外資系企業の日本事業拡大で、専門性の高いバイリンガル候補者に大きな需要。
企業の業績が上向いているため、日本の転職市場は依然として活発です。
会計・経理と財務のスキルを持つ専門性の高いバイリンガル人材には、高い需要があります。
しかしながら、自動化、オフショア(海外移管・委託)、アウトソーシング(業務委託)により、
ゆっくりですが確実に、日本の経理担当者の需要は減少し続けています。
もっとも需要が高いのは、財務分析とビジネスコントロールのスキルがある候補者です。
日本は市場環境が良く、外資系企業が日本での事業拡大とシェアの拡大に関心を高めているため、
どこで、どれぐらいの資金を、どの様に投資するか決定するために、財務分析スキルが必要とされています。
増税により、企業が商品価格を見直す必要性も生じましたが、その様な点においても、企業がリスクと価格を試算し、理解・評価するための財務分析スキルが重要視されています。
高まる需要で給与は増加傾向。
財務分析スキルの需要が日本語スキルの需要を上回る。
これまでと同様、経験が浅く、今後の著しい成長が期待される若手の候補者は、まだ深い分析スキルや国内・海外のシニアマネジメントに
強い洞察を与える十分なコミュニケーション能力を持ち合わせていないことが多いですが、最も高い需要があります。
また、高い分析スキルとコミュニケーション能力があるシニアレベルの候補者は、日本語の十分なスキルがなくても、経理・財務部門をリードし、
経営者のパートナーとして活躍してもらうための、非常に高い需要があります。
徐々に海外展開を広げている日本企業は、海外の子会社の財務管理と分析を行うために、
より多くの候補者を外資系企業から採用するようになってきています。このことが、“グローバル”人材確保の重要性を強調しています。
これら全てのことから言えるのは、市場における採用時の給与は上がり続けており、ほとんどの候補者において、
現在と同様かより大きな役割の仕事に転職する場合、給与の増加が期待できるという事です。

チームマネージャー
Justin Kamihara
(ジャスティン カミハラ)
▼ホワイトペーパー ダウンロード
20191205_グローバル人材の採用市場における2019年の振り返りと2020年の展望
(英語版)Reflections on recruiting global talent for 2019 and prospects for 2020
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