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外資系製薬会社とは?仕事内容・年収から転職方法まで徹底解説

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Posted by en world Japan

11ヶ月 前

今の職場に明確な不満があるわけではないが、それなりに仕事力にも自信がついてきたしキャリアアップのために外資系製薬会社に転職してみたい、と思っているビジネスパーソンの皆さま。

外資系製薬会社については、なんとなくのイメージしか持っていないという方も多いでしょう。

 

そこでこの記事では、外資系製薬会社とは何かについて解説します。

「そもそも外資系製薬会社って何?」「年収は?」といったことから、外資系製薬会社に転職するための方法についてまで徹底解説しています。

この記事を読めば、外資系製薬会社とは何かということについての正確な理解だけでなく、外資系製薬会社に転職するためにどう準備すればいいのかということまで理解できます。

(外資系製薬会社へ転職をお考えの方はこちらからご登録ください。)

 

■外資系製薬会社とは?

「外資系企業」とは資本の1/3以上が外国法人・外国人の出資である企業のことを指し、外資系製薬会社はその出資により成り立っています。

製薬業界ではグローバルでボーダレスなビジネス環境における競争が激化しています。世界3位の市場規模を誇る日本市場で、豊富な資金力・開発力・人材力を元にグローバル大手製薬メーカーがこれまで以上に存在感を高めています。主に米国・欧州に本社を置く外資系製薬会社は、日本法人では非臨床、臨床開発・医薬品製造・メディカルアフェアーズ・マーケティング・医薬情報提供などの役割を主に担います。2018年に起きた武田薬品工業によるシャイアー買収に象徴されるとおり、グローバルマーケットにおける大手日系メーカーの外資系製薬会社を意識した組織づくり・戦略転換が、より進んでいくと考えられます。

 

■外資系製薬会社の業務内容

先述した通り、製薬会社の中には様々な職種が存在します。それぞれの業務内容を詳しくみてみましょう。

☑マーケティング Marketing

外資系製薬会社でのMarketingは、Product Manager (Brand Manager)、New Product Planning、Digital Marketingなど様々な役割があります。

 

☑コマーシャルエクセレンス Commercial Excellence

各疾患領域に置かれているBusiness Unit(SalesとMarketingを統括)とは別部門としておかれることが多く、Market Research、Business Intelligence、Sales Analytics、Strategic Planning、Sales Force Effectiveness (SFE) などの様々な役割があります。

 

☑マーケットアクセス Market Access

患者の医薬品へのアクセス可能性を最大化させるための戦略とアプローチを統括する部門で、Market Access Strategy、Pricing(薬価交渉担当者)HEOR / HTA(医療経済担当者)、Patient Advocacy(疾患啓発など)、Government Affairs(政策提言)など様々な役割があります。中にはMPH(公衆衛生学修士)を修了された方が活躍しています。

 

☑ビジネスディベロップメント Business Development

プロダクトポートフォリオマネジメントの観点で企業の戦略を担うポジションで、ラインセンス・イン、ライセンス・アウト、アライアンスマネジメントなどの役割があります。

 

☑研究開発職

研究開発職の中には大きく「研究部門」と「開発部門」に大別されます。「研究部門」は生物学やゲノム学、薬理学などあらゆる分野の研究をベースとして病気や怪我の予防・治療に効果のありそうな薬の成分を見つけ出し、新薬を作り出す部門です。「開発部門」では研究部門の試験管や動物実験によって効果が確認された新薬の臨床試験を行い、厚生労働省への承認申請に必要なデータを集め、新薬の有効性や安全性を厳しくチェックする部門ですが、近年外資系製薬企業の研究所閉鎖・撤退が相次いでいるのが現状です。

また、厳密な意味で「研究開発」には含まれませんが、本項では、品質や薬事といった職種にも触れて参ります。

 

☑メディカルアフェアー Medical Affairs

適正使用促進活動の一環として、国内外のKOLとの良好な関係構築をすることを目的とし、医薬・薬学情報収集・提供・議論、製品のライフサイクル戦略への関与、MRへの医学・科学的教育支援、各種講演会の企画などを行います。

 

☑開発薬事

医薬品製造・販売に向けた、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構からの承認を得るべく、申請資料作成・レビュー、新薬開発・申請戦略の立案、関係各機構との折衝を行う業務です

 

☑ファーマコビジランス

治験薬や市販薬の安全性に関する情報を収集、副作用に関する調査・報告を経て、治験品の製造販売承認取得と、上司品の適性使用を推進する業務です。

 

☑研究職

研究職の中には大きく「研究部門」と「開発部門」の2つの部門があると言えます。「研究部門」は生物学やゲノム学、薬理学などあらゆる分野の研究をベースとして病気や怪我の予防・治療に効果のありそうな薬の成分を見つけ出し、新薬を作り出す部門です。「開発部門」では研究部門の試験管や動物実験によって効果が確認された新薬の臨床試験を行い、厚生労働省への承認申請に必要なデータを集め、新薬の有効性や安全性を厳しくチェックする部門です。

 

☑MR

MR(Medical Representatives)は、日本語では「医療情報担当者」といった呼ばれ方をし、医薬品のスペシャリストとして医療現場に情報を提供する仕事です。あらゆる医薬品の情報を取り扱い、医師や看護師などを含む医療現場に正しく伝えることが主な業務です。情報を提供するだけでなく、医療現場と関わりながら医薬品の副作用に関する情報を吸い出し報告したり、セールスも責任を持って行うためMRは製薬会社特有の営業職であると言えるでしょう。

外資系製薬会社の業務内容は日系製薬会社と比べて全体的に明確であることが多いようです。個人の専門性やスキルが重視され、入社時から求められる職務内容も明確で、要求されるスキルもそれぞれの個人にしかないものです。プレッシャーも大きいかもしれませんがその分やりがいを感じることのできる職場であると言えます。

 

 

■外資系製薬会社の年収は?

IT業界・金融業界とともに給与水準が高いのが、外資系製薬会社です。特に昨今のトレンドとして、スペシャリティ・レアディジーズ領域におけるバイオロジック製剤を手掛ける外資系製薬会社において、優秀な人材を獲得するために、マーケット水準以上の待遇オファーをしたり、RSU(制限付き株)といわれるロングタームインセンティブが別途付与されることがあります。役職により年収は異なりますが、以下のような水準となります。

 

☑Senior Specialist        700~1000万円

☑Manager        900~1400万円

☑Director          1400~2000万円

☑Vice President / Business Unit Head           2000~4000万円

 

※ストックオプション/RSU

企業によっては、特に小規模の企業において役職に関わらず入社時から付与される企業もあります。

 

■外資系製薬会社のキャリアパス

外資系製薬会社に務めた場合、それ以降のキャリアパスはどのようになってくるのでしょうか。先述した職種のいつくかを例に考えてみましょう。ある外資系製薬会社で各職種で3〜5年程度経験した上で、環境や待遇に変化を求めている。そんな時の選択肢をいくつかあげてみます。

☑マーケティングからのキャリアアップ

上記でご紹介したCommercial Excellenceや、Market Accessなどの部門に異動してご活躍される方もおられますが、マーケティングとして部下を持つグループマネージャー、ディレクターへステップアップされる方もいます。
中には海外へ短期間赴任し、日本に戻ってくるタイミングで更に役職を上げるステップを踏まれる方もいますし、その後、BU/Franchise HeadとしてP/L責任を持ち、営業・マーケティングを統括する立場でご活躍される方もいます。

 

☑R&Dからのキャリアアップ

CRA(モニター)としてキャリアを開始された方は、その後Lead CRAやTrial Manager、その後Project Managerなどを経てClinical Directorになられるパターンと、途中から開発薬事やファーマコビジランスへ移られるパターンに大別されます。

一方、生産本部(工場)配属の方は、製造管理を経て品質管理、その後本社で品質保証を担当したり、CMC薬事を担当したりするパターンが多く見られます。

研究職の方々は、研究所内での昇進が難しくなってきた状況を受け、バイオベンチャーへ転職されたり、Medical Affairs、事業開発部門へ転身されたりするパターンが見受けられるようになりました。

 

☑MRからのキャリアアップ

MRのままステップアップを目指す場合、これまで担当されていたプライマリーケアからアンメットニーズの高いスペシャリティケア製品を担当することで専門性を上げるか、営業所長、支店長と昇格し、営業部門を統括していく立場へステップアップされるケースもあります。

また、本社への異動であればMRとして実績を残した後に、営業企画、教育研修、プロダクトマーケティング、デジタルマーケティング担当としてステップアップされるケースもあります。

 

■主要な外資系製薬会社

ここでは、代表的な外資系製薬会社をいくつかご紹介します。

 

☑ファイザー株式会社(pfizer)

ファイザー株式会社は新薬の研究開発へと取り組んでいる外資系製薬会社の1つです。2016年の世界医薬品売上高ランキングではトップを飾っています。外資系でありながら日本で60年以上に渡り渡り活動しているため、日本的なやり方となっている部分も多いようです。「全ての人々と一緒により健康な世界の実現を目指していきたい」と企業理念を掲げており、世界でトップを争う製薬会社で働きたい方にオススメです。

 

☑中外製薬株式会社

中外製薬株式会社は革新的な医療品とサービスを提供している製薬会社で、日本だけでなく世界中の人々の健康に貢献しています。徹底した革新を追求する姿勢を表しているほか、豊富な開発パイプラインを有しているなどの強みもあり、グローバルに飛躍し続けているので将来的にも世界で戦っていける製薬会社と言えるでしょう。

 

☑ノバルティスファーマ株式会社(novartis)

ノバルティスファーマ株式会社はスイスに本社を構える世界的なリーディングカンパニーです。循環器や代謝、呼吸器などあらゆる領域の医薬品の開発や販売を行なっています。2016年の世界医薬品売上高ランキングではファイザーに次ぐ2位に位置しています。教育体制がしっかりと整えられていたり社員のモチベーションをあげる制度が用意されているという特徴があり、社員にとって働きやすい環境が整っていることも強みであると言えます。

 

☑MSD株式会社

MSD株式会社は医療用医薬品やワクチンを開発・販売する製薬会社です。長期間にわたって革新的な新薬の研究や開発に携わっており、「人のために挑戦し続けていく」という企業理念を掲げています。MSD株式会社の医薬品提供への思いは創業当初から変わらず受け継がれていて、今後の医薬品業界を担い続ける存在であると言えるでしょう。



■外資系製薬会社への転職方法

外資系製薬会社への転職方法としては主に以下の3パターンが考えられます。

☑他業界からの転職

他業界から外資系製薬会社への転職となると、上記でご紹介したポジションのほとんどは同業でのご経験を求めるものとなっており、ハードルは高くなります。一方で、一部の職種に関して他業界からの転職も可能となります。

≪転職成功事例≫

  • 戦略コンサルタント
    開発戦略、営業戦略、Go To Market戦略、薬価戦略、ポートフォリオ戦略などの見直しを進める製薬会社が多く、戦略思考・フレームワーク・クロスファンクショナルなプロジェクトマネジメント経験に秀でる戦略コンサルティングファーム出身者が、コマーシャルエクセレンス/ビジネスインテリジェンス/マーケットリサーチ等のポジションに転職されるケースが増えています。
     
  • MBA / MPH
    特に海外のハイレベルなMBA/MPH(公衆衛生)修士課程等を修了されて帰国され、外資系製薬会社のMarket Access部門(Pricing, HEORなど)にご転職される方もいれば、中にはリーダーシッププログラムに選定される、若手優秀タレント転職例も多数見受けられます。
     
  • デジタルマーケティング Digital Marketing
    製薬業界のデジタル戦略は規制に厳しさもあり他の業界に比べ遅れを取っている状況ですが、近年デジタルマーケティングの部署を立ち上げ、拡大している企業が増えており、B2C業界などで経験を積んだ方が、製薬業界で先駆者として転職をし、ご活躍されているケースもあります。
     
  • 食品や化粧品業界での品質保証
    より専門性を上げたい、給与を上げたいという方で食品や化粧品業界での品質保証経験を生かし、医療用医薬品の品質保証として転身される方もいます。

 

☑日系製薬会社からの転職

日系製薬会社からの転職は、「個人の経験・スキル」によりキャリアアップが可能ですが、外資系製薬会社ではビジネスレベル以上の英語力を求めることも多く、それも求人により異なります。外資系製薬会社の方が細分化され専門性も高く、年収アップも期待できます。

 

☑外資系製薬会社からの転職

経験・スキルを生かして、年収アップ・役職アップを実現される方もいます。

また、これまで扱ったことのない製品(希少疾患、抗がん剤、生物学的製剤など)を扱いたいということで更なるキャリアアップを目指してご転職されるケースも増えてきました。

 

■外資系製薬会社でのキャリアをお考えの方へ

今回の記事では外資系製薬会社の特徴や業務内容、代表的な会社やキャリアパスなどを俯瞰的に見てきました。役割に応じて様々なポジションがあり、高度な専門性やスキルが求められます。逆に言うと、そのような強みを持っている方は転職によって年収アップやスキルアップへ繋がる可能性が大いに存在します。

 

 

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※参照 外資系製薬業界の求人・年収 | 外資系企業転職ランキング.com