメリカの英雄的な人物です。この日は祝日ですが、実際に休日にしているのはアメリカの約3分の1の企業です。それ以外の企業では通常通り営業します。


☑Washington’s Birthday(2月18日)

Washington’s Birthdayは、初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンの生誕記念の日で、Presidents' Day(大統領の日)ともいわれています。Birthday of Martin Luther King, Jr.と同じく、約3分の1の企業が休日にし、それ以外の企業では通常通り営業しています。


☑Memorial Day (5月27日)

Memorial Dayは、戦没将兵追悼記念日であり、アメリカが関与した戦争で戦死したすべての人を讃えるために設定された祝日です。大統領か副大統領の演説があり、人々は墓地に花輪や祈りを捧げたりして過ごします。地域によっては、イベントやパレード、祭典などが行われます。


企業は休日となるところが多いですが、ショッピングモールやレストランは営業しています。


☑Independence Day (7月4日)

Independence Dayは、アメリカの独立記念日です。アメリカでIndependence Dayは、「4th of July」と表現されることが一般的です。アメリカでもっとも盛り上がるイベントのひとつで、夜にはさまざまな場所で花火が盛大に打ち上げられます。人々は家族や友人とバーベキューを楽しんだり、自宅でパーティーを開いたりして盛り上がります。


☑Labor Day (9月2日)

Labor Dayは、労働者の日であり、日本でいうところの勤労感謝の日にあたります。一般的に企業や学校は休日になることが多いですが、通常どおり営業しているお店もあります。Labor Dayで3連休をとる人も多く、道路や空港が混雑しやすい傾向にあります。地域によってはパレードをするところもあり、賑やかな祝日になっています。


☑Columbus Day (10月14日)

Columbus Dayは、コロンブスが北アメリカ大陸を発見し、到着したことを記念した祝日です。しかし、多くの企業は通常通り営業しており、ほぼ平日として扱われます。イタリア系アメリカ人がこの日を制定したこともあり、イタリアやスペインなどの一部都市ではColumbus Dayを祝う祝賀会が開かれます。


☑Veterans Day (11月11日)

Veterans Dayは、退役軍人の日といわれ復員軍人を讃えるための祝日です。アメリカでは軍人はヒーローとされており、退役軍人を見かけた際にはお礼をいうように学校から教わります。午前11時になると黙祷が2分間行われ、さまざまな場所で軍人を讃えるイベントやパレード、式典が行われます。


☑Thanksgiving Day (11月28日)

Thanksgiving Dayは、感謝祭の祝日です。七面鳥やパンプキンパイといった伝統的な料理を用意し、家族で過ごすのが一般的です。当日は多くの企業が休業し、お店も早く閉まります。


この日にニューヨークで行われる「メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード」は有名で大いに盛り上がります。


☑Christmas Day (12月25日)

Christmas Dayは、クリスマスの祝日です。アメリカでは一大イベントであり、一年でもっとも盛り上がる日ともいわれます。日本では恋人と過ごす日という印象がありますが、アメリカでは家族で過ごすのが一般的です。Thanksgiving Dayと同じように、家族でパーティーを開いたりして楽しみます。


■連邦政府の祝日に営業している民間会社の割合とは?

連邦政府の定めるFederal Holidaysは、政府機関や銀行は休業しますが、一般企業や学校は個々の判断に委ねられています。

では、祝日の民間企業の稼働状況はいったいどうなっているのでしょうか。シンクタンクが調査した祝日の民間企業の稼働状況は以下の通りです。

祝日(Federal Holidays)休業半休平常
元旦94%-5%
キング牧師誕生日36%0%64%
Presidents Day35%-65%
Memorial Day92%1%7%
独立記念日93%1%6%
Labor Day93%1%6%
コロンブス記念日14%0%86%
退役軍人の日22%-77%
感謝祭94%1%5%
クリスマス95%0%5%

※参考:米国(アメリカ)の祝日・休日カレンダー 2019年


■祝日ではないものの、重要なイースターとは?

イースターとは、日本語で「復活祭」という意味のキリスト教圏でのお祭りです。アメリカではクリスチャンが多く、イースターは重要な行事になっています。また、イースター休暇は、イエス・キリストの復活を祝うための休日です。一般的には、家族や親戚、友人と過ごしたり、自宅で食事を楽しんだり、教会のミサに参加したりして過ごします。


復活祭の当日にミサに参加した子供達は、エッグハント(卵探し)をして楽しみます。アメリカは多民族国家であるため、法律で定められた祝日ではありませんが、前々日のGood Fridayは休日になる州もあります。Good Fridayは、人間の持つすべての罪をキリストが背負った日であるため、聖なる日として祝われているのです。


イースターの翌日のEaster Mondayは、国や地域によってさまざまなイベントが行われる日になっています。アメリカのみならずキリスト教を信仰する国では、Easter Mondayが祝日や休日になることが多いです。


■実はアメリカ人も働きすぎ?

「日本人は働きすぎである」という印象を持たれる一方で、アメリカ人は休暇をしっかりとり、日本よりも労働時間が短いと考えている人も多いでしょう。しかし実際には、アメリカのほうが日本よりも平均労働時間が長いという結果が出ています。


アメリカのほうが平均労働時間が長い理由としては、仕事のパフォーマンスを維持しないと職を失うという可能性があることと、リモートワーク可能な環境が整ってきたことが原因ではないかと考えられています。


一方で、仕事に対するモチベーションを維持するために、アメリカの大手企業のオフィスは各種サービスが充実していたり、柔軟性が高く成果主義が浸透した労働環境となっています。


■まとめ

アメリカの休日や祝日、有給休暇について解説しました。アメリカは国で定める祝日は少ないものの、別に州ごとに設定された祝日があり日本とは制度が異なっています。アメリカで働く際の参考にしてください。


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