外資系企業への転職、英語ができないと無理?必要な英語力や面接対策を解説

外資系転職アドバイス 転職時のポイント・注意点
2020.02.27
外資系企業への転職、英語ができないと無理?必要な英語力や面接対策を解説

キャリアアップを目指して、外資系企業への転職を考えている人も多いのではないでしょうか。しかし「外資系」というと、どの程度の英語力が必要なのかも気になることでしょう。

この記事では、外資系企業に転職を考えるにあたり、必要な英語力の目安や英語面接のポイント、転職エージェントの活用方法などについて解説します。転職後の英語活用シーンについても解説しているので、外資系企業に転職する際の参考にしてください。

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外資系企業では英語が必須?


外資系企業と聞くと、常に英語のコミュニケーションが必要だと思われがちですが、実際にはどうなのでしょうか。ここで詳しく解説します。

企業や部署によって英語の必要性はさまざま


外資系企業の日本法人の中には、従業員のほとんどが日本人で、クライアントも日本企業という場合があります。このような企業では、そもそも応募条件で英語に関する要項が記載されていなかったり、面接でも特に英語の話題に触れられなかったりします。また、専門的なスキルを買われて採用されている場合などでも、英語力をさほど必要とされないケースもあります。

 

外資系といっても、企業や部署、ポジションなどによって求められる英語力もさまざまです。英語力に自信がない人は、転職時に募集要項などをよく確認するとよいでしょう。

 

堪能な英語力よりもスキルが重要


外資系企業は日系企業に比べ、即戦力の人材を求める傾向が強くあります。そのため、特定の英語力が必須な場合を除き、採用時においても重視されるのは、英語力よりもその人のビジネスにおける実力や実績です。英語が堪能であることはひとつのアピールポイントですが、それを補うビジネス上の別の専門性やスキルがある場合は、英語力がそれほど高くなくても採用される可能性があります。

 

企業が欲しているのは高い英語力を持つ人材ではなく、高い総合力を持つ人材です。外資系企業への転職活動では、英語力だけでなく、自分が持つ専門的な知識や技術、スキルなどをアピールするようにしましょう。

 

IT系の職種では英語が不要なことも


高い専門性があれば英語力がそれほど必要とされない例として、プログラマーやシステムエンジニアなどのIT系の職種が挙げられます。IT系の技術は日々進化しており、高いスキルを持つ人材は常に求められています。また企業によっては、英語が話せない専門職に対しては、通訳をつけることもあります。

 

ITスキルに自信のある人は、英語が得意でなくても採用される可能性があるので、外資系への転職を視野に入れてみることもおすすめです。

 

外資系企業に転職するために必要な英語力とは?


ここでは、実際に外資系企業に転職する際に求められる英語力を解説します。また、転職後の業務上で必要な英語レベルも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

TOEICがひとつの目安


英語力の目安となり、転職時に企業からスコアを求められることも多いのがTOEICです。

 

一般的に、外資系企業に転職するのであれば、あくまでも目安となりますが、700点程度が必要と言われています。また、会社によっては社内コミュニケーションだけでなく、外部の企業とも英語でやりとりすることがあります。そのような場合は800点以上がひとつの目安になるでしょう。

 

英語でコミュニケーションがとれる


外資系企業では、海外の企業と英語でやり取りをする機会が多くあります。また、上司が外国人となる可能性や、海外の本社や支社などに転勤となる可能性もあります。

 

そのため、転職にあたっては英語でのコミュニケーションに困らないかどうかは大きなポイントです。実際の業務では、英語で自分の意見を述べることも多いため、決まり切った文章を話すのではなく、その場に適した実践的な対応が取れることも重要だといえます。

 

メールやビデオ会議への対応が可能かどうか


海外の取引先企業や、本社とのやり取りをする主な方法はメールです。そのため、メールで英語を使用する機会は非常に多いといえます。また外資系企業ではプレゼンテーション用の資料や報告書づくりなど、英語の文書作成をおこなう機会も多くあります。

 

そのほかにも、外国人の担当者とのビデオ会議が日常的におこなわれていたりと、英語を使うシーンはさまざまにあります。文書作成から会議まで、文書・会話を問わず英語のボキャブラリーや表現力などは常に磨いておく必要があるでしょう。

 

英語面接に臨む前に知っておきたい点


外資系企業へ転職する場合、面接が英語でおこなわれることがあります。そのため、面接前にはどういったことを聞かれるのか、どういった準備をすればいいのかをおさえておくことは非常に重要です。

ここでは、英語面接に臨む前に知っておきたい点について紹介します。

 

英語面接時に聞かれるポイントとは


英語面接で面接官から聞かれるポイントは、大きく分けると以下の2つです。

 

コミュニケーションが問題なくとれるか


上司や同僚、クライアントと英語でやり取りをするため、コミュニケーションがしっかりとれるかどうかは重要なポイントです。業務においては、直接のやり取りはもちろん、電話やメールなどさまざまな場面において英語によるコミュニケーションが求められます。

 

面接では、英語でのコミュニケーションについて、これまでの経験を聞かれることもあるので、しっかり答えられるように準備をしておきましょう。

 

仕事内容を理解し必要な知識を持っているか


英語面接の中で、専門的な知識や経験を聞かれることも多くあります。これは、英語で専門用語を扱い、的確な説明ができるか、また就業後の仕事内容を理解し、対応できる人材かどうかの確認するためです。面接の際には、日常会話だけでなく、自分の専門分野についても英語で話せるように準備しておくことが必要となるでしょう。

 

英語面接前に準備できること


ある程度英語でのコミュニケーションが取れる人でも、面接は緊張してしまうものです。また、面接における答え方や表現に不安がある人も多いことでしょう。

 

面接本番の前に準備をしておくことは非常に重要です。ここでは、英語面接の前に準備できることを紹介します。

 

練習して自信をつけておく


やはり練習が一番の対策となります。練習した分だけスムーズに話せるようになり、自分に自信をもつこともできます。また、志望動機やこれまでの経験、これからのキャリアプランなど、ある程度想定できる質問に対する答えも考えておくとよいでしょう。

 

その際に、話す内容を一言一句覚えるようなやり方だと臨機応変に対応できなくなるため、要点を押さえて覚えるようにすることをおすすめします。

 

外資系転職エージェントを利用する


外資系企業に強い転職エージェントは、面接対策のサポートをおこなってくれます。どういった内容の質問が多いのかなど、質問に対する答え方、英語での表現の仕方など、気になる点を相談できるので心強い味方になります。

 

また、その企業独自の傾向やポイントについてのアドバイスを得られることは、他にはない大きなメリットです。外資系企業への転職を考えるなら、ぜひ活用することをおすすめします。

 

英語面接の本番で気をつけるとよい点


しっかりと準備をして面接本番を迎えたとしても、想定外の方向へ面接が進むこともあります。そこで、面接の本番で気をつけるとよい基本的なポイントについて紹介します。

 

「think」はできるだけ使わない


日本語だと自分の考えを述べる際に「〜だと思います」と言うことが少なくありません。「思う」は英語で言うと「think」が該当しますが、英語面接においてはthinkはあまり使わないようにしましょう。thinkを多用することで、話の内容や印象が薄くなるためです。

 

あくまでも一例ですが、thinkに変えて「confident(自信がある)」を用いることで、面接官の印象も変わってくるでしょう。

 

たとえば、

「私は過去の経験から◯◯の部分で貢献できると思う」

→「私は過去の経験から◯◯の部分で貢献できる自信がある」

といった具合です。ニュアンスの表現は、英語面接での差がつくポイントでもありますので、ぜひ参考にしてください。

 

結論を先に簡潔に話す


これは英語面接に限った話ではありませんが、最初に自分の意見や結論を伝えた上で、理由などを後に述べるようにしましょう。長々と結論以外の部分を語られても、面接官は「つまり、なにを言いたいのだろうか?」という印象を受けてしまいます。

 

具体的な例をあげて話す


自分のこれまでの経験を話す際は、具体的な例を用いることで、よりリアリティをもって伝えることができます。

 

たとえば、

・どのような活動をおこなったか

・どのような壁にぶつかったか

・どれくらい成果をあげられたか

・どのような結果を残すことができたか

といった点です。

 

この際に、「◯◯社と契約」「◯◯円を売り上げた」「◯◯%を達成した」など、具体的な数値を用いることで、より面接官がイメージしやすくなるでしょう。

 

外資系企業への転職はエージェントを活用すべき


外資系企業への転職活動では転職エージェントを活用することをおすすめします。英語面接のノウハウや非公開の求人情報など、さまざまなメリットがあります。

 

英語が必要な企業を調べることができる


外資系企業に強い転職エージェントでは、募集している企業がどの程度の英語力を必要としているのかを把握しています。そのため、求職者の英語レベルにあわせてマッチングをおこなってくれるという利点があります。転職活動においては情報が命です。ぜひ活用するようにしましょう。

 

英語面接の対策を立てることができる。


転職エージェントを利用するメリットのひとつに、英語面接の対策を立ててくれることが挙げられます。以下でその具体的な内容を紹介します。

想定質問の答えを用意する


転職エージェントにはこれまでの転職者のノウハウが蓄積されています。そのため、英語面接での想定質問やその答えを事前に準備し、練習しておくことが可能です。これにより、面接を有利に進めることができるでしょう。

 

転職エージェントと事前に対策を相談しておく


転職エージェントは、自分の強みを客観的に評価して、どのような自己アピールをすればよいかなどを過去のノウハウにしたがって教えてくれます。英語面接にあたっては心強い味方となるので、前もって相談しておくと対策が立てられます。

 

まとめ


外資系企業における英語力の目安と面接の際のポイントについて紹介しました。外資系企業といってもさまざまで、英語力がなくても転職できる可能性は十分あります。もちろん、高いレベルの英語力が求められ、日常的に英語を使用する企業もあります。

 

どのくらいの英語力が求められるのかを把握するためにも、利用をおすすめしたいのが転職エージェントです。あなたの志望する業界・企業で求められる英語力について、経験豊富なエージェントにアドバイスを求めることができます。

 

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